朱川湊人のレビュー一覧

  • わくらば日記

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    星3.5って感じかな?
    お姉さんの持つ特殊能力が活躍する話だけど、ちょっと続きが気になるな。って感じ。
    お姉さんは、見ようとしないと見れないからいいけど、これ、勝手に見えるだったら辛いだろうね〜と思いつつ。

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    2022年02月09日
  • 妖し

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    ネタバレ


    短編集は知らなかった作家さんに出会えるのが楽しい。
    今回いちばんのお気に入りは村山由佳さんのANNIVERSARY。
    「俺が寂しいの」に不意にきゅんとしてしまった。
    話のあらすじとはズレちゃうけど、こんな旦那さんと結婚したいなあとしみじみ思いました。笑

    真珠星スピカはちょっとうるっと来たし、
    マイ、マイマイは思春期のムズムズ感を思い出したし、
    わたしキャベンディッシュはぞわっとした。

    一冊で色んな感情を引き出される本でした。

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    2021年10月24日
  • かたみ歌(新潮文庫)

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    ネタバレ

    商店街を舞台に短編がおさめられています。『栞の恋』が世にも奇妙な物語20周年スペシャル・秋〜人気作家共演編で堀北真希さんが印象的でした。切なくて不思議な恋のお話でした。

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    2021年10月09日
  • 白い部屋で月の歌を

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    こういった現実的な実生活の様子を舞台に、超現実的なテーマが進行するオカルトっぽい話は苦手なのですが驚きの展開が続き一気読みした表題作。

    そして、もう一つの作品、もしかしたらそんな集落があるかも知れない(実社会にはまあ無いだろうけれど、八つ墓村的なあるいはドラマ「トリック」的な可能性としては否定できないような)奇妙な地方都市の人々の社会を描いた「鉄柱」は主人公の女性問題から発展する恐怖かと思いきや、こちらの人生観を問われているかのように思えた。

    いずれにしても「わくらば〜」的な作品で親しんでいた私にとって、朱川さんってこういう作品も書くんだぁと驚きました。ー

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    2021年09月23日
  • わくらば日記

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    「あの時代は、物質的な豊かさが幸福感に直接繋がっていたからです。(中略)何かを買い、財産を増やすことが、あの時代の幸せだったのです。」

    不思議な能力を持った姉さまとの日々を綴った回顧録。

    「超人的能力」と聞くとハードボイルドさを想像してしまうけれど、本作はどこかノスタルジックでほのぼの。

    物質的に豊かになっていく昭和の幸せも垣間見れて、続編への期待感も膨らみました。

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    2021年09月19日
  • 本日、サービスデー

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    これまで読んできた朱川さんの作品とは少々毛並みが異なる。ユーモラスで、見方によっては児童文学のようでもある。『気合入門』は志賀直哉『小僧の神様』っぽい無邪気な雰囲気。
    正直、『東京しあわせクラブ』以外は私好みではなかったが、色々と著者の他の作品を読んでいる身としては、作風の幅広さに驚いた。

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    2021年09月09日
  • 主夫のトモロー

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    子育て小説は「対岸の彼女」以来。この小説は実体験でなく90%以上は創作だと思われるが、朱川さんの「主夫期間」が礎となり、数々の僕を夢中にさせてくれる小説が生まれたのだと思うと感慨深い。個人的にはファンタジー系の朱川作品が好みだが、本作はぜひ読みたいと思っていたので一読できて良かった。

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    2021年08月21日
  • なごり歌

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    ネタバレ

    虹ヶ本団地を舞台にした連作。粒ぞろい。①、②は意外な結末が楽しいが、⑦がやるせなく後味がよくない。オススメは⑤。
    ①遠くの友だち
    表紙はこれか。撫でるのもいいが、一緒に遊んでくれた方が楽しいに決まってる。
    ②秋に来た男
    妻・智津子の秘密が、紛らわしいというか可愛いというか。いや、可愛くはないか。
    ③バタークリームと三億円
    推理ドラマのように〈続く〉で終わる。読者を「騙す」幾つかの仕掛けが心地いい。
    ④レイラの研究
    一瞬の表情に惹かれ好きになった事が自分にも。でもあっけなく終わるなぁ、普通。
    ⑤ゆうらり飛行機
    朱川短編の真骨頂。じわじわくる読後感がたまらない。ただの一ファンの感想です。
    ⑥今は寂

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    2021年08月16日
  • なごり歌

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    ネタバレ

    2021/6/29
    団地ができてあこがれだった時代からその後10年くらいの話。
    ノスタルジックってこういうことだよね。
    ただ、私今ノスタルジックを欲してなかった。
    カンフル剤を欲していた。
    隠れた殺人時間が暴かれたりもしたけどそれも刺激は控え目で、ウトウトしながら帰りの電車に揺られました。

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    2021年07月03日
  • 箱庭旅団

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    なかなか面白い短編集でした。摩訶不思議な世界を旅するお話でした。このシリーズも楽しめそうです。朱川湊人なかなか良いです!

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    2021年05月08日
  • わくらば日記

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    哀愁を感じるノスタルジックな作風。
    朱川湊人って感じだ。
    ホッとする連作短編。
    気持ちが穏やかになった。

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    2021年04月15日
  • 水銀虫

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    不意に感じる小さな虫の感覚が殺意のスイッチを入れる、とはじめは思ったけどどちらかと言うと人が狂う、またはある種の覚悟のスイッチだったか。 優しさ、残酷さの入り交じった7つの話どれも怖く、切ない。

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    2021年04月12日
  • なごり歌

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    『かたみ歌』の舞台である「アカシヤ商店街」から
    虹ヶ本団地という巨大団地に舞台を移した続編?
    登場人物達がリンクしてます。
    「遠くの友だち」「秋に来た男」
    「バタークリームと三億円」「レイラの研究」
    「ゆうらり飛行機」「今は寂しい道」
    「そら色のマリア」の7編からなる連作短編集です。
    まさしく昭和レトロ・・・
    日常に紛れ込んでくる非日常を楽しめます。

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    2021年04月04日
  • 妖し

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    「怪異」をテーマにした奇譚アンソロジー10篇。

    作家それぞれの色々な「妖し」が表現されてます。
    冒頭の恩田陸さんの「曇天の店」 ページ数少ないのに終盤で一気に不穏な空気にしていくのが秀逸。
    「李果を食む」阿部智里 どっち?どっち?表現の生々しさが印象的だった。

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    2021年01月27日
  • 幸せのプチ ――町の名は琥珀

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    久しぶりの朱川湊人さん。
    東京の下町、都電の走る「琥珀」とう名の街を舞台にした連作短編集。朱川さんお得意のノスタルジックで温かい物語でした。個人的にはそれにホラー味が加わるとなお好きなのですが。
    お気に入りは表題作の「幸せのプチ」
    見た目は怖いけど実は優しくて強い、ゴリラ・モンスーンことトキワさんが素敵だった。あんなお兄さんが味方に付いていてくれたら少年たちは百人力だったろうなぁ。
    プチは琥珀に棲みついている白い野良犬の名前。プチが思ったほど物語に絡んでこなかったのが犬好きとしてはちょっと残念でしたが、スカイツリーが建った今でも東京のどこかに琥珀という町は存在していて、そこにはプチがいたらいい

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    2020年11月12日
  • 幸せのプチ

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    下町情緒溢れる人情物語。根底には生き続ける人の営みも見えかくれ。
    少しずつ繋がり、袖ふれあうのも多生の縁と感じさせる。

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    2020年10月06日
  • 白い部屋で月の歌を

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    2003年日本ホラー大賞を受賞した時に一度読んでる。
    除霊の話しで、ジュンが特別な少年で、ホラーだけど美しいなぁ…と思ったことは覚えていた。
    不幸にしてあの世に行けず、この世に影響を与える霊魂を回収することを生業とする先生の元で回収のお手伝いをするジュン。
    少女エリカと白い部屋で出会い、心を持ってしまったときからジュンの世界は変わりはじめる。
    どうしようもなく救いようのないラストシーンが切ない。

    「鉄柱~クロガネノハシラ」
    世界一幸せな町に隠された秘密。
    都会から越してきた夫婦は、親切すぎる町の人たちに不信感を抱えながらもいつしか溶け込んで行く。その先にある町のオキテにいつしか飲み込まれるこ

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    2020年08月04日
  • 妖し

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    時代小説がどうしても苦手で読み飛ばし

    ホラーをほとんど読まないんだけど
    あの、滴るような甘い果実がとても気になる。

    あの果実は‥

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    2020年07月01日
  • 妖し

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    【収録作品】「曇天の店」 恩田陸/「わたしキャベンディッシュ」 米澤穂信/「ANNIVERSARY」 村山由佳/「真珠星スピカ」 窪美澄/「マイ、マイマイ」 彩瀬まる/「李果を食む」 阿部智里/「フクライ駅から」 朱川湊人/「細川相模守清氏討死ノ事」 武川佑/「かぐわしきひと」 乾ルカ/「喪中の客」 小池真理子

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    2020年06月20日
  • 幸せのプチ ――町の名は琥珀

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    【収録作品】第1話 追憶のカスタネット通り/第2話 幸せのプチ/第3話 タマゴ小町とコロッケ・ジェーン/第4話 オリオン座の怪人/第5話 酔所独来(スットコドッコイ)夜話/第6話 夜に旅立つ
     ちょっと不思議で、ちょっといい話。

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    2020年06月08日