【感想・ネタバレ】鍵屋甘味処改 天才鍵師と野良猫少女の甘くない日常のレビュー

あらすじ

【集英社オレンジ文庫創刊!】鍵をかけ、しまった秘密はなんですか――? 冬休みに突入した午後、自分の出生にまつわる秘密を知ってしまった女子高生・こずえは母を一方的に責め、衝動的に家を飛び出した。ひょんなことから鍵屋を営む鍵師・淀川と知り合い、年齢を偽って助手として彼の家で居候することに。そこへ「亡き父が遺したものを知りたい」という依頼者たちにより、他の鍵屋で開けられなかった手提げ金庫が持ち込まれるが…?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 好きだ、こういう話。うん、1巻が一番好き。こずえの引っ込み思案なのに、いざとなると、とんでもない行動力があるところや、それを助ける周囲の優しさ、利己的な部分、全部ひっくるめて、梨沙氏らしさ全開。母と再会するシーンで、つい涙腺が…。

 笑顔の写真、持ってないかも。そして、鍵開けツール、持っているだけで罪になるって、初めて知った。自分の来し方を振り返らざるを得ない話だった。

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2023年08月08日

Posted by ブクログ

十五歳の家出少女と拾い主の二十四歳鍵師の冬休み。初めから初対面らしからぬ距離の近さだけれどキャラクターとして割り切り嫌な違和感はない。和菓子とカメラがすきなこずえが隣のお客に流され勝手に喫茶化する店内、淀川が警戒心と好奇心の猫と称しこずえを持ち歩く先での遺言書と宝探し。ぎゃんぎゃん騒ぐこずえに和む。

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2018年10月13日

Posted by ブクログ

面白かったけど、ちょっと中高生向けって感じかな(^ ^;
キャラもマンガっぽい氏、伏線も分かりやす過ぎたし、
全体的に「んなアホな」ってシチュエーションだし...
そう、全体的に「少女マンガっぽい」のかな(^ ^;

面白いけど、おっさんには少し遠い世界(^ ^;

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2016年04月18日

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家出少女こずえがたまたまたどり着いた町で出会った淀川と鍵屋の仕事をしながら過ごす日常ミステリー(?)
スラスラ読めたが、なんか感情移入出来なかった。

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2015年02月23日

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始まりの文章が、ちょっとくどかった気がするけど最初だけで後は読みやすかった。
ただ、私が主人公の女の子を好きになれなかったせいで、最後まで読むのが苦痛だった。

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2025年10月30日

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自分の戸籍の秘密を知った少女家を飛び出して、転がり込んだところは無愛想な鍵屋だった。
鍵屋の仕事を手伝いながら、家族の形は一つでないことを見つけていくハートフルストーリー。

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2023年07月18日

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髭を剃って、女子高生を拾う話を少し思い出しました。21歳と言った子が15歳と知ったときは、「えっ?!」という感じだったけど、それはそうですよね。。推理小説だったのは予想外だったけど、二人の関係を見ているのが楽しかったです。それにしてもお母さん、かわいそう。、でも、こずえちゃんもそうかもしらないけど、間違いなくお母さんもこずえちゃんに救われたよね。続編も読みます。

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2021年08月25日

Posted by ブクログ

家出をした少女・こずえが鍵師のもとに居候しながら鍵師の仕事を手伝ううち、自身の境遇と似たクライアントの案件に出くわす、ラストでは母親との関係も修復され家に戻る、というストーリー。最終章では謎解きの要素もちょっぴり加わってはいるのですが、盛り上がりには欠けるかな、という印象。
それでも、鍵師のこずえに対するつっけんどんながらも温かいまなざしや、なぜか鍵師の仕事の助けになっているこずえのコミュニケーション能力、また舞台となっている鍵屋のちょっとレトロな雰囲気もあいまって、物語全体を通してほんわかとした空気感があります。つい先日読んだ「谷中レトロカメラ店の謎日和」とも通じるものがあるかなと感じました。

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2020年03月07日

Posted by ブクログ

イケメンでクールで本当はとても優しくて職人で…そんな彼の元にひょんなことから家出娘の可愛くてドジな女の子が舞い込んで…
おとぎ話としか思えないシチュエーションですが、きっと若い子たちにはキュンキュンするのでしょうね〜
映画にすると、主人公は誰になるのでしょうか?

娘よりも年下な家出娘の行動に、私はハラハラし通しで、
男の人はそんなに甘くないのよー、とつぶやきながら読み続けました。
最後は結構涙、でしたが。

そうそう、この本はうちの母が
孫娘である私の娘と著者の名前が一緒だから、
と買った本で、
ずいぶん前に私がもらってたものです。
私よりまだ一世代年上の母
どんな感想だったのかなぁ?(笑)

3冊もらってるので、全部読んでみますね〜♪

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2019年07月19日

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初めましての作家さん。面白かったです。
ファンタジーだな…と思いましたが、こずえも淀川さんもキャラが濃くて好きでした。野良猫と寡黙。
終わり方が、これシリーズだったよな…?と思いましたが、続くようで、これからも読みます。
和菓子も美味しそうでした。

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2018年07月23日

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鍵屋の仕事は面白かったけど、さすがに見知らぬ女子高生を男の独り暮らしに置いといたらまずかろう。母子の真相のとこだけ文章に違和感あった。

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2016年01月22日

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ネタバレ

設定がいまいちです。主人公のこずえは家出して初対面の男性の家に転がり込む。転がり込んだ先の鍵屋の淀川は初対面の女子高生を家に住まわせるし、服を買ってあげたりするし、その辺の心情がよくわからない。それにこずえの幼すぎる言動に共感ができませんでした。淀川にもあまり魅力を感じず、残念。

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2015年09月02日

Posted by ブクログ

それぞれのキャラがあまり確立しない内になんとなくおわった感じが…。2に続くつもりで書いたのかな?でも、思い出を閉じ込める鍵と言う存在は好き。

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2015年07月04日

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