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Posted by ブクログ
「働き方改革」という文言が、まことしやかに、というより、まこと冷ややかに口に上るようになったなぁと思う。
非常に薄い冊子だが、変形労働時間制を取り入れることの危険性と、そもそもタダ働き状態になっている教員の勤務実態に、時に憤りを以て論じている。
八月こそ年休消化が可能なのに、その八月を変形労働時間で休みに指定したら、一体どこで年休消化は可能なんだい、おおん?という感じか。
けれど、教員定数増やしなさいよ、とか、一人当たりの持ちコマ数減らしなさいよ、とか、残業代ちゃんと払いなさいよ、という輝く理想論はどこまで実現可能なのかねーと遠い目になる。
そのお金があったら払っとるわい、の世界では、削られるのは教員か生徒どちらかの時間なのだろう。
つまり、学校が活動する時間を厳格にする。
たとえば、電話応対時間が固定化された学校は、今後加速度的に増えていくはずだ。
あとはクラブ活動時間や授業時間を削っていくということなんだろう。
学校と一口に言っても小中高まであるわけだし、生徒指導が困難な学校や進学実績の高い学校など、学校が抱える大変さはそれぞれ違って、それぞれにある。
共働き家庭が大きく増え、家庭と学校の繋がりも変化する中で、こうした教員側の勤務実態や仕事の質について多くの人の目に触れることは、良いことだと思う。
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