鎌池和馬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ戦場の主役になった難攻不落の超大型兵器を、歩兵が運を味方に知恵を絞って倒す話。
キャラクターものとしては結構楽しめたのだが、知恵と勇気で巨大な敵を倒す戦闘アクションとしては、敵が馬鹿すぎてもう一つだった。
敵の力についてはさんざん書いて、絶対的であることを示している。本来それが、倒したときのカタルシスに直結するわけだが、絶対的でありすぎて、倒せたときに「話の都合」としか思えなくなってしまっているのが、私向きのバランスでは無いようだ。
主人公には弾はあたらない、では、カタルシスが削げるのですよね。
ちなみに、どうしても思い出したのが「ワンダと巨像」あれは面白いゲームだった。でも、戦争のために作ら -
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Posted by ブクログ
新訳としてシリーズを一新して送られた本巻。科学サイドに終始した話であるため情報量は多く、その割に最後で全てかっさらっていった印象。
もう少し物語を多角的に見せるのかと思いきや、どちらかと言えば改めて3人の主人公を集約させていく話。今まで接点の薄かった3人が比較的あっさりと繋がりを持っていく。
敵については、作者の別作品であるヘヴィーオブジェクトとの差別化が弱くなってきて、あえてこちらで表現する必要性があるようには思えない。敵そのものの目的及び性質で区別しろということだろうか。
また、最後の部分は少々拍子抜けの感も否めない。登場のタイミングも予想の範疇内であるし、なによりインパクトが弱い。 -
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