麻耶雄嵩のレビュー一覧

  • メルカトルかく語りき

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    なんと後味の悪いミステリ短編集なのか。ただ、これこそメルカトル鮎の真骨頂とも言える。これもまたアンチ・ミステリの一型なのだろう。

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    2023年01月19日
  • 「さあ、どんでん返しだ。」(キャンペーン8作品無料試し読み)

    購入済み

    どんでん返し

    講談社の「どんでん返し」系のミステリーを試し読み出来る作品。
    この一覧、以前講談社の書評イベントで対象になっていた作品なので、その時にこれを知っていたらなお良かった。
    しかし、史上初の試し本なのか。
    流石は講談社と言うかなんと言うか。

    #怖い

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    2023年01月15日
  • 友達以上探偵未満

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    女子高生二人組の探偵。正確には一人は憧れているだけで推理能力は無い。
    もう一人はそこに付け込みワトソン役として手元に置いておこうとしている。
    三話目の「夏の合宿殺人事件」が一番面白かった。
    もものことは少し鬱陶しさもあったが、あまりの能力の低さと探偵への憧れの強さに気の毒になってきた。
    タイトルはももそのもののことだったんだな。
    ライトな筆致だが、そろそろ講談社ノベルスや幻冬舎の頃の様なテイストのミステリも読みたい。

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    2023年01月13日
  • 友達以上探偵未満

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    3つの短編のうち、最初の2話は面白くなく、最後の1話だけとても面白かった。 基本的に「探偵役である二人の関係」と「ミステリ」を同時に描いていこうというコンセプトなんだけど、一見魅力的に見えるコンセプトが実はかなり難しいものなのだろう、ということが読みながら分かってくる。何故って、ミステリって「犯人と被害者の関係」を追い求めていくものだから。ここに「探偵の二人の関係」も描こうとするので、どっちつかずになってしまっていたように思うのが2作目まで。

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    2022年12月20日
  • さよなら神様

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    2015本格ミステリベスト10 1位
    神様の鈴木が犯人の名前を言う一文から始まる短編集。こんな小学生おらんやろと、本編と関係の無いところに引っかかってしまい、うまくのめり込めず、あっさり読破。

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    2022年11月12日
  • 友達以上探偵未満

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    直観力の鋭い元気なももと推理力の高いクールなあおは、2人とも名探偵を目指す女子高校生。2人の学園生活と推理勝負を描いたミステリ。

    作者の麻耶さんの出身地でもある三重県伊賀市が舞台の、正統派な謎ときミステリです。
    3編が収録されており、最初の2編は読者への挑戦付き。私は全然わかりませんでしたが、読み返すとヒントは多いので、真剣に考えたらわかる方もいるかも。

    麻耶さんの小説の中では、比較的後味も悪くなくライトな内容かと思います。
    女子高生2人が時に友人として、時にライバルとして探偵として切磋琢磨してゆく。2人とも完璧な探偵という感じではないのが、初々しくて新鮮でした。
    イラストレーターの問七

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    2022年10月16日
  • 鴉

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    ネタバレ

    麻耶雄嵩4作品目
    隔離された村と外人、細かい時代は分からないが雰囲気は良かったと思う。

    ■珂允・襾鈴・庚・櫻花
    珂允と襾鈴が同一人物でおぉとなって、櫻花も同一人物で???となった。
    どこまでが本当の話でどこまでが櫻花の妄想なのか分からなくなってしまった。
    一気に話の時系列がごちゃごちゃになったが辻褄合ってるのかな??
    驚きはしたが、確認する気力はなくなってしまった。

    ■村の絶対権力
    色々な作品で小さな村の絶対権力者や謎の掟が出てくるけど、限られた世界だとその中のことが当たり前で常識になってしまう。
    それは学校でも会社でも同じことだと思う。
    外から見るとおかしなことがまかり通ってることはよく

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    2022年10月15日
  • 隻眼の少女

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    期待値が高過ぎた エンタメとしては悪くないのかもしれないけれど、発想の独自性やキャラクターが秀逸だった「神様ゲーム」、「さよなら神様」が凄く好きだったせいで、自分の中でハードルが上がってしまっていたから評価が高くできなかった。

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    2026年01月12日
  • メルカトルかく語りき

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    メルカトルのことも、麻耶雄嵩のことも良く分かっていない人にはオススメしません。はぁ?なんでここで終わるの?の続出です。ある意味記憶に残る話が多い。頭の良い人が書いた破綻推理小説って感じ。
    私の中で美袋はややカッコいいに寄った平凡イメージなので、表紙の美袋がイマイチマッチしませんでした。

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    2022年09月23日
  • 夏と冬の奏鳴曲  新装改訂版

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    ひたすら長い760ページ。人がようやく死ぬのが244ページ、普通なら終わってるよ。
    ただ、なんか小難しいことが小気味よい文体で難しい単語とともに語られるので、文章読むのは楽しかった。760ページも読んだのになんだか訳わかんないで終わったのが自分的にやるせなかった。でも、モヤモヤしてるから、次も読むのかなぁ。きっと最後まで報われないんだろうなぁ。
    作中時系列はあとがきによると本作→「痾」→「翼ある闇」だそうです。

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    2022年09月15日
  • 夏と冬の奏鳴曲  新装改訂版

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    ネタバレ

    難解すぎる笑


    春と秋の奏鳴曲の内容が烏有のこれまでと酷似しているのは何故なのか?
    なぜこんな作品を作ったのか?


    2人目の桐璃は誰なの?双子?


    編集長の名前が「和音」だったとしたらなんなのか?武藤の絵の「和音」のモチーフが編集長?


    ただミステリーとしてだけ見ればスッキリ終わりますよ笑

    キュビズムむずすぎ。

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    2022年09月14日
  • 貴族探偵対女探偵

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    貴族探偵という自分で推理しない新しいタイプの探偵に女探偵という要素が加わりパワーアップした印象。毎回同じパターンかとおもわれたが、ラストで「やられた」。この作者の別の作品も読んでみたくなった。

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    2022年09月07日
  • 夏と冬の奏鳴曲  新装改訂版

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    ネタバレ

    フーダニット・ハウダニット・ホワイダニットは解決してるけど、色々なことがよく分からない。解決したけど、してない感じが凄くて!面白かったし好きなんだけど、よく分からなすぎる。烏有も桐璃も和音も結局のところ何だったんだ…
    そして、黙示録=この「夏と冬の奏鳴曲」そのものってこと??
    続編「痾」も読もう。このあらゆる疑問が解消するとは思えないけど…

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    2022年08月21日
  • 貴族探偵 1

    購入済み

    小説やドラマは未履修。
    お仕事ものの色が濃い目のサスペンス・推理もの。
    まだ導入部分で事件は割とサクッと解決。

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    2022年08月20日
  • 貴族探偵

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    有能かどうか不明な貴族探偵。優秀なのは使用人たちではと思ってしまうが、何かただならないものを持っているのだろう。事件の真相やトリックも使い古されてはいるが新しいといった感じだった。

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    2022年08月14日
  • 貴族探偵

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    皆さんはミステリー小説をどのように読んでいるんでしょう?
    私は「謎解きや面倒な辻褄合わせは作者にでもやらせとけば良い」とばかりに、ただただ読み進めて行くスタイルですので、設定の巧みさや緻密さよりも、語り口のスムースさや登場人物の魅力の方が重要な要素となります。
    貴族探偵は、流れるようなストーリーとキャラ立ちした主人公で、サクサクと読むことが出来ますが、フォーマットが強固過ぎて、水戸黄門や大岡越前でも観ている気になってしまいます。
    読み易いし退屈はしないんだけど、特別面白いかと言われればそうでもない。少し残念。
    収録作の中では「こうもり」が面白かったんだけれども、理由を考えてハッとしました。この

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    2022年06月11日
  • 螢

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    ネタバレ

    所々違和感を感じつつも、最後まで気付きませんでした。
    また、実現可能かどうかは置いておいて、音楽を奏でる館は行ってみたいと感じました。

    てっきりLGBTの方かと勘違いしました・・・。

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    2022年03月24日
  • 夏と冬の奏鳴曲  新装改訂版

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    ネタバレ

     新装改訂版の帯には「10万人の読者が唖然」と書かれているが、果たしてこれを読んだ人が10万人もいるのだろうか?

     文庫版で本文700p超、価格は税別1270円。麻耶雄嵩作品の中でもダントツの問題作とされている本作に、とうとう手を出した。デビュー作『翼ある闇』はそれなりに楽しめたが…。結論から言ってしまうと、何だか拍子抜けした。

     覚悟していたほど読みにくくはないし、『翼ある闇』より文章はこなれている。キュビスム云々は読み流したけれど、難解というわけでもない。読み終えてまず最初に思ったのは、この長さが必要不可欠だったのかということだった。

     舞台は離島の邸宅、そして訳ありな人物たちと、典

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    2022年02月26日
  • 化石少女

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    ネタバレ

    ミステリのもしもシリーズだと理解している麻耶さん作品、今回は「もしも探偵役が赤点常習者だったら」ってところかな。
    良家の子女が通うペルム学園の、美少女という事実を忘れさせるほどの変人化石オタク神舞まりあは、過疎化した部活を廃部にしようとする生徒会と衝突している。まりあのお守役にして幼馴染の後輩桑島彰は、ムリヤリまりあの所属する古生物部に入っているものの、化石には興味ない。
    そんな学園生活で起こる殺人事件。突如冴えた推理を披露するまりあは生徒会役員が犯人だと主張するが、とんでも推理で生徒会との関係が険悪にならないよう彰がなんとかまりあを押さえる。
    そんな構図の物語。

    読んで感じたことは、解説で

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    2022年02月06日
  • 友達以上探偵未満

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    再読。文庫版は初めて。キャッチコピーである「勝てばホームズ。負ければワトソン。」というのが今でも印象に残っている。内容は麻耶先生としてはわりとライトで正統派なミステリなので麻耶雄嵩入門としてはいいかもしれない。しかしそこはさすがの麻耶雄嵩、主要キャラの関係性というか思考は一筋縄ではない。あおともものコンビはこれからどうなるのか、まだまだ興味は尽きない。

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    2022年01月13日