あらすじ
最近多くなっている「元気のない職場」。会社に来るたびにどんよりした気分になる人も多いだろう。だが「職場活性化」については、その重要性はわかっていても、具体的な方法がなかなか見えてこないもの。そこで本書は、リクルートを始め多くの企業で成果をあげてきた具体的な職場活性化の手法を、とにかく数を重視して次々紹介していく。「制度」「職場づくり」「イベント」といったテーマごとに、「寄せ書き」「社員図鑑」「やまびこあいさつ」「社員旅行復活」など、ユニークかつ即効性のあるテクニックを紹介。他にも、「方針が伝わらない」なら、「エピソードで語る」「イベントが盛り上がらない」なら「小道具を使う」「部下が伸び悩んでいる」なら「ポジティブイリュージョンを活かす」など、そのテクニックは合計48!これだけあれば、あなたの会社にピッタリの方法もきっと見つかる!
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Posted by ブクログ
管理者のマネジメント手法について書いてある本。特に、部下のモチベーションマネジメントが中心。
インセンティブには変化球を混ぜる
飲ミニュケーション
クラブ活動
取り組む順序
プレイングマネージャーはダメ
多極間指導
ポジティブイリュージョン
自立を促す
ビジョン
チームの目標を立てる
壁新聞
など、使える手法満載
Posted by ブクログ
"ちょっとした工夫とアイデアで楽しみながら職場を明るく生産性をあげる方法がいくつかある。
そのヒントと実例を紹介している。愚直にそのまま本書に記載されていることを一つでもやり続ければ何か変わってくる。職場を活性化したい人は読んで損なし。"
Posted by ブクログ
本書は、元リクルート社員だった著者の、リクルート流職場活性プラクティス集。これによるとリクルートとは、本当に面白い会社である。恋人募集中や、既婚などの属性を載せた社員名簿がイントラネット上に公開されているなど、我が社では考えられない。こういうことって、重要視されていませんが、実に大切なことなんですよね。 会社全体でないと実践しがたいプラクティスが多いので、人事担当の方に読んでほしい。
Posted by ブクログ
職場活性化の手法を紹介してくれている本。
しかし、正直、オールドファッションというか時代遅れ?的な感じ。発行は2009年1月なのに...
それとも自分自身の感性がやはり職場活性の重石になっているからそう感じるのか...
リクルートからコンサルタントに転身した筆者が語る48もの職場活性の手法です。
おおよそ、どこかで聞いたことがある内容です。
さらに本書では、どこかバブルのにおいがとてもプンプンする感じ。
逆に言えば、2009年当時はそのバブルのような盛り上がりの職場が必要だったということなのか...
読み進めていくと、そりゃリクルートみたいな職場だから成り立つのでは?と思ったり、営業系の職場しか通じないのでは?と思えるところが多々ありました。
っというかリクルートがそもそも変なのでは?本気になって、筆者が語るこの手法を取り入れている会社はあるのか、ぜひ見てみたいと思うところです。(ってずいぶん斜に構えてコメントしていますが...)
もちろん、48の中には取り入れるべきという項目もあります。
しかし、結局は職場風土。
リクルートの職場風土として理解できますが、他の会社にはその会社の風土があり、リクルートの職場風土を押し付ける感じが否めません。
特に後半部分については、疑問符が多い(笑)
ということで、やや参考にはなりますが、導入するまでにはちょっとハードルがある提案でした(笑)
Posted by ブクログ
リクルート出身のコンサルタントによる職場活性化の方法に関する具体論。ひとつひとつのエピソードは具体的ではあるのだけど、実例が乏しいから説得力に欠けるのだろうか?ひとつひとつは面白いんだけど、本当かなぁ?とか邪推してみたくなってしまう(悪い癖ですね)。とはいえリクルートという会社の懐の深さや、江副浩正さんの本を読んだだけはわからない深みはうかがい知ることができました。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
最近多くなっている「元気のない職場」。
会社に来るたびにどんよりした気分になる人も多いだろう。
だが「職場活性化」については、その重要性はわかっていても、具体的な方法がなかなか見えてこないもの。
そこで本書は、リクルートを始め多くの企業で成果をあげてきた具体的な職場活性化の手法を、とにかく数を重視して次々紹介していく。
「制度」「職場づくり」「イベント」といったテーマごとに、「寄せ書き」「社員図鑑」「やまびこあいさつ」「社員旅行復活」など、ユニークかつ即効性のあるテクニックを紹介。
他にも、
「方針が伝わらない」なら、「エピソードで語る」
「イベントが盛り上がらない」なら「小道具を使う」
「部下が伸び悩んでいる」なら「ポジティブイリュージョンを活かす」
など、そのテクニックは合計48!
これだけあれば、あなたの会社にピッタリの方法もきっと見つかる!
[ 目次 ]
1 あらゆる職場を活性化させる「すごい手法10」(職場を「売り場」だと考える エピソード・マネジメント ほか)
2 やる気を引き出す「すごい制度8」(インセンティブには変化球を混ぜろ 勝手にメンターシップ制度 ほか)
3 人がみるみる育つ「すごいマネジメント11」(マネジメントのOSは「発見力」 レバレッジでやる気を引き出す ほか)
4 こんなやり方があったのか!「すごい職場づくり12」(「やまびこあいさつ」を義務づける 「社員図鑑」をつくる ほか)
5 元気な会社の「すごいイベント7」(周年行事戦略 社内パーティー・成功の極意 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
(S)
元リクルート社員が職場活性化の手法についてまとめた本。
「手法」というタイトルだが、HowToだけではなく考え方も同時に解説している。アナログ的なやり方を重視し、「やっただけ」にならないための仕掛けや仕組みを事例ベースで紹介する。
読み手としては、係長から課長クラスを想定しており、予算を含めてリソースに対してある程度の裁量がある人が最もヒットする内容になっている。
リクルートで実施されている職場活性化活動が基になっているので、説得力がある。
リクルートってすごい会社だなぁ。
Posted by ブクログ
P36
言葉の嵐作戦
職場中から寄せられた多くの一言が、人を熱くする。
P104
実は、全体のモチベーションを高めるほうがよほどラク
目の前の人間のモチベーションを高めるような芸当ができるのは、かなりのマネジメント上級者に限られる。
P114
豚もおだてりゃ木に登るは真実だ
正論で相手のモチベーションを低下させる上司や同僚は、マネジメント的には害悪である。なんの価値も生み出さないどころか、組織の価値を低下させるからだ。