華藤えれなのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
あなたの夢をなんでも叶えてあげる
東欧でひっそり獣医師として働く十和のもとに現れた採用希望の青年ラディクはIQ200の頭脳と神秘的な美貌の持ち主。なのにチョコの食べ方やシャワーやキスも知らない謎めいた男だった。「貴方が好き」と溺愛してくる一途さと優しい愛に癒され、新婚のような日々を送るが、時折見せる淋しげな瞳に不安も。実は彼は十和への恋のため、狼王子の立場を捨て、死神と契約を交わし人間になった狼だった。何も知らず彼を愛し始めていた十和は…!?
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yoco先生の素敵な表紙に惹かれて購入しました。
あとがきを読むまで気が付かなかったのですが、何とこの作品、シリーズもの(第三作目)だそうで(^^;)
最後まで気が付かなかったくらいなので、他のシリーズを読んでいなくてもおそらく問題なく楽しめるかと思いますが、読んでいた方がより楽しめただろうな、と思いました。
狼として生まれた攻めが人間に恋をし、代償を支払って条件付きで人間になるという人魚姫を彷彿とさせるお伽話のようなストーリーでしたが、攻めがあまり好みじゃなかったので、残念ながら読んでて萌えるような事はあんまり無かったです。
決して楽しめなかった訳じゃないけど、読み返す事はないだろうな、というのが読み終わった後の率直な感想です。
好きな相手にはどこまでも一途で尽くしたがりな年下ワンコ攻めが好きな人には当たりかもしれませんが、私はワンコ攻めにそれほど興味がないのと、何より攻めのキャラがいまいち掴みづらくあまり魅力を感じられなかったので、これは私の趣味じゃないな、と思いました。
特に私は攻めでも受けでも自分の好みじゃないと分かると読書意欲が半減してしまうタイプなので、こちらの作品も読み終えるまでに少し時間がかかってしまい…(^^;)
ですが物語の後半、ラストにかけての展開はなかなか面白く、特に湖のシーンはとても印象的に残りました。
愛を誓おうとする受けを愛故に拒絶し、別れを告げてその場から消えようとする攻めに、受けが「一緒に逝く、連れていくんだ、バカ狼」と感情をぶつけるシーンは受けの本気度具合が伝わって来てグッときましたし、もしかしてここへ来てメリバか!?とハラハラしながら読んだので、最後はしっかりハッピーエンドで安心しました。
その後読んだ特典の小冊子でやはり攻めはあまり好きになれないな、と改めて実感してしまったのですが、CPや世界観が趣味に合えばとても楽しめる作品だと思いますので、ワンコ攻めやもモフモフがお好きな方は是非。
因みに、yoco先生のイラストは作品のお伽話のような雰囲気に非常によく合っており、挿絵もとても素敵だったので満足です(^^) -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
麻薬捜査官の依吹は、思春期の頃から雨の夜決まって見る夢があった。
それはベッドに忍び込んでくる黒い虎に犯される淫夢。
首筋を舐められ身体は火照り、獣に貫かれ悦び果てる。
目覚めても生々しい残り香につい自らを慰めてしまう。
見たこともない虎なのに…。
だが潜入捜査のためブエノスアイレスに飛んだ依吹はターゲットのマフィア・レックスを見た瞬間、黒い虎の気配を感じ身体の奥から溢れる疼きに襲われて──!?
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表紙の雰囲気とあらすじに惹かれて購入したのですが、自分が思ってたのとは違うお話でした。
まず、予想以上にファンタジー色強めなお話で吃驚。
まさか受けまで人間じゃないとは思わなかったです(笑)
面白くなかった訳じゃないのですが、自分の好みからは微妙に外れた感じ…。
とりあえず、作者さんのアルゼンチン愛はしっかりと伝わりました(笑)
正直、何度も出て来るタンゴの描写は途中からしつこく感じる程で、作者さんがアルゼンチンが大好きなのは分かるのですが、大好き過ぎて全体的にくどくなっているといった印象でした。
また、説明要素が多く、読んでいて引っ掛かる部分が割と頻繁にあったのもマイナスポイントの一つです。
人虎一族の歴史や虎王の特殊能力、敵対組織との関係などなど…後半に進むにつれて説明文が多くなっていき、段々訳が分からなくなっていきます。(私のおつむの問題もあるのかもしれませんが…笑)
てっきり傲慢攻めだと思っていたレックスが思いのほか健気で一途だったのはギャップがあって良かったですし、受けの記憶が簡単には戻らないのも、徐々に謎に迫って行くストーリーも読み応えが感じられて良かったのですが、神父の目の前でセックスして受けの記憶を無理矢理戻させて以降の展開は正直、私には付いて行けませんでした。
そもそも神父の目の前でセックスする意味が私にはよく分からなかったし、それからラストにかけての展開が色々と唐突過ぎて最後の最後でチープな印象になってしまった感じ。
しかも物語のクライマックスという大事な部分で神父の台詞が二重になっててあきらかにおかしい部分もあるし、何だこれ??って感じです(^^;)
先述した通り、良い所もちゃんとあるのですが、いかんせん好きな物を盛り込み過ぎてる上に最後は駆け足気味に終わらせているので個人的には純粋に面白かったとは言えない作品でした。
何て言うか、これを一冊で終わらせるには無理があったんじゃないかなぁ…と。
せめて上下巻に分けるとかしてもう少し展開をじっくり進めれば、まだ良かったのかもしれないな、と思いました。 -
Posted by ブクログ
タンゴって、エロいんだね!!華藤先生のタンゴのシーンがエロい!そこに小山田あみ先生のイラストがのると、もうエロエロ!(笑)
マフィアNo.2の男×マトリの男
モフモフと再会モノとマフィアと音楽と色んな要素てんこ盛りで楽しかった〜
一途な攻め、いいっ!本当にレックスの想いが知れば知るほど切なくて、だからこそ、依吹と想いが通じて良かったなぁと(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
◯◯◯モフモフは初めてだった!あってもいいよね、そうだよね!
あの……先生がどっちにするか最後まで迷われたのかな?という文章が二重になってのってましたけど、あそこ、どした?(笑)BLには校閲ガール付かないんだなぁ、とちと哀しみ( ͡° ͜ʖ ͡°) -
購入済み
ぴくぴくお使い狐 幸せになりま
華藤先生の作品では珍しいかな?ファンタジーで
夢みたいな奇跡がおこって。
小夏が可愛くていじらしくて何度も(涙)(涙)しましたが最後はhappyendです
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Posted by ブクログ
金髪碧眼のフランス人青年貴族イレール×冤罪で逮捕され濡れ衣を晴らそうと脱獄した眼鏡和風美人で元医師の桐矢。
南仏を舞台にした、コテコテのHQ級すれ違いものでした。
イレールが桁外れにリッチでハイソサエティな男なので、まず全体的なスケールの大きさに目を奪われてしまいました。
桐矢がイレールによって監禁された場所が、切り立った断崖の上に建てられているけど夢のように美しい古城で。
それ復讐になるんでしょうか?と思わずツッコミました。
イレールは、桐矢のことを許せずに鬼畜に監禁陵辱してしまうので最初は酷いなと思いました。桐矢も桐矢で、身分差や互いのかけ離れた立場から自分の恋心に素直になれず、拒絶してしまって焦れ焦れさせられていた上に、イレールの誤解でさらに焦れ焦れがアップ。
でも本当のことは信じてもらえなくて、嘘ばかり信じ込まれてしまった桐矢の辛くて悲しい心中を思うと、不憫で仕方なかったです。
桐矢には次から次へと精神的にも身体的にもヘビーな危機が襲い掛かり、最後の最後のギリギリまで心配させられました。
…ただ、その分しっかり胸のすくようなラストが控えていて、最後はおおいにスッキリしました。文句なかったですww
エロ的にも愛した相手に裏切られた未練が感じられる鬼畜攻だったので、まだ甘い方。それより、監禁陵辱で目覚めちゃった桐矢の方が以後大化けしそうで気になりました。
本編では描かれていなかったイレールの胸中はどんなものだったのか、特典ペーパーには描かれているんでしょうか?読んでいないので興味津々です。
そして裏版のカジノ王の方のダークエロスも、ぜひ読んでみたいです。 -
購入済み
カリビアンハーレム??
華藤えれな作品の異国情緒に浸れる情景描写がとても好きなんですが、今回はクルーザーがメインなせいか、架空の国だからか、カリビアンな感じは全くしませんでした。
異国情緒は異国情緒なんですが、1国ではなく多国籍な印象です。
ストーリーは纏まりよく楽しめましたが、攻め視点やその後がもっと見たかったです。
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購入済み
オススメです。
切なくて甘いストーリーでした。
純真無垢タイプの受けは基本大嫌いなのですが、華藤えれな作品なので手に取りました。
ただの御都合主義な純真無垢で終わらない魅力的な受けだったのが嬉しい誤算でした。
今回は華藤えれな作品の中でもエロ重視よりストーリー重視な傾向が強く、心理描写が丁寧でした。
そういった作品が好きな方にはオススメです。
エンタメ部分はどう収集をつけるのか最後まで分からりません。お楽しみにください。
ただ。惜しむらくは特別編。
完全にスピンオフの前ふりですね。
本編CP全く出てきません。
次作の1章をつっこんだ感じであざとい。
たぶん担当者の指示でしょうが、読者としては次作宣伝より本編CPが読みたかったです。
華藤えれな作品好きなんですが、スピンオフを睨んで本編CPを蔑ろにするあざといものがチラホラあります。
あまり良い編集担当ついてないんですかね?
今回は本編事態はスピンオフ臭なかったのに特別編が残念なので星マイナス1で。 -
Posted by ブクログ
タイトルや帯から想像するのとは違って、気品ある官能BLでした。…もっと鬼畜外道えろだと思ったら何のことはない、旅心を思いっきりそそられるいつもの異国情緒あふれるラブロマンです。
ベネチアも「ベニスに死す」もマーラーも大好きなので、音楽が脳内に再生されて、街の情景がありありと目に浮かぶような、甘美な世界観に浸りきりました。
天才ピアニストで従弟の冬威×音大生でチェリストの朔真。
朔真の車が事故を起こし、その車に乗っていた冬威は演奏家としての致命的な怪我を負ってしまいます。
ずっと冬威のことを密かに想い続けていた朔真は、言われるまま償いのために何もかも捨てて彼の前に身を投げ出すことに。
言わば愛憎劇です。朔真は、生い立ちのせいで自分よりも周囲を優先して気を使うような人生を送ってきていて、健気なとこを見せまいとちょっと悪ぶったりして意固地な性格です。
なので、年下でまだ未熟なところもいっぱいな冬威には朔真の本心が見えず、なかなか真実が見極められなくて、あれこれ勘ぐってぐるぐるしてしまったんでしょうね…
なにより潤一郎が酷すぎる男でした。自己中の極み!自分がしたことで、どれだけ朔真が傷ついたか理解しているんでしょうかね?まあ、彼もまた苦しんで傷ついてきたわけだし、彼なりに朔真への気持ちもあったようですしね…彼には複雑な心境にさせられました。
思ったほどSMでも鬼畜な展開でもなく、あとがきにあるとおり「素直になれないつっぱった受の押し売りのような償い行為に、ヘタれた純情攻が押し切られて仕方なく監禁・飼育」という内容だったようなww
いえいえ、悪くありませんでした!ちゃんと防音ルームでめきめきとチェロの腕前を上げていましたから!!
チェロってすごく官能的な楽器だったんですね。これから聴く時には妄想力が入りそうです。
最後に冬威視点で彼の本音がきちんと伝わってきたのが安心できて、またよかったです。
小山田センセのイラストも華麗でステキでした。