藤井清美のレビュー一覧
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ3.0が出たのが最近だと思っていたら、もう7年も経っていると。3.0は観念的な感じがしたが、4.0はかなり具体的に書いてあると思う、これからは4Pではなく4C(co-creation, currency, communal activation, conversation)だと言ってみたり、カスタマージャーニーは5A(aware, appeal, ask, act, advocate)だったり。3.0の人間中心のマーケティングが、SNSの普及によりどのように進化しているかを説いている。帯に「最終講義」とか書いてあるが、もっと講義して欲しい。
-
Posted by ブクログ
「成功する企業やブランドは、ワオの瞬間を偶然に任せたりはしない。ワオを意図的につくり出し、顧客を認知から推奨へ建設的に導いていく。顧客とのインタラクションを、喜びから経験へ、さらにはエンゲージメントへと、創造的に高めていく。あなたのブランドは、そのひとつだといえるだろうか?」
本書の結びのセンテンスであるが、上記の問いに応えるべくヒントが詳しく解説されている。本書で解説された具体的なキーワードとしては、デジタル時代のメガトレンドとしての企業と顧客の関係性の縦から横への変化、デジタル時代のカスタマージャーニー(認知(AWARE)→訴求(APPEAL)→調査(ASK)→行動(ACT)→推奨(ADV -
-
-
-
Posted by ブクログ
コトラーは、マーケティングを 体系化した。
そして STP;セグメンテーションを明確化し、
ソーシャルマーケティングの確立をした。
マーケティング1.0 製品中心
フォードはいう「顧客は好みの色のクルマを買うことができる。好みの色が黒である限りは。」
マーケティング2.0 消費者志向
情報技術とインターネットがコアテクノロジーとなった。
今日の消費者は十分な情報を持っており、類似の製品を簡単に比較することができる。
製品の価格は消費者によって決められ、その消費者の選好はバラバラである。
顧客は 王様である。ただ、ここでの顧客とは 集団だった。
目的;消費者を満足させ、つなぎとめること。
-
-
Posted by ブクログ
一言で言うと、この本を読んで、ゲームに対する見方が変わった。
コンピュータゲームというと、『引きこもり』と結びつけて捉えてしまっていたが、もっと能動的な能力を発揮しているとも捉えられるという。
電車の中で、ヒマつぶしにゲームしている人達の、あの時間、あの浪費されている空き能力を使うビジネスが思いつけないかなと、常日頃思っていたが、もっと先を走っている人、人達がいた。既に、実験をはじめている。
そこで、学んだこと。お金をあげるのは、必ずしもよくないということ。外的報酬の効果は、すぐに薄れるということ。言われれば当たり前だが、カネというアイデアから離れられなかった。 -
-
Posted by ブクログ
120626presentation.onETV2300美人fmCaoiforniaDr.
for peace !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
---
はじめに リアリティ・イズ・ブロークン
第1部
なぜゲームは人を幸せにするのか(ゲームとは?
「幸せエンジニア」の登場
より満足できる仕事
楽しい失敗とより高い成功への期待
より強力な社会的つながり
自分の存在よりも大きな何かの一部になる)
第2部
現実を作り変える(代替現実の効用
現実生活でレベルアップする
見知らぬ人と楽しむ
幸せハッキング)
第3部
大規模 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれまで考えたことの無いテーマで、非常に興味深く面白かった。
自分に役立つことが在るだろかと考えて読み始めたけれど、「ひとり」っていう感覚では書かれてない気がする。また、読んでいる中で、もっとお金になることを考えなくちゃ続かないんじゃないのか?と思うこともあったけれど、そこは著者はきちんと否定している。むしろNPO的な活動をいかに成功させうるかという観点のような気はする。
ゲーミフィケーションのこれからに関しては、より関心を持ってみていきたいです。
あと、憶えておきたい引用をメモ・・・
「何かを強制的にやらされているとしたら、もしくはしぶしぶやっているとしたら、本当の参加ではありません。
結 -
-
Posted by ブクログ
原著は 2022年、邦訳は 2024年の出版。原題は permanent distortion (永遠の捻れ)で、いわゆるウォールストリートとメインストリート(実態経済)の捻れを分析する。
2008年のリーマンショックに端を発っする世界大恐慌に対して、世界の中央銀行は金融緩和という緊急対策で対応した。しかし、この緊急対策は巻き戻されることなく恒常化し、しかも 2021年のパンデミック期において再び拡大せざるを得なかった。金融緩和は「市場」を刺激するには有効だったが、メインストリートまでは行き渡らず、結果として持つ者と持たざる者の格差は拡大し、しかもこの傾向は permanent だと指摘する