朱川湊人のレビュー一覧

  • 都市伝説セピア

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    ホラー(?)短編集。
    なんとも不思議な小説でした。

    『アイスマン』 ノンコ可愛い。ラストが怖い!一押し。
    『昨日公園』 よくできてる!感動。
    『フクロウ男』 ミステリーっぽい。好き。
    『死者恋』 女性が怖い。
    『月の石』 個人的にはイマイチ。

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    2013年10月10日
  • 白い部屋で月の歌を

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    ジュンは霊能力者シシィのもとで除霊のアシスタントをしている。仕事は霊魂を体内に受け入れること。彼にとっては霊たちが自分の内側の白い部屋に入ってくるように見えているのだ。ある日、殺傷沙汰のショックで生きながら霊魂が抜けてしまった少女・エリカを救うことに成功する。だが、白い部屋でエリカと語ったジュンはその面影に恋をしてしまったのだった…。斬新な設定を意外なラストまで導き、ヴィジョン豊かな美しい文体で読ませる新感覚ホラーの登場。ラストは少しショックだった。。。

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    2013年09月30日
  • あした咲く蕾

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    昭和の東京の下町を舞台にした、ちょっと不思議でいい話七編。
    朱川さんは、こういうシチュエーションの物語を作ると本当に巧い。浪花節にならず、お涙頂戴でもないのに、ホロッときてクスッとくる。特に今回の作品はラストのスパイスに味わいがある。
    お気に入りは表題作、「カンカン軒怪異譚」「花、散ったあと」。

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    2013年09月25日
  • 都市伝説セピア

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    「花まんま」がおもしろかったので
    デビュー作にもチャレンジ。
    ちょっと不気味な世界の中にも、
    ほのかに温かい空気感があって、
    1話1話独立しているのに、まとまっている作品です。
    おもしろいけど、怖いのが苦手なので星4つ。

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    2013年09月10日
  • 赤々煉恋

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    ネタバレ

    黒朱川作品。
    様々な愛を描いた5編の短編集。
    どのお話も人の業の深さや狂気を、恥美的でおぞましく描いています。
    「死体写真師」の救いのなさと偏執、「私はフランセス」のどこか美しさすら感じさせる妄執、「いつか、静かの海に」のおぞましさが特に好みでした。
    後味も悪いので好みは分かれるとは思いますが、個人的には好みの作品です。
    ぞくぞくするような歪んだ愛の世界に惹き込まれます。

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    2013年05月28日
  • オルゴォル

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    主人公の小学校4年生の少年が、近所のお爺さんに頼まれ、東京から鹿児島にオルゴールを届ける話。
    大阪に住む離婚した父親とその再婚相手のミチコさん、そしてその友人で少林寺拳法三段の女性サエさん。そうした人に助けられながら目的地を目指します。
    最後の頃にちょっと霊的な雰囲気のところがありますが、朱川さん得意のホラーではありません。
    福知山線の事故、広島の原爆、鹿児島の知覧、重い話題も多いのですが、全体には軽いイメージです。少々子供向きの雰囲気ですかね。ややキャラが立ちすぎていたり、予定調和的なストーリーも感じますが、全体には読みやすく爽やかな話でした。
    改めて気づいたのですが、講談社文庫の紹介には「親が子どもに読ませたい本。」とありますね。確かに、教育的と言うか・・・。

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    2016年06月19日
  • かたみ歌(新潮文庫)

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    初めて読んだ作家さんです。勧められて読みましたが、読んで大正解でした。幽霊にまつわる話ばかりで怖さもありますが、それ以上に切なくて深い感動が心を満たしてくれます。舞台が昭和レトロの街なのも懐かしさがあっていいですね。たくさんの人に読んでもらいたい作品です。

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    2021年09月01日
  • わくらば追慕抄

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    わくらば日記の続編。
    前作を気に入っていたので続編を楽しみにしていました。
    ハードカバーで出ている事は知っていたのですが、文庫で続む派なので心待ちにしていました。
    前作は、かなり前に続んだので、ワッコちゃんや鈴音など、おなじみのキャラクターの登場で嬉しくなります。
    又、今作では敵役として薔薇姫が登場し話を盛り上げます。
    登場キャラクターを気に入っているので、鈴音が若くして亡くなる前提で語られる事がさみしいです。
    もう続編は出ないのですかね……。

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    2013年03月16日
  • 太陽の村

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    SF? ミステリ?
    フリーターなデブが、家族旅行でのハワイからの帰りに飛行機事故である浜辺に打ち上げられる。その地は江戸時代よりも前の日本だった…。
    ちゃんと後半にはオチ(ネタ)があるのだけど、それにしても、現代の青年が、大昔に行けば、もう少し賢く生きられそうな感じだけど、どっぷり消費社会に浸かってしまうと、こんなものか?
    最後のオチがやや苦しい。

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    2013年02月07日
  • 都市伝説セピア

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    ホラー短編集。
    ゾクッとしたり切なくなったり、怖さいろいろで、
    どんでん返しもあり、飽きずに読めた。

    「昨日公園」が良かったな。

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    2013年01月23日
  • 太陽の村

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    その頃 私も浮かれていたけど・・・・・・「人類の進歩と調和」
    誰に 何に 向かって 言ってたんだろう。

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    2012年12月16日
  • 白い部屋で月の歌を

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    タイトルがすでに多くを物語ってる。いったい誰が主人公何だとひきこまれた。美しいながらもどろどろとした雰囲気が醸し出されていた。二つ目の短編、終わりに一緒になって絶望を感じた。

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    2012年12月04日
  • さよならの空

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    もし夕焼けがなくなるとしたら・・・。

    具体的には「夕焼け」だけれど、自分の身近にある少し心を和らげてくれるもの、の価値についての再確認ができる小説でした。

    役に立つたたないじゃなくて、何を大事にしていきてきたのか。

    そんなことを見つめなおすきっかけになります

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    2012年09月28日
  • 本日、サービスデー

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    あーーーー満足。朱川さん、こんな楽しい感じのも書くんだー。幅があっていい!短編五作。どれも独特で面白い。 「あおぞら怪談」のるり子さんってあの妖怪アパートのるり子さんとはまた別手ですよね?!次の朱川さんがどんなのかとっても楽しみ。

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    2012年09月25日
  • あした咲く蕾

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    ネタバレ

    昭和の東京下町が舞台の少し不思議な短編集。「湯呑の月」でやるせない気分になった。まぁ、いいとこどりされてるような気分になるよね……。

    そういえば、『わくらば日記』って続きまだかな。2冊目まで読んだけど。

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    2012年09月14日
  • 本日、サービスデー

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    表題作を含む短編集。不思議な世界に誘われる。「あおぞら怪談」が出色。これだけなら☆5つ。性欲とは無縁な純愛が長年とりついて離れなかったるり子の魂を天空に解き放つ。人を思いやる愛情に心が揺さぶられ、青空の青が目にしみた。「気合入門」、「青い岸辺にて」は子供たちに読ませてやりたいような仄々と心温まる作品だ。行動も起こさず早々に諦め、可能性という卵が無造作に割れてゆく様にただただ罪悪感。

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    2012年08月05日
  • あした咲く蕾

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    少し不思議に包まれた物語でした。
    電車内で読み始めてしまったのですが、
    表題作でおばさんを思う男の子と
    お姉さんの気持ちに重なってしまい、
    半泣我きで我慢するはめになりました。

    美味しい元気のでるチャーハンを食べたいし、
    虹の香りも、嗅いでみたいです。

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    2012年07月14日
  • わくらば追慕抄

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    ネタバレ

    わくらばシリーズ第二弾!!とても良かった。薔薇姫とか新キャラが出てきて続きが気になる。二人が成長している。お姉さんとのお別れがどんどん近付いてきていて切なくなります。

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    2012年05月25日
  • あした咲く蕾

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    不思議な話が入ってる。
    短編。
    朱川ワールドなんだろうけど。
    でもそういうこともあるんだろうなっていう。

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    2012年05月06日
  • あした咲く蕾

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    ネタバレ

    夢中になって読みました
    時代は昭和、語り部のそれぞれの主人公はほぼわたしと同年代
    住んでいる場所は違えども、情景は手に取るようにわかるのも
    この小説にのめり込んだひとつの理由かもしれないです
    それぞれの短編の中の少し不思議な話が違和感なく
    人の心のさびしさやむなしさ、やさしさが淡々と流れている感じ
    朱川さんの小説は「かたみ歌」以来でしたが
    この小説の方がとっても好きです
    短編それぞれが、いとおしくって大切に思われます
    いい本読んだなぁ

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    2012年04月14日