麻耶雄嵩のレビュー一覧

  • 貴族探偵

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    ネタバレ

    そ、そういう方向性なのか!
    意外とおもしろかったかも。
    ドラマ化しやすそうな雰囲気。
    表紙に口髭がないのが気になったり。

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    2025年05月28日
  • 名探偵 木更津悠也

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    「白い幽霊」という存在でつながった4つの短編集です。
    もちろん、この短編集だけでも読める話ですが、
    先に長編を読んでおけばよかったとちょっと後悔しました。
    前作として主人公達が初登場した長編が有るのを知らなかったので、
    この本を手に取ってしまいましたが、
    先にその長編を読んでおけば、違った感想になったと思います。
    なぜかというと、この短編集の1編目を読んでいて、
    探偵の木更津とワトソン役の香月の立ち位置が分かり辛かったからです。
    更に読み進むと徐々に見えてくるのですが、
    私個人としては、名探偵は名探偵、ワトソン役はワトソン役という、
    王道の探偵像が好きなので、ちょっとモヤッと感が残りました。

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    2017年10月14日
  • 貴族探偵

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    ネタバレ

    予想以上に貴族探偵が動かなくて驚いたwこれじゃ実質使用人探偵wその使用人たちの有能さに、一流に仕える人もやはり一流なのだなぁと感心しきり。『こうもり』は大胆かつ斬新な仕掛けで「んんっ!?」ってなった。やられたw

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    2022年08月20日
  • メルカトルと美袋のための殺人

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    美袋三条がかわいい。
    メルがあんなに鬼畜なのに憎めないのは、美袋くんのおかげだろう。

    それにしてもメルの解決速すぎ。

    長篇には向かない探偵
    って自分で言っちゃうのもわかります。

    本書の見所は、
    やっぱり美袋くんがメルに殴り倒されるところでしょう。

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    2013年11月17日
  • 螢

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    なんだこれ…スゴイけど、難しい。
    殺人のトリックは説明が若干ややこしい。
    中盤の推理はやや間延び感あり。
    結末で、良い意味で裏切られるのは間違いないかと。
    作者の仕掛けたトリックも秀逸だと思う。
    再読すると違った印象を持ちそうな作品。
    (とりあえず評価は☆3つ。再読で評価上がりそうです)

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    2025年12月04日
  • メルカトル鮎の事件簿 化粧した男の冒険

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    2013.9.8再読 処分

    小説「メルカトルと美袋のための殺人」より、「化粧した男の冒険」「彷徨える美袋」「小人間居為不善」「水難」の4篇。
    「後々までその名を人々の心に刻む銘探偵」を自称するメルカトル鮎。
    日本一性格の悪い探偵だが、死体を足蹴にしたり、人が死ぬのを知りながら黙認したり、暇潰しのために自ら殺人が起きるよう仕向けたりする辺り、人として常軌を逸している。
    そんな主人公を殺してやりたいとさえ思いながら、なぜか縁が切れない、ミステリ作家美袋(みなぎ)がワトソン役。
    ミステリとしては小ぶりながら面白いが、探偵の特異さに目がいく1冊だった。

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    2013年09月08日
  • メルカトルと美袋のための殺人

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    ネタバレ

    メルカトル鮎。 短編集。
    麻耶さんワールド、ハマる!
    一般的な推理小説とはちょっと違うところがツボ。
    素直に、解決した!良かった!ってことはまずない。

    後から内容思い出せるように自分メモ。

    瑠璃鳥:美袋の恋。佑美子。睡眠学習。
    化粧:口紅。
    小人:メルのチラシ配り。アリバイ作りの訪問。
    水難:女子中学生の幽霊。
    ノスタルジア:メルが書いた小説の犯人当て。上杉謙信。
    彷徨:大黒のシガレットケース。
    シベリア:列車内。眼鏡とコンタクト。左利き。

    美袋くんはよくメルと友人やってられるなぁー。

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    2013年08月18日
  • 新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

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    クイーンを知らなくてあまり楽しめなかった。メルカトルが主人公かと思って読み始めたらなかなか出てこなくてタイトル2、3回確認した。

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    2013年06月22日
  • 鴉

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    麻耶作品読むのも三作目ともなると最初からもう推理を放棄してオチを純粋に楽しもうという気持ちw
    鬼子の真相までは素直な驚きと共についていけたが、以降次々と明かされる真実はすぐにはピンとこず…。ネタバレ読んでやっと理解できた。いろいろ踏まえてもう一度読まなければ。
    難解なところもあるけれど、一読で終わらないのが麻耶ミステリーの魅力なのかもしれない。

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    2022年08月20日
  • 新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

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    ネタバレ

    京大時代に書いたデビュー作。いきなり、最後の事件。
    京都の洋館で起こる首切り連続殺人。ぼんぼん首切られて殺されてく。
    えー、木更津探偵失踪しちゃうの でメルカトル登場。謎説き。あーなんかそれっぽい説だけど。
    えー、メルカトル殺されるわけ で探偵、謎説き。 あーそんなつながりが。
    Aさんの首がBさんの胴体にとび、一瞬生き返る?わけ。 初めての密室トリックだ。
    全員殺され、最後の死人が犯人と。 ふーん
    そんな終わり方、この作家がするわけなくて。
    えー、ロシア革命。 てか、どんだけ体力ある老人なのよ。
    荒唐無稽。

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    2012年09月29日
  • 新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

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    もったいない!っていうのが第一印象です←

    着眼点や設定は非常に独創的で他に類を見ないのに、それを文章で表現するまでには(少なくとも執筆当時の)作家の技量が追いついていないのでは、というのがストーリーを通して感じたことでした。わー、何と言う生意気な感想か…←←

    時々キャラクタ達の行動が一貫していない描写があったりしたのも閉口しました…。「一行前の立ち位置からその行動を取るのは不自然では?」みたいな部分が何点か目について、それすらミスリードなのかと思ったよ、最初(笑)。…繰り返しになりますが、なんか、すっっごく惜しいな~。


    何だか、ものすごい物を読んだ気がするのに、上記で述べたような気持ち

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    2012年07月18日
  • メルカトルと美袋のための殺人

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    メルカトル鮎シリーズ 短編集
    新しい作家さんにチャレンジ! 開拓ってことで購入してみた^^
    表紙の感じからして もっとアク強いかと思ったけど 意外とフツウで読みやすかったです
    また読んでみてもいいカナ^^

    ホームズとワトソン形式のコンビ話
    ホームズ役がメルカトル鮎 ワトソン役が美袋
    メルカトル鮎の性格が悪魔のようなヤツ・・ と美袋は散々ゆっておりますが・・
    そんなに性格悪くもないっていうね (^o^)

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    2012年05月15日
  • 名探偵 木更津悠也

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    ネタバレ

    麻耶のデビュー作「翼ある闇」で活躍?した木更津悠也が再登場。
    この本から読んでも問題はないけれど、「翼ある闇」を先に読んでおいた方が絶対に楽しめる。
    名探偵木更津と助手の香月。2人の歪んだ関係をニヤニヤしながら読むのが良いでしょう。
    事件自体は麻耶さんにしてはオーソドックスだし、短編としての出来は良いと思うので、結末にたどり着くまでが苦痛になることもない。(麻耶作品にはたまにこれがある)

    しかし、最後に2人の関係に気付いてしまった木更津。この後の2人はどうなっていくんだろう。
    友人関係は終わってしまうのか。それともこれまで通りなのか。

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    2011年09月04日
  • 名探偵 木更津悠也

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    今日の買い物

    この作者、長編は面白いんですけど、短編は玉石混合といった感じなんですけど。この短編集も、そんな感じです。読後感がスッキリしたのと、もやもやしたのと。

    それよりですね、表題の木更津悠也が俗に言うホームズ役なんです。そして香月実朝がワトソン役です。や、ポワロとヘイスティングスでもなんでもいいんですけど。でも、このふたりの関係が、一般的なホームズとワトソンじゃなくって、ひねってあって、これ以上は書けないんですけど。作者の『翼ある闇』という本が凄い秀作なんですけど……。

    あー、探偵小説って本の内容を書けないから、こういう本を紹介したりするブログには難しいなぁ。

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    2009年10月04日
  • 名探偵 木更津悠也

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    ネタバレ

    名探偵になるための条件

    「翼ある闇」みたいな今までのオイオイオイ!と言いたくなるような突拍子もない麻耶ミステリではない。個人的にはそっちのほうが好みなのでちょっと残念だった。本書は割りとオーソドックスなミステリ。

    ただ、ホームズな木更津とワトソンな香月の関係はとても楽しめる。しかし、ただのワトソン役ではないよ、この香月。むしろホームズを導いてる(操ってる)とさえ言える。この2人がいるから読める、というかこの2人だけが楽しみなのかも。本書は。

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    2012年06月10日
  • メルカトル鮎の事件簿 化粧した男の冒険

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    メル、こんな感じなんですね…ちょっとイメージと違っていて動揺しました。短編集の漫画化です。漫画化、難しかっただろうなと思ってみたり。

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    2009年10月04日
  • 「さあ、どんでん返しだ。」(キャンペーン8作品無料試し読み)

    購入済み

    続きが。

    続きが気になるのでドンドン読み進めていきます。試し読みなのでちゃんとフルで購入します。

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    2021年07月29日
  • 貴族探偵対女探偵

    ネタバレ 購入済み

    物足りない

    『貴族探偵』が面白かったので買ってみたがいつも推理に失敗する女探偵が出てきたことで、解決後の後味が悪い。

    また、女探偵の描写が入るためか犯人の心理描写が薄く物足りない章もあるのが残念。

    この作者特有の読者をミスリードするような表現は好みが分かれるかもしれない。

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    2017年05月03日
  • 隻眼の少女

    ネタバレ

    他のレビューでもちょっと書かれているが、トリックの暴露に無理があり過ぎる。
    死んだ人間を生きているように見せるトリックが、動物を操って死体を動かして腹話術で死体がしゃべっているように見せかけていた・・・・いや、無理やろ。腹話術している犯人のすぐ隣にいたのに気づかない主人公は、頭がおかしいのだろうか?
    他にも、とある女性キャラクターが、岩の上に座っている主人公の姿が格好良かったという理由で一目惚れしたり、無実の男が警察にちょっと責められただけで自分がやったんだと催眠状態に陥ってやってもいない犯行を自供したり・・・・。さらに、犯人が無差別連続殺人鬼になった理由もすごく無理がある。
    小説全体として、

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    2024年01月04日