朱川湊人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
朱川さんと言うとノスタルジック・ホラーですが。。。。
オゾンホール拡大を抑える薬剤が夕焼けを失くしてしまうという設定はSFめいています。しかし、SFにしては説明が中途半端でむしろ不信感だけが残ります。(もちろん嘘で良いので)きっちり説明するか、いっそ全く説明しないほう良いのに。。。
文庫新刊で「へ〜、こんな方向も模索してるんだ」などと思いながら読んでいたのですが、どうもたどたどしさの様なものを感じます。変だなと思っていたら、初期の(と言っても『かたみ歌』と同時期ですが)作品だそうです。模索はしたけど引いた領域なのかもしれません。
そうした所を除いてしまえば、人物造形もまずまずですし、朱川さんら -
Posted by ブクログ
ネタバレオゾン層の破壊を食い止めるために散布された化学物質ウェアジゾンにより、
夕焼けが消えてしまうことになった世界を舞台とした近未来SF。
夕焼け関連の科学的設定以外はごく普通の現実と変わらないのでSFの印象は薄い。
ウェアジゾンを開発したアメリカ人科学者のテレサが、手放した娘に会うため偶然出会った小学生のトモルと共に横浜へ向かうロードムービー。
とてもひかれる設定で、「夕焼けがなくなる」ということから生まれるノスタルジックな空気は心地いいものの、物語自体は薄い。
テレサの人間性にも疑問があるし、
トモルは弟が事故死するきっかけを作ってしまったという過去を持つが、
それがまったく生きていなくて単 -
Posted by ブクログ
朱川さんと言えば、どこかノスタルジックなソフトホラー。
でも、これはホラーとは呼べそうもないですね。確かに幽霊は出てきたりするんですが。
朱川作品はちょっと暗く、どこか夕闇を感じさせる雰囲気の作品が多いのですが、この本に収められている作品は妙に明るいし。
面白くはあるのですが、何か足らない気がします。
表題の「本日、サービスデー」が一番面白いと思いますが、例えば荻原浩さんあたりも書きそうな雰囲気で、どうも朱川作品と言う気がしません。
朱川さんだからと言って、必ずしもノスタルジックでなければとか、ちょっと暗くなければという訳ではないのですが、色んな要素を取り除きすぎて、結果的に朱川さんの良さが