大塚寿のレビュー一覧
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ネタバレタイトル通り、将来後悔しないための40代の過ごし方をテーマとした本です。
ただし、妻子のある企業で働くビジネスパーソン(男)
であることが前提となっています。
ですので、そのような境遇の方・特に30代には学べる点・共感できる点があると思います。
私の場合はまさにその状況なので、参考になりました。
ただ、共働きは想定しつつもあくまでも家事の主役は妻であり、平日は夫が夜遅くまで働いているという前提なので、令和としては少し古いモデルになると思います。
時間の無い中で子供の催事に参加して、すぐに仕事に戻るという体験談から時間の使い方をアドバイスしているが、そもそも今の時代では仕事にそれだけ多くの時間を -
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だいたい自己啓発本というのは、今の自分にどこかで満足していないタイミングで読むものである。
そしてまた、だいたい自己啓発本というのは、あまりのめり込まずに好きなフレーズをいくつかピックアップしておけばいいものである。
というのが、いくつか自己啓発本を読んで自分なりに思っていること。
そういうわけで、この本において心に残ったところを列挙しておく。
・大切なのは、「選ばれる人間」側にいかにしてなるかを考えることより、イメージ通りにいかなかった場合、その現実をどう受け止め、どう乗り越えるかに注力すること。
・三十代は人脈を広げやすい世代。総理大臣からホームレスまで人間関係を構築するような「360 -
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リクルート出身の著者が1万人にインタビューした結果から30代を有意義に過ごすための事項を書いた一冊。
自己啓発や人脈など20代に積み上げたものを大きく飛躍させるためにどのようにして行けばいいかが多く書かれており非常に勉強になりました。
また結婚や家族や健康などのライフイベントについては、著者の身近な方のエピソードも踏まえて書かれており参考になりました。
特にコマ割りする時間の過ごし方やお金との付き合い方については印象に残りました。
30代は失敗を恐れずに自分の可能性を信じてチャレンジすることが何よりも大事で、そこから自分の人生軸を定めていくということを本書を読んで強く感じました。 -
Posted by ブクログ
職場活性化の手法を紹介してくれている本。
しかし、正直、オールドファッションというか時代遅れ?的な感じ。発行は2009年1月なのに...
それとも自分自身の感性がやはり職場活性の重石になっているからそう感じるのか...
リクルートからコンサルタントに転身した筆者が語る48もの職場活性の手法です。
おおよそ、どこかで聞いたことがある内容です。
さらに本書では、どこかバブルのにおいがとてもプンプンする感じ。
逆に言えば、2009年当時はそのバブルのような盛り上がりの職場が必要だったということなのか...
読み進めていくと、そりゃリクルートみたいな職場だから成り立つのでは?と思ったり、営業系の職場 -
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特に一芸がなくても、「会社から放り出されない」人間になるには。
これをテーマに書かれた本。
入社してだいぶ経ってしまえば、「ずいぶん何も分からないまま入社したなぁ」と振り返るだけの新入社員時代。
学生時代の延長で、礼儀も作法も分からないまま、誰も教えてくれないとすると、放り出されるのを待つだけ・・・。
私はどんな新入社員がかわいがられているか、どんな社員と仕事がしたいかと見る目で読んだけれど、とてもしっくりくる。
全部でなくても、一生懸命で愛想がよくて、人として当たり前の気遣いができてる人間は、やっぱり必要とされるよなぁ、とつくづく思った。
私のようなちょっと先輩にあたる立場の人も、自分 -
Posted by ブクログ
内容
・20代は種まきの時期だから色んなことに一生懸命やれというような感じの言葉が100個詰まった本。
・仕事上の心得から私生活のことまで幅広く提言している
評価理由
だいたいは目から鱗というより自分が既に実践していることだったり、当たり前の価値観として書かれているものが多い。ただその当たり前をこれからもずっと忘れないで取り組むためにもずっと持っておくと価値がある本。10年後とかに読み見返すともっと収穫があると思う
良かった点
・就職の所で安定ではなく自分を高める場所として会社に就職せよ
みたいなこと書かれていて自分の価値観と合った
・「入社3年目までは猛烈に仕事をせよ」「斜めの人間関係