紅緒のレビュー一覧
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やっぱりほのぼの
まず、10巻発売おめでとうございます。今回の内容もほのぼのとしており、日頃の大変な日常の息抜きににはとてもいい本だと思います。急な変化はあまりないですが、次回が気になるくらい楽しい物語なので自分はお気に入りです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ綺麗に物語が納まっていて、「え? まだ続巻の予定があるの?」と逆に驚かされる三巻である。
第一部完結巻と言っていいだろう。条件付き敗北や条件付き勝利で限定的な条件によって生き延びてきたナオキ&ソアラだが、今回は(国内での話とはいえ)綺麗に完勝している。辛勝ではあったが。
今回の物語の焦点はナオキとソアラの関係であり、もっと言えばナオキ自身について。冒頭で示される通り、今際の際で解答を返せなかった、祖父の置き土産の数式が主題だ。
そんな主題をあっさり解き明かせる天才少女・トゥーナが今回登場しているが、彼女の存在感はやや薄めである。内政物から内戦物へと展開を遂げた物語の中で、ちょっと立ち位置が定まらなかったかもしれない。
ただ、それも含めて、彼が彼女と向き合うまでの物語と考えれば、そこに不足はなかったと見ていいだろう。数式解決におけるキーパーソンの一人にはなっている。
綺麗に納まった物語である。シリーズ全体を含めて星五つで評価したい。
この流れで次巻がどうなるのかはやや謎ではあるが、それについては次巻でまた確認したい。
なお、書き下ろしショートストーリー(たぶん初版封入特典の類)は「価格と美味しさの数式 ~美味しさと値段は比例するか?~」。
タイトル通りの内容をヴェーバー-フェヒナーの法則から導き出しているが、地味に面白い内容なのでショートストーリーとしては上等である。
上等であるだけに、逆に本編に含まれていないのがやや惜しまれる。ナオキとソアラが数学バカらしいやりとりで失敗する小粋な掌編である。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ戦争状態にある隣国・モスコヴィヤ帝国における戦線をいかに上手く撤退させられるかが描かれた、外征編の第二巻である。
報告通りであれば優勢、という大変不穏当なところから物語は始まっている。
実際にはソアラ女王の縁戚である遠征軍総司令・ライアスとの折衝の難儀さや、絶対に勝てない列強国の騎兵軍団、はびこるスパイ活動と占領地の蠢動など、相変わらず厄介事が総掛かりで飛び込んでくる物語である。
それらの解決法として、前提の勝利条件自体をひっくり返す発想の転換は前巻同様の代物で、勝利を確信する相手に叩き付ける様は同様の爽快感を持ち得ている。
新たに登場し、ナオキの助手を務めたテレンティアも良いキャラをしている。ほどほどに物語をひっかきまわしてくれた。
全体的にバランスの取れた構成で、前巻に引き続いてこのシリーズらしさを見せてもくれている。星五つで評価したい。 -
ネタバレ 購入済み
ライカ様は神
魔女様もかわいいけどやはりライカ様。ちょっと「ノームニナルダケ」を食べていただけないかな? 裁判編は飛ばされてるけど、まぁあれは書きにくいだろうし。とにかく、ライカ様は尊い。
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購入済み
コミックしか買わない
小説版よりコミックの方が好きです。小説版は買いません(ドラマCDのことを知らなかったから買えなかったし、文章が変なところがあるので)。コミック版ライカかわいい!(魔女様もかわいいけど)
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購入済み
ほんわかと読める
このシリーズは大きな展開などに欠けるため異世界無双で世界を駆け巡る等のタイプが好きな方にはあまり向いていません。この作品はレベルMAX(最強)になったあとも平和を求め続けるギャップと意外な人間(?)関係が生まれても周りにいるみんなを平和に巻き込んでしまうのをほんわかと楽しむ作品だと思います。女性の異世界転生ものも珍しいため気になる方は読んでみるといいと思います。
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購入済み
値段の2倍以上おもしろかった。
こういう作品に出会えるから読み物はやめられない。
昨今の異世界モノは人間関係や信頼が数行で成り立ってしまい、違和感が凄まじいのだが、この作品はそんなことはなかった。
続編が出たら是非購入させていただきたいです。
人間関係、能力、活躍の場。
どれを取ってもかなりバランスの良い作品に仕上がってると思います。
アニメ映画で言うならサマーウォーズまでは行かないが、それに近いバランスのよさを感じます。
なぜにこれがこの値段なのかわからない。
掛け値なしに星5です。 -
Posted by ブクログ
異世界へと迷い込んだ数学好きの主人公が、弱小国家の王女と出会い、数字を使ってその状況から抜け出そうと足搔く正統派の国際政治物の物語である。
上述したような書き方をすると、ネタとしてはよくよく見かける異世界ファンタジー物であるように一見して思えるが、その質は極めて高い。
数学好きを増やすためにおっぱいを描く理論から始まり、ガチャの当たり確率の計算で読者の気を引きながら、続くヒロインの王女が会議でぶち上げた弱小国家が生き残るために「ルールを変える」というメインテーマの提示で物語の文脈が指定されるが、その直後の二人の出会いに到るまでで50ページほどと、非常にシンプルに納まっている。
その後の展開も動的であり、数字を使えば何でも解決するわけではない人間的な側面も十分に描かれた物語は秀でたものである。伏線の繋げ方なども達者だ。
何より、ヒロインどころか女性が一人しか登場しないというストイックさには驚かされるものがある。ちょっと覚えがないくらいの硬骨なライトノベルである。
掛け値なしに面白かった。少し手を付けてしまい、そのせいで睡眠時間が削られてしまう体験は本読みとしては大変喜ばしい。
星五つで評価したい。続巻があるのなら、ぜひとも買わせていただきたい作品である。 -
購入済み
斜め上の視点がさらに加速
一巻の出だしから従来の学園ファンタジー系ラノベをリスペクトしつつ、コミカルに茶化すそのインパクトがすごかったけど、それがさらに強力になっていた。
テンプレのラノベに食傷気味の方に是非読んでもらいたい。 -
購入済み
うーん
斬新ですね読んできたラノベでも奇妙でよめないストーリーだと思います気にいるいらないは読む人それぞれだと思います一巻だけとりあえず読んでみようと思いましたが俺は次巻が気になったので読んでこうと思います(´∀`*)
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Posted by ブクログ
ネタバレ相変わらず、肩の力を抜いて楽しめる安心感が素晴らしい一冊。
アズサが最強なのはもはや当然なのに、本人は相変わらずマイペースで、周囲の騒動に巻き込まれていくのが面白い。ライカやファルファ、シャルシャ、ハルカラたちとの賑やかな日常も健在で、「強さ」よりも「家族として一緒に過ごす時間」が物語の中心になっているところに、このシリーズならではの温かさを感じる。
新たなキャラクターや意外な展開もありながら、最後にはいつもの高原の家に戻ってくるような安心感が心地いい。大きな事件が起こっても悲壮感がなく、読んでいるこちらまで穏やかな気持ちにさせてくれる。8巻まで続いても、この「のんびり楽しい」空気を失わないのは見事。疲れたときに何も考えず、ただ楽しい時間を過ごしたいときに読みたくなるシリーズだ。
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