梨沙のレビュー一覧
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購入済み
疲れた
前半色々ぶっ飛び過ぎていて付いて行けず読むのをやめようかと思いましたが、終わり間近にようやく許容出来る様になりました。2巻もこんな感じのぶっ飛び展開なら読む気力尽きるかも。1巻だけ出てる状態だったら多分続刊は買わなかっただろうな。まとめ買いしちゃったので気力と暇ある時に頑張って読みます…。
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズもついに最終巻。前作あたりからこずえ、淀川、祐雨子の3人がどうなるのか、物語の大きな主題としてクローズアップされてきましたが、まぁ予想通りの結末でした。それだけに(4巻のレビューにも書いたとおり)ちょっとじれったかったですね。
おまけに最後は淀川の父との親子関係も修復の兆しがみえ、明るい未来を予感させる終わり方でした。ただ、この親子関係の部分はちょっと話しの展開が急でしたね。シリーズ巻数5冊という中では難しい面があるかもしれませんが、もう少し前の段階から父親とその確執を描いておき、最後にお互いを理解しあう、という展開のほうが感動も大きかったのではないかと思います。
またシリーズ全体を通 -
Posted by ブクログ
ネタバレほんわか雰囲気は相変わらずながらも、今回は多喜次がちょっとうっとおしいと感じてしまいました、その態度ゆえ…。ああいうイラつきキャラはちょっと苦手なもので。
また本作ではこずえが夢のなかで若かりし頃の銀子となって淀川の祖父との馴れ初めを追体験するシーンがあります。ちょっとしたファンタジーといえそうなシーンですが、前作までこういった構成はお目にかからなったこともあり、ちょっと唐突な印象。くわえて過去の現実世界が夢に出てくるというのも無理やりな感があるかな、と。
本作は全編通しで鍵屋敷における3日間を描く長編構成ですが、色々な要素があるわりには、それぞれのつながりに欠けています。バラエティ豊かととる -
Posted by ブクログ
家出をした少女・こずえが鍵師のもとに居候しながら鍵師の仕事を手伝ううち、自身の境遇と似たクライアントの案件に出くわす、ラストでは母親との関係も修復され家に戻る、というストーリー。最終章では謎解きの要素もちょっぴり加わってはいるのですが、盛り上がりには欠けるかな、という印象。
それでも、鍵師のこずえに対するつっけんどんながらも温かいまなざしや、なぜか鍵師の仕事の助けになっているこずえのコミュニケーション能力、また舞台となっている鍵屋のちょっとレトロな雰囲気もあいまって、物語全体を通してほんわかとした空気感があります。つい先日読んだ「谷中レトロカメラ店の謎日和」とも通じるものがあるかなと感じました -
Posted by ブクログ
イケメンでクールで本当はとても優しくて職人で…そんな彼の元にひょんなことから家出娘の可愛くてドジな女の子が舞い込んで…
おとぎ話としか思えないシチュエーションですが、きっと若い子たちにはキュンキュンするのでしょうね〜
映画にすると、主人公は誰になるのでしょうか?
娘よりも年下な家出娘の行動に、私はハラハラし通しで、
男の人はそんなに甘くないのよー、とつぶやきながら読み続けました。
最後は結構涙、でしたが。
そうそう、この本はうちの母が
孫娘である私の娘と著者の名前が一緒だから、
と買った本で、
ずいぶん前に私がもらってたものです。
私よりまだ一世代年上の母
どんな感想だったのかなぁ?(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレ祟り神のいる村。その神様の夏祭りの夜には「引かれる」ので16歳以下の子供と何故か女性も外出禁止。祭事は男性だけで行う。特に4年に一度の大祭は「引き」が強くなるという。
祭りの期間子供は念の為親戚宅へ身を寄せたり合宿に行ったりと村を出されるほど警戒している。
だが引っ越してきたばかりの兄妹は村の夏を満喫している。
16歳の兄はいいが、幼い妹は対象だろうに。てか絶対この妹引かれるだろう、と思ったら案の定だ。
村人たちはこういう習わしがあることや注意事項を伝えている。だがそこまで真剣にアドバイスをしていないように思えない。まるで生贄にするかのようだ。積極的には言わないけれど、必要なことは言った。可哀 -