あらすじ
化粧をされた男の死体が発見された。一体、何故? 探偵は一目見ただけで真相はわかった、と宣言するが…。頭脳明晰、性格最悪!人の心にその名を刻む“銘”探偵の事件簿。
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Posted by ブクログ
「いつか殺してやる…」
相棒の美袋に殺意を持たれている銘探偵メルカトル鮎の短編をコミカライズ!
「メルカトルと美袋のための殺人」収録の4編が漫画化されてます。
メルのビジュアルにビックリw
美袋はイケメン過ぎないかw
漫画にすると本当にメルの態度悪さが目に付く。
(死体を足蹴にする、つばを吐く等)
麻耶雄嵩ファンなら一度は読んでおく価値有り!
Posted by ブクログ
2013.9.8再読 処分
小説「メルカトルと美袋のための殺人」より、「化粧した男の冒険」「彷徨える美袋」「小人間居為不善」「水難」の4篇。
「後々までその名を人々の心に刻む銘探偵」を自称するメルカトル鮎。
日本一性格の悪い探偵だが、死体を足蹴にしたり、人が死ぬのを知りながら黙認したり、暇潰しのために自ら殺人が起きるよう仕向けたりする辺り、人として常軌を逸している。
そんな主人公を殺してやりたいとさえ思いながら、なぜか縁が切れない、ミステリ作家美袋(みなぎ)がワトソン役。
ミステリとしては小ぶりながら面白いが、探偵の特異さに目がいく1冊だった。