【感想・ネタバレ】神隠しの森 とある男子高校生、夏の記憶のレビュー

あらすじ

荒霊村に棲む祟り神・赤姫。祭事の夜、禁を破って外出した子供は彼女に“引かれ”、生きては帰れない――。村の高校生・モトキは、転入生の法介、村外へ進学した幼なじみの将親、薫、建太とともに、夏休みをすごしていた。だが大祭の夜、法介の妹が“引かれ”てしまう。彼女を助けようと、五人は奔走する。そして、実は赤姫に“引かれ”た唯一の生き残りであるモトキは…?

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ぎゃー。可愛い表紙とは裏腹に何気に怖かった!
夏のむせるような暑い空気と、眩しい空の青と怪しくゆらめく祭りの提灯の情景が読んでいて、頭の中に浮かび上がり自分もその世界にふっと呼び込まれる気がした。
ただ、残念なのはたまに語り手がわかりにくくなる時があり、急に現実に戻された。
それでも、面白く星は五つ

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2016年06月28日

Posted by ブクログ

祭りの日は怖いけれど、それ以外の時期は子供の守り神…という二面性を持つ神様のいる村。田舎の方とかに本当にありそうだなと思った。

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2023年09月05日

Posted by ブクログ

結構ホラーでした。でもこういう風習やお祭りがある舞台の田舎は凄い好きです。妖怪とか好きな人にもブッ刺さると思います。早めに買っておかないと絶版になるので決断は迅速に!

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2023年04月11日

Posted by ブクログ

村で起こる神隠しとか変な風習とか。少年たちも個性的で、大人びたのも子供っぽいのも居て、なかなかに面白かった。それにしても変な村だなぁ。

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2019年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

祟り神のいる村。その神様の夏祭りの夜には「引かれる」ので16歳以下の子供と何故か女性も外出禁止。祭事は男性だけで行う。特に4年に一度の大祭は「引き」が強くなるという。
祭りの期間子供は念の為親戚宅へ身を寄せたり合宿に行ったりと村を出されるほど警戒している。
だが引っ越してきたばかりの兄妹は村の夏を満喫している。
16歳の兄はいいが、幼い妹は対象だろうに。てか絶対この妹引かれるだろう、と思ったら案の定だ。
村人たちはこういう習わしがあることや注意事項を伝えている。だがそこまで真剣にアドバイスをしていないように思えない。まるで生贄にするかのようだ。積極的には言わないけれど、必要なことは言った。可哀そうだけれど仕方がないというように。

こういう祟り神と守り神や河童などの不思議の世界と重なる話は好み。
最後に取ってつけたような守り神パートがあったのが蛇足に感じる。
というより、これは別の巻で展開して欲しかった。
少年たちのキャラ設定も面白いし謎が微妙に残っているからシリーズ化して欲しいが、続編は出ないのかな。

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2019年05月11日

Posted by ブクログ

奇妙な祭りがある村に住む高校生と、転校してきた少年と
幼馴染の3人と、夏休みをすごしていた。

連続短編なのですが、話が進む毎に不思議がいっぱい。
祭り自体もそうなのですが、もしやここ…な
あやふやな感じが、想像力をかき立てられます。
ジャーナリスト希望の転校生が危なさそう? と思ったら
別の所が危ない状態。
いやでもこれ、駐在さんもわけが分からなくて
大変だったかと。

当然…というか、祭りが一番のメイン。
これが一番怖いというか、はらはらというか。
どうする? という状態だったのに反比例してくれるのが
最後の、変質者の話。
祭りの期間だけ、の怖い状態から脱出している、のか
彼の性格をきれいに語ってくれているのか。
どちらにせよ、そうですね、視てるだけで
終わらせてください、でしたけれど…w

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2018年04月05日

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