朱川湊人のレビュー一覧

  • 鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様

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    ネタバレ

    画家志望の功次郎は不思議な雰囲気を持つ画家の雪華と出会う。二人は死者により引き起こされた様々な事件に巻き込まれていくがー。おもしろかったです。タイトルに反してメインキャラは総じて男性の、女性向けの作品でした。功次郎の雪華への執着や、今なお男性に恋慕している雪華の友人の惣多、そのあまりの美しさにより男性同士の争いの原因になった三郎。話もどれも悲しいながらにとてもきれいで、すぐ続編の購入を検討するほどに気に入りました。死者の呼称「みれいじゃ」の響きも好き。良い作品でした。

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    2026年03月23日
  • 赤々煉恋

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    ネタバレ

    ここまでブラックな朱川さんははじめてでした。この作風、好きです。「アタシの、いちばん、ほしいもの」誰にも認識してもらえない、誰にも触れてもらえない。どこまでも虚しく、救いが全くない。「私はフランセス」愛する男に愛してもらうため、両腕を切断した女性がその半生を淡々と語る。一番印象に残りました。「いつか、静かの海に」月星人を育てる青年と、月星人の美しさに魅せられた少年。美しいはずのお姫様はどこか気持ち悪い。

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    2026年03月23日
  • 花まんま

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    複雑な人間関係をパートごとに異なる角度で題材にしており、生々しかった。人種差別によるいじめ、他者との差異によるいじめ等、決して許してはいけないと感じた。題材が複数個あって、伝えたいことが何なのかイマイチ分からなかった気もする。

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    2025年12月09日
  • 本からはじまる物語

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    好きな恩田陸さんが入っていたので思わず読んでみた。短いながらほっこりする感じのものが多くてよかった。

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    2025年11月13日
  • 花のたましい

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    花まんまの続編らしいが、肝心な花まんまの内容を覚えてない。
    でも充分楽しめた。どの話もどんよりと悲しい。

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    2025年11月03日
  • 花まんま

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    昭和30年代頃の大阪を舞台にした、子ども目線の短編集。

    「摩訶不思議」以外は全部切ない。

    わたしは、「トカピの夜」と「妖精生物」が好き。

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    2025年10月28日
  • 花まんま

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    ネタバレ

    昭和時代の大阪にタイムスリップしたような物語の書き方が印象深かった。

    やはり映画化した「花まんま」ももちろん面白かったが、個人的には「トカビの夜」「送りん婆」の話が好きだった。

    覚書用に一言ずつ感想を書いておこうと思う。
    「トカビの夜」
    チェンホが報われて良かった。
    「妖精生物」
    性的な魔物のような妖精生物にぞっとする。
    「摩訶不思議」
    大人の人間関係って子どもから見たらまさに摩訶不思議。
    「花まんま」
    繁田喜代美のお父さんが前を向けたらいいな。
    「送りん婆」
    死を自在にする力は人を外道に落としかねない。恐ろしい。
    「凍蝶」
    蝶のようなミワさん。幸せに

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    2025年10月23日
  • 花まんま

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    朱川湊人さんの作品をこの頃よく読むのと、花まんまの映画に興味があっため読む。花まんまの話はその中のひとつで、この短さで映画にどうなったのか、今度観てみようと思う。昭和3,40年代の大阪を舞台の不思議な物語。トカビの夜が一番良かった。凍蝶もそうだが、部落差別とは大人が作ったが、もちもろんその子供達にまで影響したというのが、何とも言えなく嫌な気持ちになる。トカビ…は、そんな国籍差別での悲劇を、ほんの少し穏やかな気持ちにさせてくれた。

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    2025年10月18日
  • 本からはじまる物語

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    作品紹介・あらすじ

    1話5分でわくわくできる、本にまつわる18のストーリー。

    森を飛びかう絵本をつかまえる狩人、ほしい本をすぐにそろえてくれる不思議な本屋、祖父がゆっくり本を読む理由、書店のバックヤードに隠された秘密……。
    青春、恋愛、時代小説から、ミステリにファンタジーまで、「本」と「本屋」をテーマに豪華執筆陣18名が集結! 本の世界の奥深さが短いお話の中にたっぷり詰まっています。1話5分でわくわくできてどこから読んでも面白い、本にまつわるショートショート・アンソロジー。

    *****

    本にまつわるショートショート18編を集めた短編集。
    僕は梨木果歩さんの作品目当てで購入。
    ホロリとさ

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    2025年10月05日
  • 都市伝説セピア

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    昨日公園は私の人生の中で
    結婚、妊娠、出産、育児と色々な時期にちょくちょく思い出します。
    なぜ思い出すのかはわかりませんが、それ程印象の強い話しでした。
    短編なので読みやすいです。
    他の話しは忘れてしまっているのでもう一度暇な時に読みたいなと思います。

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    2025年09月26日
  • 幸せのプチ

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    ネタバレ

    昭和の高度成長期から平成にかけて、都電が走る町を舞台に人間ドラマを描いた連作短編集。

    全体を通して、温かくおおらかな昭和の雰囲気が伝わってきて、どこか懐かしい気持ちになりました。
    失敗や後悔を乗り越えるストーリーが多く、救いはあるものの切なくも感じました。

    冒頭の「追憶のカスタネット通り」は、街の描写が細やかで、世界観がすっと頭に入ってきました。
    「やり直したい過去は誰にでもあるけれど、後悔の種は自分と関係なく進んでしまう」という作者の視点に、ハッとさせられました。

    一番心に響いたのは「オリオン座の怪人」です。
    優しい気持ちになるラストシーンが秀逸でした。
    「人間はコップにすぎない。おい

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    2025年09月25日
  • 花まんま

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    やや怖い不思議な話の短編集。
    どの作品にも「死」のジメジメ感がある。
    悪くはないけど、「すごくいいよ」とも私は言えない。

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    2025年09月21日
  • 太陽の村

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    中盤まではのめり込んで読めたけど、後半にかけてちょっと読み疲れるような展開。ツッコミというかおふざけというか、そういうものが増えてきて読み飛ばしたくなる感じ。内容としては愉快で面白い設定だなとは思った。

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    2025年07月17日
  • 花のたましい

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    『花まんま』からこちらのスピンオフに流れてきたのですが、ちょっとイメージが違いました。(映画では)ウイカ演じる駒子のキャラを掘り下げたお話で、面白くなくはないのですが、パンチが欠けるというか何というか。。

    4篇のうちでは「アネキ台風」が一番よかったかな。オチも秀逸でなるほど、と思いました。

    最後の「初恋忌」は、花まんまと同じ”生まれ変わり”的なお話でなかなか沁みました。

    「花まんま」の主人公なフミ子のスピンオフが出たら、是非、読みたいですね。

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    2025年07月29日
  • 花まんま

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    鈴木亮平さん、有村架純さん出演で映画化、しかも直木賞受賞作ということで、これは読むしかないでしょうとなりました。朱川湊人さんは初めましての作者さんでしたが、怖温かいという不思議なジャンルの書き手さんでした。

    怖温かいというのは、亡くなった友達が夜に遊びに来てくれる話とか、妖怪のような生き物を育てる話とか、戦後の復興の頃の古き良き日本の大阪の下町が舞台となっている、物暗い雰囲気の短編小説でした。

    タイトルとなった「花まんま」はその中の一つの話で、前世の記憶を持った少女が記憶を辿って、亡くなる前の家族に会いにいく話でした。暖かく、優しい話の一面と不気味さとか不思議さ、そして、大阪下町の物暗い雰

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    2025年07月07日
  • 花まんま

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    6編の短編小説。どれも不思議な話し。40年代のまだ差別や偏見や貧困が顕著だった頃。突然亡くなったおじさんに関わった3人の女性が出てくる「摩訶不思議」が面白くて、結局3人がなかよしになっちゃうのが人間味があってよかった。

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    2025年07月04日
  • 花まんま

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    表題作
    「花まんま」
    読後心温まるお話でした
    「凍蝶」
    差別の原因は書かれてないのですが
    彼の孤独を癒す存在の思い出
    生まれる場所は選べないけど
    主人公も彼女も幸せになっていて
    ほしいと思いました。。
    初めて手にした作家さん
    不思議な空気感の短編集でした

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    2025年06月28日
  • 白い部屋で月の歌を

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    ★3の下。

    もう夏真っ盛りっぽい暑さだしホラーいっときます。

    ・白い部屋で月の歌を
      怖いというより切なさが残るお話。
      除霊を生業とする一味に使われる主人公。
      月の歌を聴いてみたくなった。
      オチは今ひとつ。

    ・鉄柱(クロガネノミハシラ)
      怖いというより考えさせられるお話し。
      妙な田舎に左遷させられた主人公。
      「死ぬには良い日だ」という思想を体現する村。
      ホラー仕立ての小道具を除けばアリだと思うな。

    腹が弱いのでアイスとか控えてるんですが、今日は我慢できずにチョコモナカジャンボをパクついてしまった。
    皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。
    寒さより暑さ

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    2025年06月24日
  • 花のたましい

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    映画を見ておらず、花まんまも未読で読みました。
    ちょっとファンタジーな短編集。映画を見ていればもう少し入り込んで楽しめたかも。

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    2025年06月19日
  • 花のたましい

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    綺麗なつつじの表紙。似つかわしくない怖い作品も含めた4編。看護助手だった智美、こんなに率直に人に尽くせる人がいるだろうか?百舌鳥乃宮十六夜詣は、鳥と入れ替わる怖い話し。どれも面白く読んだ。

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    2025年06月12日