麻耶雄嵩のレビュー一覧

  • 7人の名探偵

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    新本格ミステリ30周年記念のアンソロジー

    それぞれのシリーズを知らない読者にとっては、背景が判らない名探偵の出現は唐突だろうが、
    アンソロジーのための書下ろし故か、多分、
    甘めになっている感じがしたので、読み易かった。

    ラストを締めくくる綾辻氏の作品は名探偵モノといっていいか判別し難いが、
    実名の作家たちが登場する 新本格を愛する読者にとっては嬉しい一作だと思う。

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    2021年03月11日
  • 鴉

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    読みやすい文章。ただ、全体的に引っ掛かりが弱い印象で、細部の詰めも気になった。今時はこういうのが好まれるんだろうか?それなりに面白かったです。

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    2021年02月06日
  • 化石少女

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    主人公にイライラし、事件が解決しないことにスッキリしませんが、最後にそんな気持ちも少しだけ解消されました。でも、なんかモヤモヤします。

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    2021年01月22日
  • 貴族探偵 1

    購入済み

    探偵

    ひうらさとる先生の探偵ものです。女探偵がキュート。ところどころになぜか貴族探偵と女性との絡みがでてきて不思議でした。

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    2020年12月22日
  • 鴉

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    ザミステリーです。
    世界観、文調ともに、
    凝っていて、どこにトリックが隠されているのか、
    探しながら読んでしまいます。

    ただ、最後が。。
    複雑にしようしようとして、
    複雑になりすぎて、結局すこし腑に落ちませんでした。

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    2020年12月03日
  • 7人の名探偵

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    97作品目( * ॑꒳ ॑* )♪アンソロジー作品を読むのは、初めてです。読み始めて、(。-_-。)ウーン失敗だったかな…と思ったけど、有栖川有栖さんの船長が死んだ夜を読み始めてから、ページ捲るスピード早くなりました(*´艸`*)ァハ♪この7人の作家さん達で、歌野晶午さんと綾辻行人さんしか読んだことなかったので、有栖川有栖さんの小説読んでみたいかなぁと思った( * ॑꒳ ॑* )♪特に綾辻行人さんの本格なのか?って思ったりしたが、実体験の事を書かれていたならば、凄い嬉しい(๑´ლ`๑)笑

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    2020年11月30日
  • メルカトルかく語りき

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    ネタバレ

    ○ メモ
    ○ 死人を起こす
     高校生グループが,1階がレンガ造り,2階が古い日本の民家という奇妙な建物に泊まりに行く。その最中,メンバーの一人である生野という男が2階の窓から落ちて死亡する。警察は事故死と判断するが,本当に事故死か疑問があったメンバーの一人,長谷友幸,メルカトル鮎に依頼し,真相を調査してもらう。
     メルカトルが訪れる日に,再びメンバーが集まるが,今度は新井という男が死亡する。道中で,ワトソン役の美袋が死体が乗った車を見つけてしまったことから,到着が遅れたメルカトル鮎は,依頼があった15年前の生野の死の真相と,新井の死について残ったメンバーに告げる。
     メルカトルが,高校生グル

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    2021年04月18日
  • 7人の名探偵

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    綾辻行人/歌野晶午/法月綸太郎/有栖川有栖/我孫子武丸/山口雅也/麻耶雄嵩の7人の新本格ミステリの旗手による、豪華な豪華なミステリ・アンソロジー。
    有栖川有栖の火村英生とかも出てきますが・・・名探偵?の定義って、何でしょう?
    (んなモンあるのか??)
    本格ですが、私的には・・・??? な、感じでした。

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    2020年11月07日
  • 7人の名探偵

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    千差万別。『船長が死んだ夜』『あべこべの遺書』は従来っぽい。『仮題・ぬえの密室』はミステリと呼べるのかな。

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    2020年10月24日
  • あぶない叔父さん(新潮文庫)

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    なんだか狐につままされたような作品。
    叔父さんがとんでもないのはまだわかるとして、優斗も素直に気味悪さも感じないで受け止めちゃっている関係が、薄気味悪いですな。摩耶作品は意表を突く作風ではあるけど、これは何だかスッキリしない終わり方かなぁ。トリックは軽めの本格派テイストで、そこは揺るがないんだなという印象、読んだかいがありました。

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    2020年10月06日
  • 7人の名探偵

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    ネタバレ

    我孫子さんと綾辻さんのが好き。
    本格ミステリかと言われると違うかもしれないが
    グイグイ読めた。

    麻耶さん、気になっていたので
    どんな作風か知れて良かった。

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    2020年09月12日
  • メルカトルかく語りき

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    毒々しさてんこ盛り。さすが、銘探偵メルカトル!
    推理の筋は通っている風だけど、これで解決?!な短編集。

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    2020年08月20日
  • あぶない叔父さん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    なんでも屋の叔父さんと事件に遭遇する僕の短編集。現場に居合わせて運悪く、結果的に犯罪に加担してしまう叔父さん。むしろ犯人では。
    加害者の気持ちを慮って優しいな、と感動している場合ではないぞ優斗。
    最後の話で優斗を呼び出したのは、真紀なのか明美なのか。
    解決の付け方が変わっていて面白い。

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    2020年05月30日
  • あぶない叔父さん(新潮文庫)

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    いやー、帯コメント通り「驚愕の問題作」だし、作品名通り「あぶない」し。一編読み終えた時点で頭のなが一瞬「?」になる。これは、好みにもよるかもしれないけど個人的には非常に心地が悪い作品であった。決して面白くないわけではない。面白いのだけど心地が悪いのです。

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    2020年02月12日
  • 貴族探偵対女探偵

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    2作目は女性探偵が一見すると正解の可能性がある推理を披露し、最後にお馴染みの使用人たちがひっくり返す、というパターンものかと思いきや、もう1つ意外な仕込みがありました。
    貴族という設定自体が既に現実感がないので、事件関係者の素性も事件の舞台も何でもありなところが魅力かな。

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    2020年01月26日
  • メルカトルと美袋のための殺人

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    銘探偵メルカトル鮎とワトソン役の作家美袋の短編ミステリー。ビックリするほど、どちらも好きになれず、かといって嫌いにもなれず。正義の味方というわけではなく、こずるいキャラであり。でも、不思議と目が離せない。謎解きはこじつけながらも筋は通っていて、なるほどなと丸め込まれる。

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    2019年11月20日
  • あぶない叔父さん(新潮文庫)

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    『化石少女』に続き、麻耶作品8作目。まあ面白かったんだけど…叔父さんの廻りにのみ事件が起き、真実が語られる——何故かこの物語の人工性(神としての作者)を強く感じ、なんか…こう、物語に入っていけない印象を受けた。他の麻耶作品ではこんな感じではなかったのに——どうして?もうこの作者は卒業した方がいいかもしれない……。星三つ半。

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    2019年11月04日
  • あぶない叔父さん(新潮文庫)

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    あぶない(どころではない)叔父さんと甥の連作短編集。やはり麻耶雄嵩、尋常な話ではない。だんだん慣れてはくるのだが、それでも驚いたり脱力したり、といいつつ推理小説らしいトリックが仕掛けられていたり。新作を読みたいかと言われると微妙だが、さすがではある。

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    2019年10月20日
  • あぶない叔父さん(新潮文庫)

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    この世界が成立したらアカン
    何気に探偵かと思えば
    人を(  自粛   )
    作者買いしました
    (二冊も買った・・・あほ)

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    2019年09月13日
  • 鴉

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    ネタバレ

    叙述トリックは意識してなかった。よくよく考えたら、弟視点のときに兄の名前はでてこないし、兄視点の時には弟の名前がでてこないという典型的なしかけが。完全に騙された。

    今回の閉鎖空間が色を使ったものだとして、それがどの程度不自然じゃないかといえば不自然過ぎるわけだが。どれくらいの人口がいるのかとか、たまに現れる鬼子が「周りが知らない色をなぜ『知る』ことができたか」とか。「見えた」としても、「存在し得ないそれを知っている」ことが「存在していることを知らない」周りにはっきりわかるレベルで発露するものだろうか。それを定義づける言葉すらないはずなのに。

    など、少し無理矢理感がないわけでもないなぁと。そ

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    2019年09月05日