朱川湊人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公の小学校4年生の少年が、近所のお爺さんに頼まれ、東京から鹿児島にオルゴールを届ける話。
大阪に住む離婚した父親とその再婚相手のミチコさん、そしてその友人で少林寺拳法三段の女性サエさん。そうした人に助けられながら目的地を目指します。
最後の頃にちょっと霊的な雰囲気のところがありますが、朱川さん得意のホラーではありません。
福知山線の事故、広島の原爆、鹿児島の知覧、重い話題も多いのですが、全体には軽いイメージです。少々子供向きの雰囲気ですかね。ややキャラが立ちすぎていたり、予定調和的なストーリーも感じますが、全体には読みやすく爽やかな話でした。
改めて気づいたのですが、講談社文庫の紹介には「 -
Posted by ブクログ
人の心に巣くう「水銀虫」。
それに取りつかれ罪を犯した人々の7つの物語を収録したホラー短編集。
朱川さんは好きな作家さんのひとりですが最近読んでいませんでした。
久しぶりにあの怖さを味わいたい、と思い本書を手にとったのですがやっぱり期待を裏切りませんでした!
どの話もぞわわわ~っとしますがなかでも「虎落ちの日」と「薄氷の日」が個人的に怖かったです。
それから「はだれの日」は最高に後味悪い。
恐怖よりさな子への腹立たしさが残りました(笑)
ちなみに「水銀虫」とは作中で、人の魂の中に入り込んで這いずり回り、やがて無数の穴をあけてしまう昆虫、と書かれています。