朱川湊人のレビュー一覧

  • 妖し

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    怪異をテーマに10人の作家が描く短編アンソロジー。

    豪華な顔ぶれです!
    怪異がテーマだけあって、ちょっと怖い話や不気味な話が多め。

    亡くなったお母さんの幽霊が現れる、窪美澄さんの「真珠星スピカ」
    室町時代が舞台の武川祐さんの「細川相模守清氏討死ノ事」
    の二作が好きでした。

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    2025年06月11日
  • 花まんま

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    読み終わって映画の予告編を観たら、原作にはないエピソードばかりでちょっとびっくり。そもそも、原作は”子供時代”の話なのに主演は鈴木亮平と有村架純、ということで。。

    Wikiによると朱川さんは「原作の世界を膨らませてくれた」と前向きに受け止めているようですが、それにしてもここまで”拡張”するのは原作の世界観保持の観点からどうなんでしょう?

    いずれ配信が始まったら映画も観てみたいと思います。

    2025/8/30(Sat)追記
    アマプラで映画版を視聴。涙腺崩壊でした。

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    2025年05月28日
  • 花まんま

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    有村架純ちゃんで映画化ってことで急いでよみました!不思議な世界感ホラー?奇妙な短編集
    小説では幼少期の話なんですね~これを膨らましに膨らまして感動の映画にしてるのかぁ~って思ったら、なんか全然違うやんって思えて来ちゃってさ、、、

    逆に得体の知れない生物に触れたら、ビクンって変な気持ちになっちゃう話とか印象に残ったけど、全体的に差別やイジメそっちばっかりでモヤモヤ

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    2025年05月13日
  • 満月ケチャップライス

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    【要約】
    兄妹と母が暮らす家庭に、突如として超能力を持つモヒカンの男が現れる。彼の登場によって、兄妹が抱えていた問題は解消され、平穏で幸福な日々が訪れるかに見えた。しかし、モヒカンの薬物購入や、宗教団体の存在が、次第に家族の運命に歪みをもたらしていく。

    【感想】
    謎の宗教団体が妹を取り込もうとする場面から、一気に物語に引き込まれ、物語から目が離せなくなった。本作は家族愛といった大仰なテーマを掲げているわけではないが、純粋な娯楽としての読書を存分に楽しめる一冊である。特に、作中の宗教団体が現実に存在する団体を想起させる点が、物語のリアリティを高めており、読み進めるごとに緊張感と期待が増していく

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    2025年04月16日
  • 花まんま 1話

    匿名

    無料版購入済み

    えー!!

    えー!!
    もしも家族の誰かが実は生まれ変わりだとかなんとかの告白をしたとしたら衝撃すぎて何も考えられないかも。

    #切ない

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    2025年04月11日
  • 白い部屋で月の歌を

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    『鉄柱』と二篇収録。
    表題作は表現が美しく、そして静か。ラストは残酷で哀しい。ホラー小説大賞短編賞受賞作。
    『鉄柱』の方が面白かった。「不幸は人を殺すが幸福もまた人を殺す」満足死とは…

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    2025年04月07日
  • わくらば日記

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    タイトル買い。

    自分の名前がタイトルになっていると勘違い。
    よく見れば、違う。

    しかし、何だか気になるので、購入。

    それなりに読ませる。短編で読みやすい。

    ノスタルジーという単語がピッタリな作品。

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    2025年04月06日
  • 妖し

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    米澤穂信、小池真理子が面白く、朱川湊人はそれなりに思いました。元々読んでいる作者が、結局好みということです。

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    2025年04月05日
  • 妖し

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    読書疲れしていたため久々の短編。朱川先生の短編が一番好き。上品な怖さの作品が多くて良かった。どの作品も長編で読んでみたくなる魅力があった

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    2024年12月18日
  • 妖し

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    ネタバレ

    10人の作家さんが描く怪異の短編アンソロジー。多種多様な怖い話。一体、どこからこんなアイデアが出てくるのかと驚きながら楽しみました。

    恩田陸『曇天の店』
    北陸の料理屋。開けてはいけない勝手口。フェーン現象がつれてくるカワケが人を狂わせる。ラストの夫婦の会話が不穏で、余韻たっぷりで終わる。

    米澤穂信『わたしキャベンディッシュ』
    バナナの種って貴重なんだなあ。シゲルはどんな味なのかしら。

    村山由佳『ANNIVERSARY』
    小2のときの儀式が35歳で効果を発揮?
    夫と息子と幸せに暮らしていたのに、少し違う世界で小2からやりなおし。新しい世界で新しい家族と幸せになっても、新旧、どちらも裏切って

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    2024年08月16日
  • スズメの事ム所 駆け出し探偵と下町の怪人たち

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    ネタバレ

    軽い感じで読み進められる連作短編集。でも実は根底に流れるのはいなくなった家族への想い。一つ一つの謎よりも、いなくなった弟が生きていてお兄ちゃんと遊びたがっている『かもしれない』っていうラストが何より衝撃的だった。

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    2024年08月13日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1

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    1994年~2011年の間に設けられていた、日本ホラー小説大賞・短編賞を受賞した作品を集めたアンソロジー。(自分にとっての)新しい作家に出会えることを期待して、手に取ってみた。

    収録されているのは、以下の5作品。
    ・小林泰三『玩具修理者』(1995年・第2回)
    ・沙藤一樹『D-ブリッジ・テープ』(1997年・第4回)
    ・朱川湊人『白い部屋で月の歌を』(2003年・第10回)
    ・森山東『お見世出し』(2004年・第11回)
    ・あせごのまん『余は如何にして服部ヒロシとなりしか』(2005年・第12回)

    『玩具修理者』のみ既読で他4作は初見だったが、一番面白かったのはやはり『玩具修理者』。テキス

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    2024年05月17日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1

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    表紙のインパクトにつられて読みました。
    有名な「玩具修理者」が読めたのが嬉しかった。
    純粋にホラーっぽく怖かったのは「お見世出し」かなあ。
    「余は如何にして〜」は、生理的に嫌な感じ。

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    2024年02月16日
  • 鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様

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    ネタバレ

    朱川湊人の新境地、今までの昭和レトロからちょっと遡って大正ロマン時代のホラー…と言うより幻想奇譚シリーズ。

    大傑作という感じではなく、まだアイドリングで温めてる状態かな。シリーズとしての土台を積んでる感じ。
    「みらいじゃ」を追うにしても、一話のような語り手たちの絵描きという特徴をもっと使いこんだ方がいいんじゃないかなぁ、と個人的には思うが、まだまだここからのシリーズらしいので楽しみにしておこう。

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    2024年01月31日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1

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    小林泰三の玩具修理者が突出して出来がいいと思う。ゾクゾクする恐怖でストーリーテリングも素晴らしい。他はスプラッターホラー要素が強くて、恐いというか生理的嫌悪感で恐怖感を煽るような所が気になる。

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    2024年01月13日
  • かたみ歌(新潮文庫)

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    昭和だ〜

    しかも“ゴリゴリ”の高度成長期
    「環境」なんて二の次、「チクロ」入りのお菓子を食べ、光化学スモッグの中で子供が育つ。
    道ではダンプカーか我が物顔で行き来し、白黒テレビからは、石坂浩二の「ウルトラQ」のナレーションが聞こえてくる。
    「これから30分、貴方の目は貴方の体を離れ……」

    そんな“怪しい”ノスタルジー香る連作短編集。

    もう一つのお楽しみとして、短編ごとに昭和の名曲?が幾つか入る。
    「紫陽花のころ」には布施明「シクラメンのかほり」(超有名)
    「夏の落とし文」にはドラマ「愛と死を見つめて」テーマソング(マニアックだけど大ヒット、マコ、甘えてばかりで……)
    「栞の恋」にはザ・タ

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    2023年09月11日
  • 白い部屋で月の歌を

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    ホラー文庫ですが、純粋なホラーではないかもですよね。
    タイトルの「白い部屋で月の歌を」は、少年を依代とした除霊を、心霊現象と現実的な人の汚さを並行して、どちらが除外されるべきかと問われる感じがしました。
    四角な白い部屋での、除霊の描写は、そんな感じかもしれないなと、朱川さん上手いなあと思いました。

    「鉄柱」
    これは、鉄柱ーミハシラー自体の恐ろしさというより、地方都市の片隅の一集落の閉鎖的な不可思議さに現実感のある恐怖感があると思いました。
    根本には朱川さんの優しさもあるなと思います。

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    2023年07月09日
  • 銀河に口笛

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    ネタバレ

    朱川湊人お得意のノスタルジック小説。SF気はあっても、ホラーっぽくないのがちょっと新鮮か?ただ、この手の小説は作者のものだけでなく、結構な弾数が出揃っていて、その中から抜け出しているくらいかというと、ちょっと疑問符。

    基本は王道のノスタルジック路線。中年にまで成長した語り手役が、少年時代を思い出し、主人公の不思議な少年や幼馴染の仲間と過ごした2年ほどの小学校時代を思い出す形式。

    小学生らしい冒険譚の中に、当時も現代にも顕在する困った問題、貧困やジェンダーやハラスメント、老人介護、交通事故等がテーマとして取り上げられている。

    主人公の反則禁じ手をもってしても、その場を収め離だけで安易に解決

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    2023年07月08日
  • かたみ歌(新潮文庫)

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    昭和40年代頃を中心にした時代、都電が走る下町のアーケード商店街がある街を舞台に、生と死の間を行き来する不思議な体験を軸にした連作短編の構成。

    昭和50年代に子供時代を過ごした自分からすると少し前の時代で、どんぴしゃノスタルジーを感じるには今一歩なのだが、人と人の距離が今よりも近かった素朴で小さな世界の雰囲気はよくわかるし、伝わってくる。

    ハートウォーミングな筆致の中に、人の世の業が織り成す、今となってはやや生々しく感じられる件りも所々に盛り込まれる。令和の時代の日本社会の深層にも生き続けるウェットな人間関係の負の側面を意識させられ、やや重く感じられたというのが正直な印象。

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    2023年06月30日
  • 白い部屋で月の歌を

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    怖かった度★★(最高が★5)

    ホラー克服のための「魁ホラー塾」の第三弾はおびのりさん推薦本『白い部屋で月の歌を』です

    第10回ホラー小説大賞の短編賞の受賞作品とのこと
    いやーさすがおびー、分かっとるな
    こういうことですよ
    徐々に馴らして行きたいんですよ!

    いきなりド本命を勧めてするんじゃないわよ!まったく
    ショック療法が失敗してもっと苦手になるやないか!

    ホラーとしてはなんというか、じゅわってくる感じでした
    表題作『白い部屋で〜』はなるほどそっちか!って感じですね
    ちょっとトリッキーな感じのオチは嫌いじゃないんですが、文章の感じがちょっと雑いというか
    作者が狙っているような空気感は出せ

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    2023年06月15日