麻耶雄嵩のレビュー一覧

  • 貴族探偵対女探偵

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    評判もいいし、たしかに面白かったんだけど、途中で飽きて読むのを中断してしまい、読み終わるのに時間がかかった。
    自分でトリックを解こうと思って、もっと集中して読めば良かったのかとも思うが、読み返すことはないかも。

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    2019年07月29日
  • 貴族探偵対女探偵

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    貴族探偵の執事の方が凄い好き笑
    愛香ちゃんが師匠の名を汚さないように
    頑張っているのに貴族探偵に弄ばれるお話かなぁ

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    2019年04月06日
  • 貴族探偵対女探偵

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    貴族探偵第2弾。
    新進気鋭の女探偵が事件に遭遇し、そこに貴族探偵がいるというところから始まる短編五編。

    女探偵をコケにした態度に冷静になれず、功を焦り、状況判断で貴族探偵を犯人と指名して、使用人の推理によって翻され、屈辱に地団駄を踏んで終わるというパターン。

    後半は女探偵が貴族探偵のスタンスを理解して、そこも加味して検討したため、最後の推理はバシッと決まって良かった。
    けど、自分も貴族探偵の態度にイライラした。

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    2019年01月21日
  • 化石少女

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    『さよなら神様』に続き、麻耶作品七作目。途中まで青崎作品の「裏染天馬」シリーズに似ている印象を受けた。学園ミステリィだと多少、仕方ないのかなぁ…。オチはとても麻耶さんらしいとは思いました^^ まあまあ楽しめましたので、星三つ半。

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    2019年01月03日
  • あぶない叔父さん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    〇 総合評価  ★★★☆☆
    〇 サプライズ ★★☆☆☆
    〇 熱中度   ★★☆☆☆
    〇 インパクト ★★★★☆
    〇 キャラクター★★★☆☆
    〇 読後感   ★★☆☆☆
    〇 希少価値  ★☆☆☆☆
     シリーズを通した「連続殺人犯」ともいえる「叔父さん」が存在する異色の作品。麻耶雄嵩らしい独特のインパクトがある作品ともいえる。
     「連続殺人犯」とはいえ,別に叔父さんは知能犯というわけではない。「なんでも屋」である叔父さんが,様々な事件に関与し,結果として人を殺してしまうという設定。インパクトはある。
     設定上,最終的な犯人が「叔父さん」であることが分かってしまうのでサプライズはそれほどない。しかし

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    2018年12月02日
  • 貴族探偵対女探偵

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    ネタバレ

    短編集 お気に入りは「幣もとりあへず」
    女探偵が不憫……!で密かに応援しながら読んだ
    解説も好き タイトルにそんなつながりがあったとは

    白きを見れば
    女探偵の推理に対してメタ推理で犯人が違うということしかわからなかった…
    女探偵初登場ということでオーソドックスな殺人事件という感じ
    登場人物のギスギスした感じが伝わってきて少し読むのが疲れた
    ────
    色に出でにけり
    動機が全然読めなくて推理披露のところで思わず感嘆した
    依子のキャラクターが好き
    ────
    むべ山風を
    短編なので途中で出てくる容疑者リストを覚えるのに苦労した
    パズルものだけどそっちで考えれないタイプなので1番ありそうな動機から

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    2018年06月11日
  • 鴉

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    「翼ある闇」に難儀した記憶があるので警戒したが、これはすいすい読めた。これまで読んできたミステリが育んでくれた手触りがもたらしたとおもえる違和感が、的を射ていたわけではなかったけれど、作品のスリリングさを増す働きをしてくれたのがうれしかった。とちゅう「あれ?」と疑問を感じて、ある本を引っ張りだして読んだりもしつつ。「そうきたか!」と驚く真相は、麻耶さんの作品であることを考えるとかなり正統派というか、真っ向勝負な印象。ファン歴はまだまだ短いが、麻耶さんの作品はどんどん読んでいきたいと改めて決意するに至った。
    *****
    !!!以下、ネタバレ(?)注意!!!(ネタバレではないとはおもうのですが、一

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    2018年04月20日
  • あぶない叔父さん(新潮文庫)

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    本当にいろんな意味であぶない叔父さんだったな…
    優斗もあぶないよ…お前らしっかりしろ。
    でも叔父さんかわいいよちくしょう…。

    ただ麻耶さんにしたら毒っ気が少なかったな。

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    2018年04月15日
  • あぶない叔父さん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    離れに暮らす「何でも屋」の叔父さん。身の回りに起こる事件の真相が叔父さんから語られるという形式。
    いや、普通に読んだら犯人は叔父さんじゃん!って話(そうじゃないのもあるが)なんだが、語り部の優斗が自然と受け入れていく。ミステリーとしてどうなんだよこれ!って話なんだけど、個人的にはそんなに嫌じゃない。
    でもオカルト要素が入るのはナシだな。

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    2018年03月24日
  • 貴族探偵対女探偵

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    女探偵・高徳愛香視点による短篇集。師匠を敬愛し忠実に教えを守っているのに実力が伴わず、貴族探偵にやり込められて少々気の毒。「なほあまりある」では一見解決に辿り着いているけれど、扱いが不憫。

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    2018年03月18日
  • あぶない叔父さん(新潮文庫)

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    うん、安定の麻耶雄嵩でした。毎話、解決篇(?)らしき部分に漂う不穏さと歪さが楽しかった。

    タイトルは『アブナー叔父』のもじりですね。こういうの好き。

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    2018年03月16日
  • 化石少女

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    連作短編。麻耶雄嵩作品なので毎度解決篇の部分で漂う不穏な気配にワクワクしながら(麻耶作品に慣れた読者ならばこういう展開が来なきゃ落ち着かない、という気分にさせるアレ……)、最後の展開まで含めて期待通りでした。
    最終章のタイトルが「赤と黒」なの、スタンダールの作品からですかね。なるほど。

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    2018年01月21日
  • 化石少女

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    ネタバレ

    学園探偵ラノベ系ミステリかな~。一言でサクッと言うなら。
    お嬢様と幼なじみの一般人男子。
    よくあるパターンかと思いきや、下僕扱いに意外とちゃんと悩んでるところが他に無さそう(笑。

    読んでる最中あっさり人死にが出て、もやもや・そわそわする感じがしてならないのだけど、最後収束するところがすごい。
    赤と黒のタイトルに、ふふっとする。

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    2018年01月12日
  • 化石少女

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    ネタバレ

    化石マニアの女子高生・神舞まりあ(探偵)、幼馴染で1つ年下の桑島彰(ワトソン)の物語。
    連作短編集。

    <あらすじ>
    マリアは赤点ばかり取ってるバカで、化石好きで、古生物部の部長。
    桑島はマリアの下僕というかツッコミ担当で、いやいや古生物部に入部させられてる。
    古生物部の部員はその2人のみ。
    そこで生徒会は、部室の不足を理由に古生物部の廃部を迫ってくる。
    それに反抗するマリア。

    そんな中、周囲で殺人事件が次々と発生。
    (全6章で各章に1事件)
    マリアは事件の度に推理。
    その推理で導き出す犯人は必ず生徒会の人間。
    何故ならマリアは生徒会の面々がキライだから。
    そんな推理に桑島はツッコミまくりの

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    2017年12月26日
  • 貴族探偵対女探偵

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    ネタバレ

    ドラマにもなった原作でもあるが、麻耶作品にしては探偵が薄味のようにも思える。麻耶作品の探偵と言えば、誰を思い出すだろう?まさかトリビュートの九十九十九ではないだろう。そう、メルカトル鮎や木更津悠也と比べると貴族探偵は若干パンチが弱いとも言える。今の麻耶雄嵩はミステリー及び探偵というカテゴリに於いて当時の自身からナイフのような切れ味が無くなったようにも思えてしまう。丸くなり過ぎたとも言える。そこが少々残念だ。

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    2017年09月30日
  • 貴族探偵対女探偵

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    貴族探偵シリーズ第2弾。
    使用人たちに推理をさせる優雅な高等遊民「貴族探偵」に、新米女探偵高徳愛香が果敢に挑む。
    事件を解決できるのは、果たしてどちらか。

    推理などという〈雑事〉はすべて使用人任せという斬新な探偵ミステリですが、この続編では女探偵との推理バトルものとなっています。
    行く先々で事件に遭遇する女探偵が誤った推理をし、ことごとく貴族探偵(の使用人)に真相を喝破されるという毎度のお約束展開にちょっと冗長を感じつつも、凝った説がいくつも披露される推理合戦は単純に面白かったです。

    ものすごいトリッキーな趣向を取り入れたお話もあり、無理矢理な推理と感じてしまうお話もあり、中々アクロバティ

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    2017年09月25日
  • 貴族探偵対女探偵

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    女探偵さん、冴えないなー。最後、推理が成功かと思えばあの展開にずっこけた(笑)これ、まだシリーズ続くのかな。ちょっと楽しみかも。依子お嬢様のキャラ、素敵だし(笑)

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    2017年09月08日
  • 貴族探偵対女探偵

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    やっぱりこの人の作品は面白い。

    前作、貴族探偵もよかったですが
    本作では女探偵の高徳愛香という新キャラが登場し、また違ったテイストになっています。

    愛香の周りで事件

    使命感により操作開始

    愛香の推理

    貴族探偵の使用人の推理

    という決まった流れです。

    愛香が健気で、一生懸命で可愛い。
    今までの麻耶さんのパターンだと
    愛香がブラックになりそうですが、
    本作ではそんなことはなく、安定した主人公キャラでした。
    ドラマ化で武井咲さんが演じるということで、ぴったりなんじゃないかな。

    そして、やはりひねりのあるお話が一つ。
    詳しくは書きませんが、
    あれ?誤植かな?と思ってしまう部分があ

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    2017年04月07日
  • 貴族探偵

    購入済み

    普通

    普通に面白かったが、目新しいところがあったかというと推理してるのかしていないのかあいまいな主人公くらいか。
    そのかっこいいらしい貴族探偵がどうもわたしは好きになれず。
    そうか、以前にはまった浅見さんとは正反対だもんな。

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    2017年04月01日
  • 貴族探偵対女探偵

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    貴族探偵と駆け出しの女探偵の推理合戦。
    とは言いつつも、事件を解決するのは貴族探偵の使用人。

    決して無能ではないけど、最後の詰めが甘い愛香。いつも最後は、貴族探偵の使用人にしてやられてしまう。

    貴族探偵は、相変わらず何が起きてもマイペース。ふたりの関係は謎解きはディナーの後のふたりに似てるとも思いました。立場は逆ですが。

    最後の、なほあまりあるの最後の展開は面白かったです。

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    2017年03月15日