あらすじ
多喜次は兄が営む『鍵屋甘味処改』のお隣、『つつじ和菓子本舗』の看板娘・祐雨子に絶賛片想い中。祐雨子と兄は幼なじみで、彼女はかつて兄に恋をしていた。少しでも自分を見てほしいとプロポーズした結果、答えは保留。断られたわけではないし、諦めるつもりはない。そして高校卒業後は『つつじ和菓子本舗』へ住み込み、和菓子職人として修業の日々が始まるが…?
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Posted by ブクログ
「鍵屋甘味処改」にも登場したお隣の和菓子屋さんを舞台に据えた物語。嘉文の弟の多喜次が和菓子屋で住み込みで修行するという設定。
鍵屋~ほどの良さは感じませんでした。登場人物、いずれも幼さが目立ちます。年齢層が若い人物なので当たり前といえば当たり前ですが、もう少し知性というか、人間としての幅みたいなものがあるとよいんですが…。鍵屋~に登場した淀川はその点ではみるべきところがあったキャラだと思います。
柴倉みたいな機嫌の悪いキャラも個人的には苦手です(鍵屋~にはじめて登場した多喜次がそうでしたね)。
シリーズものでまだ先があるんですよね? まぁ、でもこの巻限りでもういいかな、と。
Posted by ブクログ
鍵屋のお隣さんである和菓子やさんが舞台のスピンオフ
時系列としては最終回後でしずくは高校を卒業して、淀川さんと婚約して同棲してる
鍵屋さんが二人って書かれ方をしてたから、変わらず和菓子屋さんのお客さんへお茶を提供しつつ、鍵師となるべく修行中なのかな
本編では淀川さんの弟のタキと祐雨子が主人公
まさかタキが和菓子の道に進むとは...あの初恋の気持ちは本物だったんだね笑
今回は和菓子やさんが舞台だから、和菓子をメインとしたストーリーだったんだけど...鍵よりは姿・形の想像はしやすいし、季節に沿ったものがディスプレイされてる様子とかも想像しやすいんだけど、結構犯人というか伏線が分かりやすくてなんか物足りなかったかな
あと祐雨子もタキのことをちゃんと考えてるのか怪しくて、まだ考えてるというかタキを理解しきれてないところがあるせいか、手のひらで転がしてるとか弄んでるってことはないんだけど、こう...もうちょっと真剣に考えてあげよ?ってなる
タキはタキで好きになってもらえるよう頑張る!だからまだ返事は聞きたくない!!って言ってるからまだいいものの、なんか少し祐雨子が嫌いになったかなー
まぁ彼女の天然さがなすところもあるんだろうけど
淀川さんとこずえの付かず離れずと違って、にまにま出来ない二人だった
タキは一人甘酸っぱいことになってて、頑張れーとは思うけど まぁ柴倉に負けないように頑張ってくれ
スピンオフはもういいので鍵屋さんの番外編か短編集ください