安西水丸のレビュー一覧

  • ひさしぶりの海苔弁

    Posted by ブクログ

    平松洋子と言えば毒舌書評だが、料理・食事にもそれなりに造詣の深い人らしく、週刊文春に連載した食エッセイをまとめた一冊。しかし、書評ほどのキレも深みもなく、凡庸。まあ、もともと週刊誌の埋め草連載だしな。

    0
    2023年01月27日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    人生初エッセイは、最近ハマっている村上春樹から。物語でなくとも、これといったテーマがなくとも、この人の文章はなかなか面白い。初めてエッセイというジャンルを読んだが、物語とも論説とも違って、著者の人生観に、文章を通して(直接的に登場人物を介在せず)迫れるということは、人生の先輩から色々と非日常的な物事等を学べるので非常に価値があると思った。またエッセイにもぜひチャレンジしたい。

    0
    2022年09月13日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    結婚式場と小岩井農場が頭に入ってきた。

    結婚式2時間半で300万か〜高いなー
    こういうものにコスパとか考えちゃいけないんだろうな
    まだ結婚は先だから分からないな

    小岩井農場。
    経済動物という言葉を初めて目にした。
    残酷だけど、現実。
    見たくない部分を見ないことは贅沢だ。

    自分も釣りをしているのだから、魚を殺して食べる
    だけど、大きい動物には情がわくのは何故だろう

    0
    2022年08月20日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    疲れて頭がぼーっとしてる時でも
    読めてしまうのは
    文章が明快で
    読みやすいからだろうか?
    村上春樹すごいなと思う
    大誠堂書店(一宮市)にて購入

    0
    2022年07月20日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    相変わらずくだらない笑

    しかしながら、うちの親族も太ってるなあ………わたしもしっかり根性を入れて運動と食事の節制に励も。

    0
    2022年06月28日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    広告用の超短編を集めた作品。その昔読んだことがあるのかな。

    ラストの『夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について』は何となく聞き覚えがある。
    「あなたはどれくらい私のことを好き?」と聞かれて、「夜中の汽笛くらい」と答え、少女が黙って話の続きを待っている場面がなんか良い。

    0
    2022年05月14日
  • あじフライを有楽町で

    Posted by ブクログ

    ドラマ『孤独のグルメ』で
    ゴローさんも美味しそうに食べてたなぁ、あじフライ。
    平松さんが食べたお店(東京交通会館のキッチン大正軒)
    他の揚げものも全部美味しそう!

    前巻の続き?で「海苔弁アンケート」なんてのも。
    私なら「すきな海苔弁のおかず」は
    ちくわの磯辺揚げと回答するね。

    他にも、これまた前回の
    「なすは肉でした」発言に匹敵する「鶏肉は魚でした」
    新幹線で持ち寄りランチを開く「おばちゃんの実力」
    手作り感が満載の「いちじく祭り」
    「わたしの柚子仕事」など
    仕事帰りに読むには空腹感を倍増させる
    楽しい1冊でした。

    …本文とは関係ないけど、挿絵を書いてくれてる人が
    谷口ジローさんに続き

    0
    2022年04月10日
  • ひさしぶりの海苔弁

    Posted by ブクログ

    「週刊文春」連載のエッセイに
    今回は安西水丸さんの挿絵つき。
    この大胆な表紙の装丁よ!

    海苔弁の思い出といえば
    私にとっては「バイトの昼飯」だわ。
    ファストフードでバイトしてて
    昼は米のメシが食べたかった(笑)

    魔が差して入ってしまわはった
    高級紅茶店はもしや右京さんご愛用のあの店?
    高いと思ったら意外に安い…と思ったら
    グラム単位の価格でやっぱり高かった!
    あたふたする平松さんが可愛い。

    他にも「なすは肉でした」とか
    「あぶない三つ巴」や「ニッキは冬の香り」など
    タイトルだけ並べても楽しい
    あいかわらずの食欲倍増エッセイでした。

    0
    2022年04月10日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    一九八四年六月から雑誌CLASSYに連載されていた村上春樹エッセイ。安西水丸の挿絵付き。村上さん三十五歳くらい。バブル崩壊前だし(?)女性誌だし(?)めっちゃ軽い。「こういうことをする女の子って僕はセクシーだと思う」「こういうとき、ハルキさんたらかわいい、なんて若い女の子が言ってくれるならいいものだけど」など、女の子気にしすぎ!というものもあれば、ユーモアあふれる表現にクスッと笑っちゃうような箇所もある。ちょいエロでおしゃれなスカしたおじさんといった芸風のエッセイにいろんな感想を抱いたところで、安西水丸の見開きドーンの明るい絵が飛び込んでくるところがすばらしかった。

    0
    2022年02月20日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    昭和61年12月20日 発行 文庫の初版かな 再読

    画集が嫌なイラストレーターと、エッセイ集が恥ずかしい小説家の相乗り本。
    「蛍•納屋を焼く」の中で、象工場が出てきて気になり確認。A DAY in THE LIFE で象工場への出勤風景が描かれている。数ページだけど。

    エッセイというには虚構っぽい。小説っていうには散文っぽい。大人の絵本。ちょっと、どこかの待合室とかにあったら嬉しい感じ。

    0
    2021年12月16日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    村上春樹の超短篇小説。
    シュールで意味わからないものもあれば、くすっと笑えるものも様々。
    意味あるように見えて意味ない感じがよい。
    気軽にすっと1日で読めちゃう。気分良くなる。
    ・スパナ「そりゃ、ま、そうだろうけど。」
    ・ビール、多面性。わかる。
    ・能率のいい竹馬、タイトルが好き
    ・動物園「そろそろペルソナの交換やらない?」
    ・インド屋さん「そろそろインド屋さんが来るころかしらねえ」
    ・夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について
    「あなたはどれくらい私のことを好き?」「夜中の汽笛くらい」

    0
    2021年09月20日
  • ひさしぶりの海苔弁

    Posted by ブクログ

    平松洋子の食べ物エッセイ、信頼度堅し。
    水丸氏の洒脱なイラストレーションの抜け感との絶妙なバランスが良い。
    食に手を抜かない人生って絶対得だよな。

    0
    2021年06月29日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ランゲルハンス島の午後。一度きいたら耳から離れなくなるようなタイトルだと思う。きっとそこは春の匂いがして、あたたかで、遠くどこまでも海が広がる場所。
    小さくはあるが確固とした幸せのひとつ(小確幸)。ホテルから見下ろせる女子高生の遅刻。地図を描くのが大好きな村上さんにいつか地図を描いてもらいたい。
    安西水丸さんによるカラフルな挿画がとても鮮やか。物が散らばったままの机上のイラストは、主が席を外してからのままずいぶん時が経ってしまったかのような寂寥感がある。”不在”を強く感じさせる。

    0
    2021年05月31日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    見開き1ページ×25話のイラスト入りでとても読みやすいエッセイ。30年以上前のCLASSYで連載していたとのことで、テーマが買い物だったり、オフィスだったり、たしかに女性がとっつきやすいテーマが多いかもしれません。
    そしてタイトルの「ランゲルハンス島」について知ったときに唸ってしまいました。そんなタイトル誰も思い付かない。さすが村上春樹です。

    0
    2021年05月24日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    CDの凸凹の幅を砂粒の大きさ(0.5mm)とすると、ディスクの幅はホームベース〜外野フェンス(120m)くらい(千倍の世界)

    0
    2021年04月19日
  • ひさしぶりの海苔弁

    Posted by ブクログ

    ごはんが美味しそうに感じられる本!これを読むと、自炊も俄然やる気が出てくる。
    なので今度の週末は、卵焼き、焼き魚、きんぴら、ほうれん草のごま和えを入れたのり弁作って、近くの山でランチしよう。

    あとはぱらぱらと。
    わたしはミニカレー断然賛成派
    目玉焼きへのこだわりは、同じく皆無
    ビアガーデンじゃなくていいから、ジンギスカンと冷え冷えビールで乾杯したーい!

    0
    2021年04月13日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ中で一番とがっている頃の村上春樹。
    らしさは健在。

    生活スタイルは自分でつくるもの

    2021.4.5

    0
    2021年04月06日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    クスクス笑いながら気楽に読める短編ばかりだった。
    ユーモアがあふれていた。
    ユルイお話に、ユルイ絵がマッチしていた。




    2000.4.11
    ものすごく読後がふわっとなる感じがした。うまく言えないけれど。シュールなんだけれど、ありそう、でない、意味もない、みたいで、やっぱない、という不思議な感じ。ともかく気に入った。言葉の使い方が絶妙だ。

    0
    2020年09月22日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    当時の世の中の空気や流行りごとがわからないので、共感のモテない話題も今の世の中で暮らしていると思うのだけど、人の本質は変わらないなあという部分も多い。

    0
    2020年07月19日
  • あじフライを有楽町で

    Posted by ブクログ

    あじフライ美味しそう…有楽町に食べに行きたい…解説の「平松さんの喰らうという行為や、出てくる食材には、物語が詰まっている」の言葉の通りの本。
    こんなにいろんなエピソードがあってすごいなぁ。
    食べる楽しみを本当に大切に、というか、もう人生の中心に据えているんだろうな。

    0
    2020年04月21日