大鐘稔彦のレビュー一覧

  • 孤高のメス 神の手にはあらず 第4巻

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    死亡肝移植によって一命をとりとめた大川が拒絶反応を起こし再手術のため台湾へ来るが、難なく成功。
    しかし、最愛の人もまた病魔に侵されていることを発見。
    古巣の病院が鉄心会の傘下に納まり、紆余曲折もありながら、当麻も戻ってくることになって、とんとん拍子に話は進むが、最愛の人を侵す病魔は、現代医学では救いようのないものであった。

    なんかお話としては、スラスラ読めて、それなりの感動もあったんだが、煩わしい世俗を全部都合よく(?)片付けて、神様のような人に仕立て上げしまっているところが、どうもなぁ。。。

    (2010/3/2)

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    2010年03月13日
  • 孤高のメス 神の手にはあらず 第3巻

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    古巣の病院で盲腸の手術中に起こった麻酔事故で患者が脳死、ついには訴訟問題に発展。院長はアルツイマーと、転落の一直線。とうとう身売り。。。ということなんでしょうか。

    それにしても、「一時間そこそこの麻酔で4万円弱の手当てが入る。それに当直料3万円で計7万近くを一晩で稼げる。」(本文より引用)というのがお医者さんの収入水準のようです。お医者さんの質というか品格のようなものが、本書で登場するキャラクターのように、ここまで善悪の区別がはっきりするのなら、保険点数の一律何点でなく、もうちょっと格差のつけようを考えてもらいたいものですが、現実世界では、良い医者と悪い医者、そうは簡単でないんでしょうね。

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    2010年01月31日
  • 孤高のメス 神の手にはあらず 第2巻

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    天才外科医の当麻鉄彦を失った病院が、デフレスパイラル的に凋落著しい。とうとう、院長までが、、、

    ただ、悪役以外の誰もが、当麻鉄彦を褒めちぎる様は、少々鼻に付くようにはなりました。

    (2009/12/23)

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    2009年12月28日
  • 緋色のメス(下)

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    前作「孤高のメス」の印象から、どうしても優秀な外科医を軸にし、医学界の暗部をリアルに織り交ぜた小説という感触が有ったが、本作はあくまで末期がんを患った女性の許されざる愛を中心に描いたヒューマンドラマであるといえる。以前のレビューでも書いたがそういう意味では今回の本のタイトルは大失敗だと思う。

    前作では大学病院の腐敗部分を背景に臓器移植という先端医療を緻密に描写することで物語の世界観をリアルに作り出していた。 それ故に登場人物は否が応でも人間臭く、読み手は自然に嫌悪感を抱いたり、好意を抱いたりした。

    本作品では乳がんという女性としての尊厳を奪う病気を中心に据えることで、医学的な側面が物語

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    2009年10月04日
  • 緋色のメス(上)

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    「孤高のメス」の著者の新しい作品と聞き手に取った。 本のタイトルは出版社が考えたものなのかもしれないが、今回のタイトルに「メス」が付いているのは少々興ざめ。 前著「孤高のメス」はタイトルから想像される内容と、実際の内容が相乗効果となっていたため、しっくりきていた。 しかし、今回のタイトルは前作に便乗した感をぬぐえない。 ただし、「緋色の」という部分はさりげなく伏線が張ってあってよい。

    主人公は公立病院に勤める47歳のベテラン看護師 中条志津。 乳がんを宣告された志津が執刀を依頼した医師は20年以上前に不倫の関係にあった佐倉修平。 渡辺淳一ばりの設定であるが、病院、医師、乳がんの描写が物語に

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    2009年10月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第5巻

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    ついに脳死肝移植に踏み切るわけですが・・・もろもろの現実をここでもまたいっそ軽々と飛び越えるわけで、読者はもちろん当麻先生に感情移入しつつ読むのでしょうが、ワタシゃいい加減新聞記者の気持ちもわかるし、学会の偉いさんの気持ちの方がむしろ、理解しやすいと思ったりもする。スタンドプレーじゃないと言いたいのだろうが、スタンドプレーと思われても仕方ないなあ…

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    2009年10月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第3巻

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    もともと肝移植の話を書きたくてはじめたお話なのだが、いよいよ肝移植になるとやはり、現実味が薄くなってしまうのは仕方ないか。移植、という問題をいとも簡単に、むしろシンプルに乗り越えてしまう主人公に、この辺りからやや腰が引けてしまい、ただ単に気持ちよく読んで行くことができなくなってくる。

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    2009年10月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第2巻

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    天才外科医当麻鉄彦が、外国での研鑚をつみ帰国し、田舎の総合病院で執刀する中、いろんな軋轢等になやみつつ新医療に取り組む。大学病院の実川と生体肝移植を試みる。実川への風当たりが強くなる中、まだ日本では法令化されてない脳死の肝移植を当麻は成功させ一躍脚光を浴びるが、昔からの肝移植学会とかの偉い面々からは四面楚歌となる。そんなおり母親の知人から台湾の病院に是非にと請われる。第ニ巻

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    2009年10月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第3巻

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    天才外科医当麻鉄彦が、外国での研鑚をつみ帰国し、田舎の総合病院で執刀する中、いろんな軋轢等になやみつつ新医療に取り組む。大学病院の実川と生体肝移植を試みる。実川への風当たりが強くなる中、まだ日本では法令化されてない脳死の肝移植を当麻は成功させ一躍脚光を浴びるが、昔からの肝移植学会とかの偉い面々からは四面楚歌となる。そんなおり母親の知人から台湾の病院に是非にと請われる。第三巻

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    2009年10月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第4巻

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    天才外科医当麻鉄彦が、外国での研鑚をつみ帰国し、田舎の総合病院で執刀する中、いろんな軋轢等になやみつつ新医療に取り組む。大学病院の実川と生体肝移植を試みる。実川への風当たりが強くなる中、まだ日本では法令化されてない脳死の肝移植を当麻は成功させ一躍脚光を浴びるが、昔からの肝移植学会とかの偉い面々からは四面楚歌となる。そんなおり母親の知人から台湾の病院に是非にと請われる。第四巻

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    2009年10月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第5巻

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    天才外科医当麻鉄彦が、外国での研鑚をつみ帰国し、田舎の総合病院で執刀する中、いろんな軋轢等になやみつつ新医療に取り組む。大学病院の実川と生体肝移植を試みる。実川への風当たりが強くなる中、まだ日本では法令化されてない脳死の肝移植を当麻は成功させ一躍脚光を浴びるが、昔からの肝移植学会とかの偉い面々からは四面楚歌となる。そんなおり母親の知人から台湾の病院に是非にと請われる。第五巻

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    2009年10月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第2巻

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    ドラマチックな凝った展開があるわけじゃないけど、リアルな淡々とした描写、それだけで十分に楽しめる。

    しかしそれにしてもダメな医者のダメさがあまりにひど過ぎる。これが本当に現実なのか?

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    2009年10月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第6巻

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    目の前に肝移植でしか救い得ない患者がいたので、ためらわず肝移植に踏み切った。もちろん、あくまでドナーとレシペント双方の同意の下であった。。。であるのに、不正医療として告発されてしまう。マスコミとか、学会で事前に何の連絡も無かったことが原因で。事前に連絡すれば、反対されるのは自明であったのに。
    密室裡にやってしまうのは確かにフェアではなかったんだろうけれど、だからといって、当節の実施可能な施設を限定(認定)してしまうのはいかがなものかと。それよりも医学界は外科医の能力そのものをしっかりと認定する努力をすべきだというのが、著者の訴えたかったことのようです。
    ただ、最後の結末は、前巻あたりからある程

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    2009年10月07日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第5巻

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    まだ臓器移植法が制定される以前、脳死が人の死であるかどうか決着がついていない時代のお話。「真実患者のためを思い、それを助けたい一念でありとあらゆる手段を講じ、持てる力を振り絞ってやったことならば、なんら咎められることはないと思うのですが。。。」という信念で、いよいよ肝臓移植に向けて動き出す。
    しかし、マスコミとか、学会の権威者たちとか、事前にお伺いなんてやってたら、やれるわけありませんわなぁ。いつまでたっても結論の出ないうちに患者さんが持ち堪えてくれるわけありませんから。まぁ、そういうことだから、真実患者のためを思う関係者だけの間で秘密裏にやるしかなく、たとえ成功しても、その後の暗雲を予感させ

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    2009年10月07日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第4巻

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    本邦初の生体肝移植は成功したものの、臓器の拒絶反応が原因で次々と合併症を引き起こし、術後3ヶ月に満たずあえなく絶命。手術技法上の問題はなかったものの、勝てば官軍、負けたので賊軍とされてしまうのは、日本ならではのお国柄か。臓器移植に関しては、30年も遅れた後進国になってしまった日本と違って、アメリカならば、さっさと再移植手術で命を救えたかもしれないのにという、現役医師の作家ならではの無念がひしひしと伝わってきます。
    (2007/7/13)

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    2009年10月07日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第3巻

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    いよいよ本邦初の生体肝移植。一方で当麻医師の母親が危篤になるという状況の中で手術が始まります。
    患者の生命力頼み、失敗しても仕方の無い状況まで引き延ばして、ぎりぎりのゴーサインが出されることとなりましたが、内部告発・抜け駆けなど医者達の出世争いの道具とされてしまっているあたりが、いかにもありそうなお話として、噴飯もののリアル感ありでした。
    (2007/7/10)

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    2009年10月07日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第2巻

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    地方の総合病院に巣食う三流医科大学の学閥。およそ「医は仁術」という世界(善人)からは遠くかけ離れた悪人達のていたらくと、天才外科医主人公の孤高のメスさばきを迫真の筆致で読ませてくれるハラハラドキドキ小説。
    これまで、シンプルな善人対悪人の構図で展開してきたが、本書第2巻では、ちゃんとしたスキルを有した悪人タイプも登場してきて、いよいよ日本国内で初の肝臓移植へ向けての展開になってきました。
    (2007/7/5)

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    2009年10月07日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第5巻

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    生体肝移植に向けて一気に動き出す第5巻。医者の人たちって、医療と患者の事以外に色々考えてんだなぁ…とつくづく。『権力闘争みたいなのに左右されて手術を見合わせる』とか本当にあるのかなぁと思う一冊。

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    2011年09月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第4巻

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    いよいよ、医療小説っぽさが満開。臨床医療云々を差し置いて、学閥・派閥・ポスト争い…。色々な人間の思惑が絡み合ってて面白い。

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    2011年09月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第2巻

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    全6巻もの 第二巻。第一巻より多少ペースアップの感じでした。徐々に、ドロドロした医療界の感じが出てきました。サスペンスって感じは薄いかなぁ。

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    2011年09月04日