麻耶雄嵩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
書店で最初表紙を見た時はそのままスルーしかけたのですが、よくよく見ると著者は麻耶さんじゃないですか!というわけで迷わず購入して読んでみました。
2人の女子高生を探偵役に据えた連作中編3本が収められています。『神様ゲーム』『隻眼の少女』みたいな強烈なインパクトを残す後味の悪いものを期待していたのですが、、、うーん、メインのトリックは割と凝っていると思うので本格ミステリ好きの人はそれなりに楽しめそうですが、それでもこのレベルのミステリだったら別に麻耶さんじゃなくても書ける人はいっぱいいるんじゃないかなあ。つまるところ普通のミステリ小説だったので、普通じゃないものを求めていた身からするとちょっと肩透 -
Posted by ブクログ
ネタバレ3編目が一番面白かった。同時に一番つまらない部分ーーというか飽きる箇所がいくつかあった。でも、この話の中盤くらいから好みの話になって来て、更にこれを踏まえて読むと、前2編の味わいも結構変わって来ちゃうんじゃないか、とすら思う。面白い仕掛けだけど、こんな隠し球最後まで取っておくのは勿体ない。取っておいたからこその衝撃/得心があるとも言えるけど。
基本的には、児童書を彷彿とさせる設定とやりとり。学生が、そんな動機で、殺すかよ(17文字)とは毎回思うし、ワイダニットはもう少ししっかり描いて欲しかった。ハウダニットも今ひとつ腑に落ちない。
また特に前2編は、女子高生のやりとりのはずなのに、おじさ -
Posted by ブクログ
ネタバレ○ メモ
○ 死人を起こす
高校生グループが,1階がレンガ造り,2階が古い日本の民家という奇妙な建物に泊まりに行く。その最中,メンバーの一人である生野という男が2階の窓から落ちて死亡する。警察は事故死と判断するが,本当に事故死か疑問があったメンバーの一人,長谷友幸,メルカトル鮎に依頼し,真相を調査してもらう。
メルカトルが訪れる日に,再びメンバーが集まるが,今度は新井という男が死亡する。道中で,ワトソン役の美袋が死体が乗った車を見つけてしまったことから,到着が遅れたメルカトル鮎は,依頼があった15年前の生野の死の真相と,新井の死について残ったメンバーに告げる。
メルカトルが,高校生グル