内田良のレビュー一覧

  • 「ハッピーな部活」のつくり方

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    部活とはどういう存在であるべきか、部活に対する考え方がこの1冊で変わりました。部活の主役はあなた自身。この言葉に部活を辞めるか悩んでいた私にはとても響きました!

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    2024年07月20日
  • 先生がいなくなる

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    心からの応援の意味も含めて星5つ。

    私が年次研修で保育園と一般企業で実習し、一番驚いたことが、きちんと休憩時間があること。
    普段は、休憩する暇もなく、やらざるをない仕事に追われ、睡眠時間を削って家でも仕事をし、土日も当たり前に出勤。もちろん残業代なし。
    そういうものだと頑張ってきたが、やはりそれでいいはずがない。

    本を読み、司法も守ってくれないことを知った。韓国の事例も興味深い。
    業務量に対する考え方も、図にまとまっていて分かりやすい。給特法をなくすことが業務量削減につながると納得。
    また、給特法のある現在の学校でも、様々な工夫で業務量を減らした事例が紹介されており、それもとても参考になっ

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    2023年08月15日
  • ブラック校則

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    スカートの丈、下着の色、髪型…様々な校則のうち理不尽なものを取り上げた本です。過去のものと思いきや近年増加傾向と知り驚きました。理不尽な事にNoといえる風潮が広がって欲しい。子どもや保護者の意見を丹念に拾った良書です。

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    2022年04月27日
  • マンガ 中学教員日記 今日も働き放題

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    マンガ部分がとても読みやすくて、分かりやすい。
    中学校現場の長時間労働の実態が、これ以上ないほど、よくわかる。

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    2022年03月29日
  • 子どもの人権をまもるために

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    たぶん3年くらい積ん読してたけど、早く読んどくんだった。
    子どもに関わる人は読んだ方がいい。

    「子どもの権利」って言ってもとっつきにくい感じがするが、
    こうして具体例を項目ごとに並べられ、
    しかもその分野の専門家が実例を挙げて書いているため、
    各分野の入門的な知識を得られる。
    実際、共著者の著作を改めて読みたくなったし。

    まぁ仕事柄、第二部「学校」をみんなに読んでほしい。
    この国でどれだけ「子どもの権利」がないがしろにされてるか、
    たくさんの人に知って欲しい。

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    2021年07月01日
  • マンガ 中学教員日記 今日も働き放題

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    マンガなのでサクッと読めます。
    教員の働き方の現状がリアルに描かれています。
    過去10年で変わらなかった職場環境
    (むしろ悪化ともいえます)
    こういった声が届いて,
    向こう10年で変わってほしいと願います。

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    2021年05月29日
  • ブラック部活動 子どもと先生の苦しみに向き合う

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    再読。2017年の本なので情報がやや古くなってはいるけど、学校部活動の負の側面から目を逸らさず見つめ、どうすれば生徒も教員も生き生きと活動できるかを考え、提言した本として今も高い価値があります。
    部活動は教育課程外の活動であり、それゆえに規制がかけられず過熱し、強制性が強まってきた歴史があります。エビデンス、すなわち根拠法令と信頼できるデータを示しながらそれを解説しているので、「教員なら部活の顧問をやるべき」「部活動を私用で休みにしては(休んでは)いけない」などというような感情論は極めて低次元であり、全く無意味です。活動の「総量規制」をすることで過熱化を規制し、部活本来の「居場所」の論理を重視

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    2021年03月13日
  • マンガ 中学教員日記 今日も働き放題

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    小さい頃から教師という仕事に対して漠然とした憧れを持っており、大学でも教職課程を履修している。しかしこの本に書いてあることが事実なのだとしたら、教師という仕事は便利屋に近いものがあると感じた。自分の教師の仕事に対する理想像も全く違うものであるし、第1メンタルが弱い自分にこの教師兼便利屋のような仕事が務まるかどうか分からないと不安に感じた。とはいえ、将来を見直すキッカケを与えてくれた本なので、読んでよかったと思えた。

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    2020年09月03日
  • ブラック部活動 子どもと先生の苦しみに向き合う

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    ネタバレ

    きちんとしたデータや取材に基づいて、主に中学校における部活動が抱えている問題を指摘する本。
    そもそも部活動は教育課程外の活動であるにもかかわらず、教員は強制的に部活動の顧問にさせられる。部活動は朝練習も、放課後練習も、週末の練習も、当然ながら勤務時間外。そして、自分がやったこともない競技の顧問をさせられた場合、その競技について勉強したり、審判できるように訓練を積んだりもしないといけない。顧問の指示で活動させている途中に生徒がケガをしたり、熱中症になったりしたら当然責任を負う。部活動内のいじめにも責任を負わなければならない。だからそうならないように、常に気をつけなければならない。でもそれは本来の

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    2019年09月01日
  • 子どもの人権をまもるために

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    子どもを巡る、保育、養護、療育、貧困対策、性の多様性、居場所作りなどについて各テーマごとにコンパクトにまとめられており、第一線で活躍しマスコミにもよく登場する筆者たちが現場発の生の声で語っている。

    今保育士の受験勉強の途中で、児童養護や福祉について学んでいるので、乳児院や養護施設、里親、虐待からの保護などいろいろディープな環境にある子どもたちの事情に興味があって読んでみた。

    正直読んでいて辛くなる。
    一般人に縁がありそうなのは保育園の待機児童問題くらいで、その他は不幸にして家庭や親に恵まれなかった子たち、または、生まれつきの障害や性的マイノリティーなどの苦労を負った子たちだ。

    しかしその

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    2019年08月22日
  • 学校ハラスメント 暴力・セクハラ・部活動―なぜ教育は「行き過ぎる」か

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    学校内では語られないこと

    自身の振る舞いを考える上でもかなり勉強になった。信じられないかもしれないが、教員のリアル。

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    2019年03月19日
  • ブラック校則

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    ブラック校則 理不尽な苦しみの現実。萩上チキ先生と内田良先生の著書。度を過ぎた理不尽な校則、ブラック校則は生徒に対する人権侵害そのもの。それを守らせなくてはいけない教師にとっても理不尽な苦しみを与えているだけ。文部科学省の指導体制に問題があると思う。

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    2018年10月09日
  • ブラック校則

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    読もうとおもったきっかけは「ウワサの保護者会」で校則をテーマとして取り上げられていたのを見て。その時も著者の荻上チキさんが出演されていました。

    校則の問題といえば昭和世代に中学・高校時代を過ごした人なら「私たちの頃は確かに厳しかった。スカートの長さとかいちいちチェックされていたけど、今ってその頃に比べたらマシでしょ」と思う人が少なくないようで。私もそうでした。

    ところが著者が調査会社を通じて男女2000人およびツイッターのハッシュタグに投稿された事例を集めてみると、昭和並かヘタをすると昭和以上の厳しさと理不尽さが横行していたことが分かったとのこと。

    本書の第一部は代表的な校則とその現状に

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    2018年09月09日
  • 教師のブラック残業

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    給特法は一刻も早く無くすべき法律である。だいたい違憲だと思う。これを制定した自民党は本当に社会悪。自民党も無くなって欲しい。部活問題も教員には負担が大きく、学校から排除すべきだ。

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    2018年07月18日
  • 先生がいなくなる

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    若い頃に教員を目指していた、独身未婚中年男性の自分から一言。

    時々、就職氷河期世代を採用しては?という意見がネットで見られて、それ自体は推進すべきと思います。
    ただ、今と同じ条件だったら、例え正規で採用しますと言われても、自分は応募しないです。こんなひどい条件で教員やろうと思いませんから。
    条件変えずに正規で就職氷河期を採用するというなら、根本的な解決にはなっていません。
    氷河期世代の採用もやりつつ、抜本的解決をしなくては元の木阿弥です。

    自分は教員就職できればいいなと思っていましたが、まず大学に入って、ちょうど自分の頃から、中学の免許に介護体験が必須となり、その時点で中学免許の取得を辞め

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    2025年04月06日
  • 学校ハラスメント 暴力・セクハラ・部活動―なぜ教育は「行き過ぎる」か

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    「学校ハラスメント」でイメージされるものだけでなく,様々なハラスメントが取り上げられていて,考えさせられた。児童・生徒も教師も加害者にもなりうるし,被害者にもなりうる。ハラスメントは多角的に考えていかなければならない問題だと思う。

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    2024年01月06日
  • 「ハッピーな部活」のつくり方

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    部活動は親しみのある場所で安全にスポーツや文化活動を享受出来る素晴らしいものだ。目の前にコンテストがあるが故に勝利至上に偏る指導があったり、大人主導になってしまう事もよく見る。しかし、本質は活動する生徒達が主体性を持って取り組まなければならない。そういった指導をすることこそが教師の役割のように思う。
    個人的にも十分に気をつけたい。

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    2023年07月23日
  • 先生がいなくなる

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    <目次>
    第1章  教師を苦しめる「命令なき超過勤務の強要」
    第2章  時間管理なき長時間労働~給特法下の「見えない残業時間」
    第3章  教育現場から訴える学校改善の方策
    第4章  学校の働き方改革が「先生以外の人たち」とも無関係でない理由
    第5章  学校現場での働き方改革~知られざる「リアル・ノウハウ」
    第6章  給特法の「これまで」と「これから」を考える座談会

    <内容>
    「ブラック」だと言われて久しい教育現場。自分もそこにいるのが、確かに「働くこと」に関して気にすることはなかった。部活も生徒と一緒に楽しく(保護者などとの軋轢もなかった)やれてたし、授業準備も割と定時内に仕上げていたし、調

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    2023年06月12日
  • #教師のバトン とはなんだったのか 教師の発信と学校の未来

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    文科省が「教員志望者減少に歯止めをかけるために教職の魅力を発信してもらおう」と始めた「#教師のバトン」で、現職教員から労働環境の悪さを訴える投稿が相次いで炎上したことについて振り返っているブックレットです。

    投稿が炎上した当時は連日のように報道され、教員の働き方改革を進めようとする動きや、やりがい搾取などと言う批判など、多くの話題が取りざたされました。

    これまでの経験の積み重ねから「教員は労働環境・労働条件について(賃金等の”下世話”な話について)訴えるべきでない」というような雰囲気は「間違い」であり、「児童生徒を健全な市民社会の担い手とする教育そのものの在り方としても不適当である」という

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    2023年05月24日
  • #教師のバトン とはなんだったのか 教師の発信と学校の未来

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    教師たちにも人権を!とついつい言いたくなる

    教育委員会職員の労働も過酷であると推察されるが、
    とあるのでそちらも改善されて欲しい

    要は必要以上に規則を増やしすぎるから仕事も増え現場が疲弊するんじゃないだろうか


    あと、お役所言葉が並ぶと一気に理解度が下がる
    お役所言葉自体無くして欲しい

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    2023年04月12日