あらすじ
ローマ正教の暗部『神の右席』後方のアックアがついに動いた。『聖人』の力と『神の右席』の「特性」を併せ持つその最強・最悪の敵は、上条当麻の「右手」を狙い学園都市に侵入する。アックアの宣告を受けたイギリス清教は、上条のもとに天草式十字凄教の五和をボディーガードとして派遣していた。上条宅に泊まり込んで護衛する彼女は、圧倒的な料理スキルとかいがいしさをもってして、居候シスター・インデックスの立場すら危うくさせる。そして、それを見た上条の目からは一筋の涙が……。しかしそんな安息の時も束の間、ついに最強・最大の敵が現れる……!!
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魔術と科学が交差するとき、物語は始まるというキャッチコピーで有名な本作。
まさにそのとおりで、魔術師と科学者がそれぞれの想いを胸にぶつかり合うことになる。
科学としての能力を養成する学校に通う主人公は、学校の中でも能力が低くおちこぼれという扱いでありながら、とても不幸な学生として強い個性を持っている。
しかし、とある少女と出会うことによって、この不幸という個性が物語のおける核心に繋がってくる。
能力モノが好きな方は勿論、多くの魅力的なキャラクタとその数に合わせた能力数の豊富さにわくわくしっ放し、またしつこくない主人公×ヒロインのちょっとしたイチャラブが見れるので、それらの要素が好きな方にはぴったりな一作。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
後方のアックア登場。
あの圧倒的な強さに、神裂でも太刀打ちできない。
しか~し、天草式と手を取り直し撃退!!
天草式と神裂との絆と、神裂の仲間を頼る気持ちが見所
Posted by ブクログ
上条さんの右腕を刈り取るために聖人・後方のアックアがやってきて、上条さんと天草式のメンツをボコボコにする話。
ホント五和さんが嫁的ポジションでした。
ホント上条さんは聖人に弱いようで。
バトルシーンは暑かったです。
ただ、アックアの秘密が結局よく分からなかったな。
Posted by ブクログ
「聖人」にして「神の右席」の一員の後方のアックアが、上条の殺害に向けて動き始めます。五和をはじめとする天草十字凄教のメンバーは、上条の護衛のために学園都市へやってきますが、アックアの圧倒的な力の前には、なすすべもなく破れてしまいます。そこへ、かつての天草十字凄教のプリエステス・神裂火織が現われます。
2人の聖人の壮絶な戦いを目の当たりにして、五和たちは自分たちがいかに無力なのかを思い知らされます。しかし、しだいにアックアに追い詰められた神裂が、守るべき対象ではなく、ともに肩を並べる「仲間」たちの協力を求めて声をあげることで、五和たちはふたたび立ち上がります。このシーンはイラストとの相乗効果で感動を呼びます。
上条と五和の仲を見守る建宮たちのアホさ加減も楽しめます。
Posted by ブクログ
今回は後方のアックアと天草式のバトルがメイン。やはりインデックスの影は薄く、ヒロインはおしぼり娘の五和ちゃん。よくある投票をやったら、美琴を抜いてトップに躍り出るのでは(笑)
当麻と五和のムードも良く、当麻もラスト近くで本領発揮。右腕の謎も伏線がチラホラ。ともあれ、今回のアクションは迫力があった。天草式もユーモラスな面を出し、これからの展開に期待が持てる。
Posted by ブクログ
変わり者だけど魅力的キャラが多いです。「ガチでヒーローやん」と思える上条さんにはシリーズを通して脱帽です。毎度毎度、強大でチートな能力をひっさげて現れる敵にどう立ち向かうも興味がわきます。
Posted by ブクログ
選ばれた人達の葛藤と傲慢さ、意図せず周囲に与える影響の大きさが主軸。
五和達の無力感が大きければ大きい程神裂からの言葉のシーンに引き込まれる。
展開の熱さは相変わらず!上条は珍しく出番薄だけれど、その分の熱さは天草式が担当です。
今後の展開のターニングポイントでもあるのかな。
五和がこんなにメイン張るとは思わなかったなあ(笑)恋する女の子は怒らせると怖いって事ですねわかります。
Posted by ブクログ
いつの間にか上条争奪レースに、五和がリード!?
健気に強い五和がヒロインの座まで奪いそうです(笑)
インデックスがんばれー。(というか、一巻から出番がないのは気のせいではないような……)
美琴が上条を引き留める場面もよかったです。ツンデレは苦手と思ってたけど、美琴かわいいw
Posted by ブクログ
後方のアックア!
神の右席の中でも渋くてかっこいいキャラ立ちしてるなぁって思っていたキャラがバトル!
天草式の思い溢れる戦いや、神裂の聖人としての戦いもすごかった。
段々と美琴が上条に近づいていっているのと、これからの進展、五和の今後も気になる!
Posted by ブクログ
「あっ、あれ!? 何でアンタこんな所にいるのよ!?」
学園都市・常盤台中学の超能力者 御坂美琴
「……お風呂では、静かに!」
禁書目録を司るイギリス清教のシスター インデックス
「だー……つか、今日何日だ? ま、まさか出席日数とか大丈夫だろうな!?」
学園都市の高校生 上条当麻
「あっ、だ、ダメですよ起き上がっちゃ!!」
天草式十字凄教徒 五和
「―――後方のアックアは、必ず来る」
天草式十字凄教・教皇代理 建宮斎事
「―――私は聖人であると同時に、『神の右席』でもあるのだよ!!」
ローマ正教『神の右席』の一人にして『聖人』 後方のアックア
【あらすじ】
ローマ正教の暗部『神の右席』後方のアックアがついに動いた。『聖人』の力と『神の右席』の「特性」を併せ持つその最強・最悪の敵は、上条当麻の「右手」を狙い学園都市に侵入する。
アックアの宣告を受けたイギリス清教は、上条のもとに天草式十字凄教の五和をボディガードとして派遣していた。上条宅に泊まり込んで護衛する彼女は、圧倒的な料理スキルとかいがいしさをもってして、居候シスター・インデックスの立場すら危うくさせる。そして、それを見た上条の目からは一筋の涙が……。
しかしそんな安息の時も束の間、ついに最強・最大の敵が現れる……!!
【あとがき】
このあとがきも、もうそろそろ二〇回に届くのですね。いい加減に少しは慣れれば良いものを、本文ともども拙い感じなのがとてもアレですが。
今回のテーマは『選ばれたもの』。オカルトキーワードは『聖人』です。アックアの術式に聖母崇拝などを組み込んでいますが、やっぱり土台となるのは聖人と聖人のぶつかり合いになっています。
五和(というか天草式全員)が放った『聖人崩し』ですが、九巻を読み返していただければ分かる通り、これも結構な大技です。この隠し球を放った時点で、魔術サイドにおける天草式の組織的バランスは崩れてしまったものとお考え下さい(故に、聖人の神裂がトップに返り咲かないと大変なことになる、という女教皇復帰を願う建宮達の策士っぷりも発揮されているわけですが)。
この巻でもちょこちょことシリーズ全体の核に関わる情報が出てきますね。この辺りで一度、提示された情報をまとめてみるのも面白いかもしれません。どの時点でどの情報が提示されたのか、そしてその情報が覆されたのはいつなのか。調べてみると、今後シリーズ内で起こるであろう流れのようなものの片鱗を掴めるかも?
なんか、五和も普通の女の子じゃなくなっていく
Posted by ブクログ
後方のアックア戦。
バトルシーンは個人戦が多いこのシリーズには珍しいパターンで、力がない天草十字教徒全員で力を合わせ、強大な敵に向かって行くという個人対集団戦。
この場合、たいていは戦術で楽しめるケースが多いイメージがありますが、今作はそれに元気玉方式の王道を混ぜ込んだのかな?という印象を持ちました。
個人的にアックアの下りが長ったらしく感じ、テンポが悪いので☆3で。