ネタバレ
Posted by ブクログ
2022年07月29日
学校は長い廊下で、その先に広い世界が広がっている。また、世界の縮図をコンパクト化した内容を学校で習っている。色々な発見や気づき、可能性を得るためにも必要なところである。学校の知の本質は、身近な日常経験とは切り離されているので、つまらなくても仕方がない。
上記のようなことが書かれており、学校や教育につ...続きを読むいてわかりやすく整理されてまとめてある。
本書にも出てくるように、教師の大きな仕事は「子どもをやる気にさせること」である。小学生に対して「将来につながるから…」と言っても、学習意欲は向上しない。身近な経験との関連に気づかせる、調べたくなる問いをしかけるなど、うまく「学習したい」と思わせることが大切だと改めて感じた。
・同じものを見ても、知識のあるなしで経験の質が違う。
・ヨーロッパの格言「地獄への道は善意で敷き詰められている」
・知識を持つことは、その対象に対する想像力を発揮させることができるのうになるということ
個別最適化はゴールが揃わない!という意見も出てきていたが、確かにと思うところもあった。自分なりに考えたい。