『かたみ歌』の続編ということで期待して読んだけど。。。
『かたみ歌』を読んだのは2008年。もう7年も経つとすっかり話は忘れちゃってます。でも、舞台も違えば(商店街と団地)登場人物も違うようで、同年代(昭和)を描いた事と、タイトルくらいでしょうか。
朱川さんと言えばどうしてもノスタルジックなソフトホラーというイメージなのですが、どうも私にとって当たりはずれのある作家さんらしく。この作品も私の世代としてはノスタルジーは強く感じ、そこは良いのですが、人物の心象などがどこか説明的な気がして、情緒として伝わってこないような気がします。