梨沙のレビュー一覧

  • 狂伯爵と買われた花嫁: 1 愛と殺意の新婚生活!?

    購入済み

    疲れた

    前半色々ぶっ飛び過ぎていて付いて行けず読むのをやめようかと思いましたが、終わり間近にようやく許容出来る様になりました。2巻もこんな感じのぶっ飛び展開なら読む気力尽きるかも。1巻だけ出てる状態だったら多分続刊は買わなかっただろうな。まとめ買いしちゃったので気力と暇ある時に頑張って読みます…。

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    2020年04月21日
  • 鍵屋甘味処改5 野良猫少女の卒業

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    ネタバレ

    シリーズもついに最終巻。前作あたりからこずえ、淀川、祐雨子の3人がどうなるのか、物語の大きな主題としてクローズアップされてきましたが、まぁ予想通りの結末でした。それだけに(4巻のレビューにも書いたとおり)ちょっとじれったかったですね。
    おまけに最後は淀川の父との親子関係も修復の兆しがみえ、明るい未来を予感させる終わり方でした。ただ、この親子関係の部分はちょっと話しの展開が急でしたね。シリーズ巻数5冊という中では難しい面があるかもしれませんが、もう少し前の段階から父親とその確執を描いておき、最後にお互いを理解しあう、という展開のほうが感動も大きかったのではないかと思います。
    またシリーズ全体を通

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    2020年04月02日
  • 鍵屋甘味処改4 夏色子猫と和菓子乙女

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    巻を追うごとにだんだん鍵屋から舞台を移したストーリーが増えてきましたね。こずえの学校が登場する本作もその好例といえるでしょう。そしてこずえ、淀川、祐雨子の三角関係(?)も本作あたりから、いっそう色濃く描かれるようになってきました。なんとなくの結末、また当人たちの想いも読みながら想像できてしまうだけに、読み進みにつれこずえの態度や考え方がちょっとじれったいというか、回りくどいというか…。

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    2020年04月02日
  • 鍵屋甘味処改3 子猫の恋わずらい

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    ネタバレ

    ほんわか雰囲気は相変わらずながらも、今回は多喜次がちょっとうっとおしいと感じてしまいました、その態度ゆえ…。ああいうイラつきキャラはちょっと苦手なもので。
    また本作ではこずえが夢のなかで若かりし頃の銀子となって淀川の祖父との馴れ初めを追体験するシーンがあります。ちょっとしたファンタジーといえそうなシーンですが、前作までこういった構成はお目にかからなったこともあり、ちょっと唐突な印象。くわえて過去の現実世界が夢に出てくるというのも無理やりな感があるかな、と。
    本作は全編通しで鍵屋敷における3日間を描く長編構成ですが、色々な要素があるわりには、それぞれのつながりに欠けています。バラエティ豊かととる

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    2020年03月28日
  • 鍵屋甘味処改 天才鍵師と野良猫少女の甘くない日常

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    家出をした少女・こずえが鍵師のもとに居候しながら鍵師の仕事を手伝ううち、自身の境遇と似たクライアントの案件に出くわす、ラストでは母親との関係も修復され家に戻る、というストーリー。最終章では謎解きの要素もちょっぴり加わってはいるのですが、盛り上がりには欠けるかな、という印象。
    それでも、鍵師のこずえに対するつっけんどんながらも温かいまなざしや、なぜか鍵師の仕事の助けになっているこずえのコミュニケーション能力、また舞台となっている鍵屋のちょっとレトロな雰囲気もあいまって、物語全体を通してほんわかとした空気感があります。つい先日読んだ「谷中レトロカメラ店の謎日和」とも通じるものがあるかなと感じました

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    2020年03月07日
  • 神隠しの森 とある男子高校生、夏の記憶

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    村で起こる神隠しとか変な風習とか。少年たちも個性的で、大人びたのも子供っぽいのも居て、なかなかに面白かった。それにしても変な村だなぁ。

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    2019年12月06日
  • 鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のひとびと

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    こっちも完結かー。あっという間だったな。それはそうと、鍵屋さんのほうのお仕置のくだりを是非読みたいんですけど、くっついたその先が本人目線で書かれないのがとても残念です。

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    2019年11月18日
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー

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    縁切りにゃんこはちょっと私には合わなかったけど、
    他の4編はどれも好き。

    ハケン飯友は作者さんが好きだし、
    生まれ変わって猫になるっていうの、ちょっと悲しいけど身近だった人のそばにいられるっていうのはいいのかな。
    でもやっぱり切ないな。

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    2019年11月12日
  • 鍵屋甘味処改4 夏色子猫と和菓子乙女

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    面白かったです。するする読めます。
    でもこずえも淀川さんもじれったい~!と思ってしまいますが、こずえが未成年者だから!と止めている淀川さんはやっぱり素敵です。でもこずえの水着姿の写メはまんざらでもないのね。
    こずえを猫と思ってるところも萌えるな。。
    しかし淀川さんの過去、あんなんじゃそりゃ女性に対して歪むわ…と思いました。祐雨子さんも切ない。
    こずえの本当の祖父母と夏帆さんの関係がとても素敵でした。
    じれったいので続きが気になります。

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    2019年09月25日
  • 鍵屋甘味処改3 子猫の恋わずらい

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    面白かったです。
    久しぶりにこのシリーズの続きを読みましたが、すんなり世界に入っていけました。
    淀川さんの弟が登場。彼も憎めないキャラです。
    こずえが銀子さんの夢を見る、というのが不思議です。淀川さんと深く縁が繋がってるのかな。
    銀子さんの過去がとても悲しかったです。悲壮な決意、わかりました。
    シリーズを読み進んで行くにつれ、こずえのすごさがわかってきました。言葉にするのは難しくて感覚なのですが、こずえのコミュニケーション力というか共感力と、懐が大きいけど細やかな気配りも出来るところ、素敵です。
    続きも楽しみです。

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    2019年09月07日
  • 鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のもろもろ

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    柴倉いいやつだなぁ。でも、設定的にせめてあと2歳くらい上だったらなぁとも思う。人間関係複雑になってきたけど、祐雨子の友人好きなタイプじゃないなー。今回は子供がいっぱい出てきて賑やかになって、より前向きな人がたくさん出てきて良かった。

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    2019年07月20日
  • 鍵屋甘味処改 天才鍵師と野良猫少女の甘くない日常

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    イケメンでクールで本当はとても優しくて職人で…そんな彼の元にひょんなことから家出娘の可愛くてドジな女の子が舞い込んで…
    おとぎ話としか思えないシチュエーションですが、きっと若い子たちにはキュンキュンするのでしょうね〜
    映画にすると、主人公は誰になるのでしょうか?

    娘よりも年下な家出娘の行動に、私はハラハラし通しで、
    男の人はそんなに甘くないのよー、とつぶやきながら読み続けました。
    最後は結構涙、でしたが。

    そうそう、この本はうちの母が
    孫娘である私の娘と著者の名前が一緒だから、
    と買った本で、
    ずいぶん前に私がもらってたものです。
    私よりまだ一世代年上の母
    どんな感想だったのかなぁ?(笑)

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    2019年07月19日
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー

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    ネタバレ

    2019/6/11
    最後だけまだおもしろかった。
    時計屋さんの谷瑞恵を久しぶりに読んでみるかと選んだらアンソロジーだった。
    こういうのは新たな出会いにいいのだけど、おおむね退屈で…
    特に3作目、二人とも死んで猫に生まれ変わって恋を実らすってなんなん?なぜかかなりの苛立ちを覚えた。
    虫の居所悪かったんかいね。
    何と言うかか登場人物が誰も生きてなかった。
    4作目で猫の可愛さに依存しすぎじゃね?って飽きたけど5作目でちょっと戻した。
    同じ死んで猫に生まれ変わるのでも違うのね。
    関西弁やからだけのことやったりして。

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    2019年06月14日
  • 神隠しの森 とある男子高校生、夏の記憶

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    ネタバレ

    祟り神のいる村。その神様の夏祭りの夜には「引かれる」ので16歳以下の子供と何故か女性も外出禁止。祭事は男性だけで行う。特に4年に一度の大祭は「引き」が強くなるという。
    祭りの期間子供は念の為親戚宅へ身を寄せたり合宿に行ったりと村を出されるほど警戒している。
    だが引っ越してきたばかりの兄妹は村の夏を満喫している。
    16歳の兄はいいが、幼い妹は対象だろうに。てか絶対この妹引かれるだろう、と思ったら案の定だ。
    村人たちはこういう習わしがあることや注意事項を伝えている。だがそこまで真剣にアドバイスをしていないように思えない。まるで生贄にするかのようだ。積極的には言わないけれど、必要なことは言った。可哀

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    2019年05月11日
  • 鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のこいこい

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    自殺志願者を拾ってくる祐や、宮司の榊など、大人が魅力的。若者および子供はイチャイチャわちゃわちゃしている。

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    2019年04月07日
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー

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    なんだか、寂しくなる内容が多かったかな。猫町クロニクルは最初面白かったけど生まれ変わったりが忙しくて後半はうーん、みたいな感じ。縁切りにゃんこの縁結びはスッキリ面白かった。神様はそない優しくないは、内容に引き込まれて読んだけどやっぱり寂しさが残った。読みおわって、うちの猫をじっと見て、こんなふうに中のおっさんが考え事してたらちょっと嫌だなと思った……(笑)

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    2019年02月26日
  • 鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のつれづれ

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    鍵屋さんが終わって今度はお隣。視点が変わると見える景色も変わってきますね。鍵屋さんよりポップな雰囲気で賑やかな感じ。

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    2019年02月26日
  • プランナーズ! あなたのお悩み解決します

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    プランナーというより何でも屋か。聴覚過敏で苦労した主人公が頑張るお仕事小説。聞こえてるはずがないことは知らない振りをしなきゃいけないってパニックだろうな。

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    2019年01月25日
  • 鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のこいこい

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    箱入り娘感が凄い。そして三角関係。まるでみんな同年代だと感じてしまうけど、そんなことはないんだよね。小豆農家さんの話、良かった。

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    2019年01月15日
  • 神神神は、罪に三度愛される

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    高一の神神神(かがみしん)と幼馴染みの日和らが台風が直撃する中強行された部活の夏合宿で遭遇する、可愛らしい登場人物たちが容赦なく当事者となる凄惨な殺人事件たち。タイトルやイラストや人物像とのギャップや伏線に何らかの希望ある展開すら過る戸惑い。神神四兄妹のやり取りが楽しくて登場が結末だけなのが勿体無い。

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    2018年10月14日