孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第6巻
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孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第6巻

550円 (税込)

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前人未到の脳死肝移植を成功させた当麻は、達成感に身を震わせた。しかしそれは激しいバッシングの始まりでもあった。院内の医師からの抗議、県警からの査問、肝移植研究会の除名勧告など予想外の出来事が起きる。理解者だった島田院長も、近江大が医師派遣停止の通達をするや支え切れなくなる。孤立を深めた当麻は、ついにある決断を下す―。

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孤高のメス 外科医当麻鉄彦 のシリーズ作品

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  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第1巻
    658円 (税込)
    当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか?
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第2巻
    550円 (税込)
    当麻の評判は日ごとに高まった。そんな時、近江大の実川助教授から二歳の幼児の「肝臓移植」を手伝って欲しいと頼まれる。一か八か、残された方法はそれだけだった。快諾する当麻だが、抜け駆けは許さんとする他の外科医の妬み、手術の失敗を恐れる大学病院の保守的な壁にぶつかってしまう。風前の灯となった生命を前に当麻たちの苦闘が始まる。
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第3巻
    550円 (税込)
    実川の上司である卜部教授は、頑として肝臓移植を認めなかった。だが定年後のポストに不安を覚えていた卜部は、手術が成功すれば有名国立病院の院長に推挙するというある人物との裏取引により態度を一変させる。かくして幼児の手術にゴーサインが出され、極秘に本邦初の生体肝移植が始まる。当麻も駆けつけるが、そのとき母危篤の知らせが…。
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第4巻
    550円 (税込)
    実川は一躍マスコミの寵児となり、母親と一緒に映る幼児の元気な姿が新聞を賑わした。だが喜びも束の間、容態が悪化していく。この手術の成功に定年後のポストがかかった卜部教授は、最悪の結果となった場合、当麻の手術に原因があったと発表しろと実川に言い渡す。折しも幼児の心臓が停止した。果たして、この小さな命を救うことはできるのか。
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第5巻
    550円 (税込)
    卜部大造が急死した。すぐに後任の教授選が始まり実川も名乗りを上げる。折しも、実川のもとに脳死肝移植の依頼が飛び込んだ。成功すれば間違いなく教授の座を射止められるが、失敗すれば万事休すだ。一方、当麻の身辺も慌ただしくなる。翔子の父大川町長は肝硬変が進んで危篤に陥った。当麻は肝臓移植が救命し得る最後の手段だと告げるが…。
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第6巻
    550円 (税込)
    前人未到の脳死肝移植を成功させた当麻は、達成感に身を震わせた。しかしそれは激しいバッシングの始まりでもあった。院内の医師からの抗議、県警からの査問、肝移植研究会の除名勧告など予想外の出来事が起きる。理解者だった島田院長も、近江大が医師派遣停止の通達をするや支え切れなくなる。孤立を深めた当麻は、ついにある決断を下す―。

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孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第6巻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年11月19日

    1‐6巻を通して、誰もこれもキャラが立っている。
    医療シーンの描写は、著者が医者であることから当然のように細かく、技術だけではなく、医者側、患者側、双方の心情が事細かに描写されており、非常に素晴らしい。

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月16日

    巻末の作者のあとがきに小説の文庫化になった経緯があり、読後の感動がさらに増幅されました。願わくは当麻先生のような医師がこれからもご活躍されますように。(京子の手紙みたいですが。)

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    ついにラスト・・・
    医学界というか伝統というか規則というか・・・
    それは破るためにある!
    と誰かが言ったということがあるのかもしれません。
    ただ、それをはじめにやると必ずといっていいほど、バッシングがあります。
    今は当然といってもいいほどプロ野球の世界ではメジャーリーグへと行きますが、この流れのきっ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月04日

    最終巻は、やはり凄い。主人公が自身の医療倫理を喝破するシーンは「そうだそうだもっと言ってやれ!」の思い。ラストの主人公の選択も、『医療界に対する「やるせなさ」』と『その後の活躍』を伺わせる。全6巻 飛び飛び(刊行が一ヶ月に2冊づつ)だったけど十分に愉しんだ。

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月28日

    やっぱり、と言う展開。出る杭は打たれるという医学会。論文の数で出世できるなら、手術は偉い先生にしてもらいたくない。色んな問題を置いて日本を出て行っちゃうのは、作者が答えを用意出来なかったからだと思う。でもリアリティがあって面白い小説だった。

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月18日

    脳死の問題、移植医療についてはそれを推し進めるのが
    本当に正しいことなのか未だによくわからないです。
    この小説を読んで、作者の姿勢は一貫していて、
    現場にいるかたの気持ちがよく伝わってきました。
    六巻、特に長いとも感じることなく読み終わりました。
    他のシリーズ?も読んでみようと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月12日

    文章が一昔前なのやちょっと表現がおもしろいのはまあ6巻まで読んだら慣れてきました。さすが現職のお医者様だけあって、ストーリー展開や手術シーンは迫力があったし、医者としての倫理観やマスコミに対する考え方など、いろいろ考えさせられました。完全に同意とまではいかなかったけど。たとえば、手術はたくさん回数を...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年05月10日

    脳死=人の死ではなかった時代に、片田舎の私立病院で肝移植を決行しようとする当麻医師の話。
    当時の世論がどうだったか覚えていないけど、当時と今の臓器移植の現状を調べた上で読むとより面白そう。

    作者は医者で、ノンフィクション部分をかなり含む。
    注もなく医学用語が大量に使われるので、慣れてないとつまづき...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年12月08日

    日本の医療制度は、まだまだダメだ…。当麻医師がハッピーエンドに終わったのがせめてもの救い。

    作品の紹介
    前人未到の脳死肝移植を成功させた当麻は、達成感に身を震わせた。しかしそれは激しいバッシングの始まりでもあった。院内の医師からの抗議、県警からの査問、肝移植研究会の除名勧告など予想外の出来事が起き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月10日

    せっかく大手術を成功させたのに、いろんな力関係の中で迫害的な扱いを受けた当麻先生。結局一番可愛そうなのは当麻先生。
    それでも、医師として新たな転地での期待に燃える当麻先生は、心から尊敬できる人物。是非、続編も読んでみたい。

    0

孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第6巻 の詳細情報

  • ドラマ化

    「孤高のメス」

    2019年1月13日~ WOWOWプライム
    出演:滝沢秀明、仲村トオル、工藤阿須加

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