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高度成長期の昭和から平成までの都電が走る町を舞台に紡がれる「追憶のカスタネット通り」「幸せのプチ」「タマゴ小町とコロッケ・ジェーン」「オリオン座の怪人」「酔所独来夜話」「夜に旅立つ」の6つの物語。1970&80年代の思い出とともに、あなたを追憶の彼方へ誘います。
直木賞作家・朱川湊人さんの25万部を超えたベストセラー『かたみ歌』。東京・下町の商店街を舞台にしたノスタルジックでちょっと不思議なことが起こる連作はシリーズとなり、当時は最先端だった団地に舞台を移し(『なごり歌』)、今作もそのラインに連なるといってもいい。
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Posted by ブクログ
久しぶりの朱川湊人さん。
東京の下町、都電の走る「琥珀」とう名の街を舞台にした連作短編集。朱川さんお得意のノスタルジックで温かい物語でした。個人的にはそれにホラー味が加わるとなお好きなのですが。
お気に入りは表題作の「幸せのプチ」
見た目は怖いけど実は優しくて強い、ゴリラ・モンスーンことトキワさんが素敵だった。あんなお兄さんが味方に付いていてくれたら少年たちは百人力だったろうなぁ。
プチは琥珀に棲みついている白い野良犬の名前。プチが思ったほど物語に絡んでこなかったのが犬好きとしてはちょっと残念でしたが、スカイツリーが建った今でも東京のどこかに琥珀という町は存在していて、そこにはプチがいたらいいなと思う。
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