内田良のレビュー一覧

  • 教育という病~子どもと先生を苦しめる「教育リスク」~

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    内田教授を知った一冊。

    金髪を振り翳して、アホっぽいなーっと思ったの自分を恥じたい。

    この先生の、情熱と緻密さがよく出た一冊。

    教員なら必携。

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    2021年07月01日
  • マンガ 中学教員日記 今日も働き放題

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    わかりやすいし、教員の大変さをよく表している。
    よく、学校の教員には変なやつが多いと、言っている人や、新たな組織などを作ろうとする人がいるが本質が違う気がする。学校の仕組みや制度によって、生徒を縛り付けるしかないような状況が出ているからだ。
    もちろん、教員もどうやったら少しでも仕事を早く終えられるのかを考えず、残業でいいやなどと割り切るところもあり悪いが、それ以上にそのシステムをどう改善するかを考えなければ同じことだと思う

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    2021年02月27日
  • 教師のブラック残業

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    教員は自分の労働環境とその法律についてしっかりと把握しておくべき。そんなことも知らないずさんな姿勢、精神論がここまで教職を腐敗させた

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    2021年02月24日
  • 子どもの人権をまもるために

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    色々な分野で子どもと関わる人たちがそれぞれのテーマで書いたもの。こんなひどい状況におかれている子どもが存在するのかと、読んでいて涙が出そうになる部分も。小さなことでも、自分にできることは何があるかを考えるヒントにしようと思い読んだ。

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    2021年02月06日
  • 迷走する教員の働き方改革 変形労働時間制を考える

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    ・「定額働かせ放題」
    ・予算計上のないまま、働き方改革は工夫してやれ。

    「働き方改悪」を防ぎ、それぞれの職場の実態に合わせて、子どもも教員も安心出来る環境づくりのための改革が必要である。

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    2020年04月28日
  • 迷走する教員の働き方改革 変形労働時間制を考える

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    働き方改革のための第一歩として。基本の労基法や給特法についてよくわからない方は必読。教員こそこういう本を読んで自分たちの危機的状況を分析して対処法を真剣に考えた方がいい。

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    2020年03月23日
  • ブラック校則

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    「こんなヒドイ校則がある」と言うようなトンデモ
    校則の内容を挙げつらう本ではありません。

    何のために校則はあるのか。本来はどうあるべきか。
    ひどい校則に対して保護者はどうあるべきか。などを
    真剣に考えるキッカケとなる本です。

    多くの識者が意見を寄せている編書と言う体裁を
    とっています。その中では、大阪の黒髪への強制染め
    と銀座のアルマーニ制服の2つの象徴的な事例を
    多くの人が取り上げているのが印象的です。

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    2020年02月06日
  • 教師のブラック残業

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    読みやすく、30分程度で読み終わる。
    現職で労基法にあまり詳しく無い人は読んだ方が良い。

    給特法があって残業代出ないから勤務時間を把握してこなかったってすごいな。過労で倒れても勤務時間が分からないから労災認定されないとか。

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    2020年02月04日
  • 教育という病~子どもと先生を苦しめる「教育リスク」~

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    "全員"が"絶対に"というのはあり得ない。
    大人としていかなる可能性も考えなくてはいけない。

    しかし何もかも禁止や避けてばかりでは怖いなと思う。一歩間違えればいい公園から遊具がなくなるのとかわらない気がする。

    学校の主役は親でも先生でもなく、子どもたちだということに改めて考えさせらる。

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    2019年12月10日
  • ブラック校則

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    社会学の実践的手法としても勉強になる本。
    こういう身近な問題を、きちんと議論の俎上に載せるやり方を、中高生などのうちに身に着けるとよいと思う。
    そして実際、不条理な校則に苦しんでいる現場の人たちが、なるべく早く少なくなりますように。

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    2019年09月09日
  • 教師のブラック残業

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     金髪の大学の先生・内田良が,今の「教師の働き方改革」を進めてきたメンバーと一緒にまとめた本。
     「定額働かせ放題」が「教特法」という特別な法律にあることを,市井に知らせてくれていて,とても有り難い。だから,こういう本は,わたしたちのような教育現場の人が読むだけではなく,もっとほかの職業の人にも読んでほしいと思う。そして一緒に,学校現場を変える力を貸して欲しい。
     わたしの現場でも,病休で休む先生がいる。やめていく先生もいる。この現状をどうにかしないことには,教師のなり手がいなくなるということになる。実際,講師がなかなか見つからず,見つかるまでの1ヶ月くらいは,さらに忙しい現場で疲弊している姿

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    2019年07月26日
  • 学校ハラスメント 暴力・セクハラ・部活動―なぜ教育は「行き過ぎる」か

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに  加害者/被害者を解体する
    第1章   殴っても教育~暴力を容認する指導の論理
    第2章   巨大組み体操の教育的意義~「痛い」を禁句とする学校の暴走
    第3章   スクール・ハラスメントの過去と現在~「教育」との連続性がありえた時代
    第4章   部活動顧問の嘆き~「やって当たり前」の悲劇
    第5章   教師の暴力被害~殴られるのは指導力不足のせい⁈
    第6章   「問題行動」を読解するためのリテラシー~いじめの件数は少ない方がよい⁈

    <内容>
    組み体操や柔道の事故、部活顧問問題などを世の中に提起してきた名大准教授。今回は、「ブラックボックス」であり、「ブラック企業」である、学校

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    2019年04月30日
  • ブラック部活動 子どもと先生の苦しみに向き合う

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    部活動問題を、データに基づき、
    真っ向から立ち向かった意欲作。

    高校部活動編についての続編を
    期待しています。

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    2018年11月26日
  • ブラック校則

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    ネタバレ

    学校は社会の縮図。人間が絶対的権力を握ると酷いことになるというのが学校だったというだけ。実際、軍隊と同じ。
    P22 低学年児童のランドセルの重さが平均7.7kg
    P25 体罰 教員の優位性を考えると、単なる暴行より悪質。教員が暴行すると体罰という教育の一環みたいな体は報道でも止めて欲しい
    P28 「結果としてスポーツや文化活動を嫌うことになっては意味がないだろう」 美術、音楽なんかも同じ思いです。
    P51 民主主義 学校には存在しない。あるのは絶対的権力のもとでのなんちゃって民主主義
    P98 アルマーニ監修制服 教師もそれなりの服装で教育にあたる覚悟はあるんですよね?学校指定服は、卒業したらゴ

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    2018年11月19日
  • ブラック校則

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    規則を厳しくすればするほど違反が目立つ

    子供のためというより、学校がいかに画一的に管理していか、地域社会からの批判を避けるための校則になってしまってる。

    僕自身、中学校の、生徒会は一期生だったので自分たちで校則を作った覚えがあるけど、あれは画期的だったなぁ、今思えば。
    高校も緩い規則だったのであまり不自由に感じなかったけど、昔から異様な校則はたくさんあり、今も残ってる。学校や先生のために。しかし、管理するための負荷が高すぎて、先生や学校の負荷を自ら高めてしまって本末転倒。
    閉めた帯は緩めると落ちて行く気がして自分の責任では緩められないんだろうね。
    しかし、内田良さんがあんな風貌だとは知らな

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    2018年09月13日
  • ブラック部活動 子どもと先生の苦しみに向き合う

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    中学でも、高校でも、土日も休みがない運動部ですごしてきました。
    とてもきつかったけれど、オトナになってから思うのは、そのときの自分の苦しみより、顧問の先生はいつ休んでいたのだろう、ということです。

    当時はそんな気安く話すこともできず、引退してから部活を見に行った時の不思議なやさしい言葉から、ついつい現実を見ることがないままでした。

    土日も、夏休みも、お盆と正月以外ずっと部活を見に行く父親って、家族からどう思われていたのだろう、と。

    4時前に校門を出て家路につく公立高校を定年になったあとに雇われた先生と、顧問の先生との違いを、いまさらながら感じます。

    「そこまでする必要はない」

    それが

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    2018年05月11日
  • ブラック部活動 子どもと先生の苦しみに向き合う

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     中学校や高校の部活動が,子どもたちの発達の場になっていることはみんな知っています。どの部活でどれくらい頑張ってきたのかが,自分の人生を語る上で相当の比重をもっている人もたくさんいることでしょう。教師側にとっても「おれは,この部活で頑張って生徒たちを成長させた」と密に自信を持っている人も多いことでしょう。
     しかし…です。その現状は,おかしいのです。おかしいことはおかしいと言わないと,本当に大切にしなければならないことができなくなります。
     私も中学校勤務の頃は,土日も部活に行っていました。練習試合もしました。私が担当した部活動(スポーツ)についても,全くのシロウトでした(体育でやった程度)。

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    2017年12月09日
  • ブラック部活動 子どもと先生の苦しみに向き合う

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    学校の常識は世間の非常識!
    なんとなく、そうだろうなぁ
    と思っておられる人は
    確信をもって
    間違いなく、それは本当に非常識だ!
    と言えることでしょう

    感情的に書かれた告発本では
    ありません
    事実と具体的な実例に基づいて
    的確な指摘がされています

    これは単なる「学校」だけの話でなく
    今の「日本の社会」に蔓延している現代の病に
    つながっている気がします

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    2017年10月24日
  • ブラック部活動 子どもと先生の苦しみに向き合う

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    最近話題(?)の、教員における部活動負担について言及した本。
    私は教員ではありませんが、高校教師の知人がツイッターで部活顧問の辛さを切々と述べていて興味を持ちました。

    中高生時代は、「先生が部活に顔を出すこと」は当たり前だと感じていましたが、それが先生の生活の犠牲の上に成り立っていたとはつゆ知らず。
    これほど負担であったのか、と目からウロコの連続でした。

    最後の提言では、「部活に関わりたい教員」も関われる仕組みの構築を求めています。
    教員ではない自分も、できることはないかなと感じました。

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    2017年10月22日
  • 教育という病~子どもと先生を苦しめる「教育リスク」~

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    教育という美名の下でリスク評定が甘くなることを,組体操,1/2成人式,体罰・過酷な練習,教員負担,柔道事故を例に平易な文章で解説。

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    2016年02月07日