三浦瑠麗のレビュー一覧

  • ひとりになること

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    冷静沈着に、ご自身の経験談と他者俯瞰を徹底された末に言葉を尽くして著者の三浦瑠麗さんらしく詳細を言語化されており、一言一句目を留めながら読んだ。

    近々、リアルセミナーに伺うことが益々楽しみになった。

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    2025年08月02日
  • 不倫と正義(新潮新書)

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     ずいぶんと時間がかかってしまった。あらためて女性がわからないということが分かった。男と女は別の生き物なのだろう。

     わからないということがわかれば、こちらのことをわかれということも避けられる。自分がわからないのに、自分のことをわかれなどと言い募るのは幼児のすることである。

     還暦過ぎて幼児ではいられない。そういう意味で読めてよかった。いやぁ〜ホントのところわからない…まっ…いっか?

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    2025年06月20日
  • それでも、逃げない

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    思考法・考え方が好きな乙武さんと三浦瑠麗さん。読者がハラハラ、ドキッとする程の双方からの切り込み感で御二人への理解がより深まりました。
    選挙目前の6月歌舞伎千穐楽で会場の外に出るとスゴイ満面の笑みで乙武さんが待ち構えていた時の笑顔が目に焼き付いています!!

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    2022年11月15日
  • 私の考え(新潮新書)

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    数年前、初めて彼女をテレビの討論番組で見た時、正直好感が持てませんでした。
    それから時を経て、私が変わったのか、彼女が変わったのか、はたまたその両方かは分からないけれど、彼女の言葉はすんなりと耳に入るようになり、時に心を打つようになりました。
    同世代として、彼女がどのように世の中を見つめ、何を考えているのかより興味を持ち、本書を手にしました。

    戦争と差別、今私が1番興味を持っているテーマについて考えることのできる一冊でした。
    もちろんそれ以外についても書かれているのですが、彼女の思考の根底にそれがあるのか、私がそれだけを汲み取ってしまうのか、とにかくこの2つに関することが特に印象に残りました

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    2022年09月04日
  • 日本の分断 私たちの民主主義の未来について

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    日本の分断 私たちの民主主義の未来について。三浦 瑠麗先生の著書。政治の世界は難しくて閉鎖的だから政治に興味を持つ人はなかなか増えない。でも三浦 瑠麗先生、三浦 瑠麗博士は難しい政治の世界のお話を誰にでもわかりやすく解説してくれる。三浦 瑠麗先生、三浦 瑠麗博士のような政治学者の先生が増えれば政治の世界に興味を持つ人がもっと増えそう。日本に第二第三の三浦 瑠麗先生、三浦 瑠麗博士が出てくることに期待したいです。

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    2022年06月27日
  • 「トランプ時代」の新世界秩序

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    「トランプ時代」の新世界秩序。三浦 瑠麗先生の著書。ドナルド・トランプがなぜアメリカ大統領になれたのか、ドナルド・トランプがなぜアメリカ大統領選挙に勝利したのか、政治学者の三浦 瑠麗先生、三浦 瑠麗博士の視点からわかりやすく解説してくれています。政治学者の三浦 瑠麗先生、三浦 瑠麗博士の解説はとても分かりやすくて、すらすら読めてしまいます。政治に興味がない人にこそ三浦 瑠麗先生、三浦 瑠麗博士のお話で学ぶことができるかも。三浦 瑠麗先生、三浦 瑠麗博士のようなかたが増えれば、日本人の政治離れは少しは改善するのに。

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    2022年06月27日
  • 不倫と正義(新潮新書)

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    面白かった。脳科学と国際政治学のお二方のコラボは視点、ご意見ともにユニークだし、なんというか、共感する部分もあった。

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    2022年05月29日
  • それでも、逃げない

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    マイノリティのカテゴリを背負いながらも強い存在となった今は称賛される一方でSNSでは理不尽に叩かれ続けている。二人が「それでも、逃げない」わけがフランクな対談の中で明かされていく。

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    2021年02月21日
  • あなたに伝えたい政治の話

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    丁寧に国内外の政治情勢について分析されており勉強になりました。悪による平和と正義の戦争、という表現がありましたが、難しい問いですね。たまたま今日の大河ドラマで、明智光秀が、戦をなくすための戦の必要性に気が付くという場面がありましたが、今の世の中もだその途上なのかもしれない。いざとなったら自分は銃が取れるか、はなはだ心もとない。妻子のためなら戦える気はしますが。

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    2020年11月09日
  • 21世紀の戦争と平和―徴兵制はなぜ再び必要とされているのか―

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    シビリアンこそが攻撃的になり、軍事行使に反対する軍人に戦争を強要する事例が多数見られる。シビリアンのジレンマ。
    現代の限定的な戦争ではシビリアンが負う戦争のコストは相対的に低いし、「血のコスト」の負担が一部の階層に集中するので、現実の犠牲が国民全体に強く感じ取られることはない。
    徴兵制導入は経済的にも実務の上でも非効率であることは前提として考えなければならず、徴兵制は現実の戦争にはもはや役に立たない存在となっている。それでも国民自身が「血のコスト」を意識するためには徴兵制が必要。

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    2020年09月02日
  • 国民国家のリアリズム

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    猪瀬、三浦両氏による対談。都知事が小池氏となり、トランプ大統領誕生半年後に出された本で、東京オリンピック誘致や森友学園問題、稲田防衛大臣時代の日報問題にも触れられている。猪瀬氏は、明治以降の歴史や全共闘に参加した体験を基に話されていることが興味深かったし、三浦氏は、政軍関係や憲法問題など自らの研究テーマや当時のテレビ出演、セミナー、勉強会での話題や母親としての視点からの意見が印象的であった。社会は国民国家が中心的アクターであって、健全なナショナリズムの必要性と、現在の状況を的確に読み解いていくリアリズム的な基盤を持つことの重要性をわかりやすく説明しており、参考となった。猪瀬氏の「まえがき」と三

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    2020年05月13日
  • 21世紀の戦争と平和―徴兵制はなぜ再び必要とされているのか―

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    国際政治学者による政軍関係について論じた本。著者はよく勉強していると思う。国家が誤った戦争に突き進むのは、指導者や政治家そして彼らを煽る国民が戦争のことを理解していない(著者は「血のコスト」を負担していないと言っている)からだとし、解決策として徴兵制の導入を提案している。著者は、カントの『永遠平和のために』の考え方に賛同しており、その他ホッブズやプラトンらの古代哲学にも触れ、論理的かつ学術的に論理を展開していて説得力がある。テレビで拝見すると、現在の情勢に対して的確に意見を述べているように見えるが、以前から深い研究、研鑚を積んでのしっかりした基盤をお持ちであることが理解できた。

    「(ジョージ

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    2020年05月12日
  • 政治を選ぶ力

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    今の野党は どうすべきか。

    反対するだけでは 国民は 付いてこない。

    より 与党の政策を 強める。

    地方で 実績を 残す。

    いろいろ 参考になりました。

    橋本さんには もう一度 政界に 戻ってほしいです。

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    2020年03月27日
  • あなたに伝えたい政治の話

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    面白かった。憲法改正については感情的には改正すべきではないという思いと、現実的には改正せんならんやろなという思いが個人的にあるけど、改正すべき現実的な問題が明確にできた。
    知らないことを知ることが出来たし、今ある情報から推測できることのヒントも貰えた。

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    2019年02月11日
  • 21世紀の戦争と平和―徴兵制はなぜ再び必要とされているのか―

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    子を持つお母さんが「徴兵制導入はあり」です,って書かれている本です。非常に平易に書かれた国際平和を実現するための近未来への提言で,サクサク読めてしまいます。過去の事例もきちんと挙げてあり勉強にもなりますが,なによりどうしたら戦争を起こさない社会が作れるのか,自分たちの国をどう守るのか,平和をどう維持していくべきなのか,考えさせてくれるところが素敵です。
    戦える軍隊をもって平和を守ろうと国民が本気で考えるなら,国民は平等に手を汚し「血のコスト」を引き受けるべき,という考えは以前からあって,ぼくも同意します。ただぼくは殺されたくないけど,殺したくもない人間なので,できれば戦いのない社会が実現して欲

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    2019年01月27日
  • あなたに伝えたい政治の話

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    いやー面白かった、政治、社会、政党、経済、スキャンダルに至るまで、色々なニュースや出来事に触れるたびに思う「これはどういうことだろう」とか「このことはどのように評価や表現をすれば良いのだろう」という普段に起こるモヤモヤに対して高い国語力でケリを付けてくれます。

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    2018年10月30日
  • 国家の矛盾

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    平和安全法制の文言がどうしてあのようになったのかについて、自民党内において27回、そして公明党の北側氏と直接25回協議した高村副総裁の貴重な証言を中心とした、「安全保障の矛盾」だけでも充分すぎる貴重な対談である。
    どうしてあのようなややこしい文言が必要となったのかについて、まともに報道されていない気がするのだが、『砂川判決』の法理に基づいている法律だから、『砂川判決』の文言をなぞっている。ただそれだけだというのがとても良くわかる。(というか、ようやく文言について腑に落ちた)
    そして、『外交の矛盾』『政治の矛盾』においても、高村氏の経験に基づく常識論が良く伝わる。三浦氏が大きく叩いているからこそ

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    2018年10月14日
  • 国家の矛盾

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     安倍政権がものすごく抑制的な政権だってことがよく分かった。

    高村「安倍政権は後方支援にも参加しない方針をとっています。」

    三浦「実際に派遣される陸上自衛隊のほうが、性急な派遣に慎重な姿勢を見せた一方で、民主党の中では自衛隊員のリスクを問題にしない方が結構おられた印象があります。彼らは軍事問題をリアルに考えていないので、軍人の安全性という常にグレーである部分を「どれだけ白に近づけるか]という発想がないんですね。」

    三浦「軍隊の派遣についても、「民主主義の実現のため」とか「アメリカ、もしくは自分たちが協力しようとしている国の政権がリベラルだから」といった判断に基づくと、縛りがなくなってしま

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    2017年05月29日
  • 日本に絶望している人のための政治入門

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    雑誌、VOICEでの著者の論説を読んでみて、他の主張も読んでみたいと思い購入した一冊です。いままで、漠然とした認識であったものが、正確な言葉になって頭の中に入り込んできた感じがありました。たとえば、ロシアのとの外交が重要なのはなんとなくわかるが、その理由については。。と言う認識でいましたが、「政治・経済的に弱いポーランド以東の東欧諸国や複雑な事情を抱えた中央アジア諸国との問題を安定するため」などなど。日本国内の問題や、外交について国際政治学者さんの主張を読むことができたことは、有意義でした。

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    2017年05月06日
  • 「トランプ時代」の新世界秩序

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    ネタバレ

     読みやすく、トランプ現象と国際社会について書いている。第4章まで読めば十分に満足できる内容なので、おすすめ。

     以下メモ。

    ・データジャーナリズム(サイエンス)の失敗。当選予測が大外れ。
     →ネイト・シルバー

     失敗の要因
     1.ラストベルトの読み間違え、人口動態、投票率
     2.世論調査が正しく反映されていなかった。
     3.偏見にとらわれて、本質を見誤ったこと。

    ・トランプ勝利の要因
     1.北部の産業州(ミシガン、ペンシルバニア、オハイオ)の勝利。
     2.いままで投票してこなかった、白人層の投票率上昇。
     3.マイノリティ(黒人やラティーノ)の投票率低下。

     ・共和党=アメリカ南部

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    2017年03月14日