三浦瑠麗のレビュー一覧
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同世代の著書のこの本を読んで、自分の政治観を考えさせられた。
まず、政治の考え方について。
極右や排外主義のようなキワモノは別として、政治には二つの考え方がある。
それは現実の政治た理論の政治であり、どちらも重要でどちらが良いも悪いもない。現実の政治は、目前に迫っていることへの対処に重きを置き、良く言えば柔軟性を持ち、悪く言えば場当たり的だ。理論の政治は過去に積み上げてきた経験の蓄積によって理論化されたもので、過去の英知の結集と言える。悪く言えば過去に根差しており、新たな局面に弱い。また、ユートピア的に純粋化されやすい。
繰り返すが、どちらも重要だし、どちらかに偏り過ぎることが破滅を生む。互い -
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ネタバレ【世界について、日本について、の見方について、論じ方について】
国際政治学者の三浦瑠璃さんが2017年から「週刊新潮」で執筆していた連載エッセイをまとめた本。
・平和と戦争
平和を実現するには戦争について考え語ることは避けられない、
2012年の著書、『#シビリアンの戦争』で、著者は文民が軍の暴走を抑える、という一般論を問い直す。
現実主義、つまりそれは、物事の二面性を見ることなのだ、と改めて学びます。
「日本人はこういうジレンマを正視するのが不得意なのだろう」。
安全保障を語る人は、結論を先取りしてプロセスの議論を怠る、
民主主義を語る人は、プロセスを踏み誤るといかに危険かしか語らな -
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シャーデンフロイデ?本著でも、一番の友人として語られる夫の逮捕により、今、世間では三浦瑠璃への風当たりは強く、半ばゴシップネタと化している。それでも、逃げない。タイトルは、そんな今の状況とは全く関係ない。自らの生い立ち、生まれながらの個性から、逃げないという意味だ。五体不満足の乙武さんと、自らは女性である事をバックボーンとして語る。
乙武さんの質問の仕方、トークの配分や形式のせいだろう。本著は、ほとんどジェンダー論だ。それに加えて、流暢な三浦瑠璃の世間を一括りに別物と評価しての自分語り。こうした自己特別視と相対的な世間に対する無意識の尊大さが、三浦瑠璃叩きに繋がっていく。関わり方は不器用なの -
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三浦瑠麗はどちらかというときらい。
FBでフォローしてみると、山猫研究所のコロナピーク予測は便利で、現状と近い将来の理解に役に立った。そのあたり、三浦瑠麗バンザイ。
しかし、週末のおいしそうな手の込んだ料理の数々、おしゃれな服、美しい長い黒髪、美しい着物に身を包んだ美しい姿、その娘もまた美しい着物を着て、またどこかの外国での休日のひととき。センスが良く美しい幸せな自分を見てほしいという自意識が溢れ出ているのが鼻について、ケッと思いページを閉じる(しかし気にはなるのでフォローしつづける)
この人は素晴らしい仕事をする。だかどきらい。だけど気になる。私の複雑な心境のその理由はなんなのだろう -
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何年も前、三浦瑠璃ちゃんを初めて認識したのは朝まで生テレビだった。
多分眠れずにいた夜で、どの番組をみるでもなくテレビのリモコンを押してチャンネルを変えていた。
で、久しぶりに朝生に出くわした。
出演者同士がお互いを論破しようと相手の話も終わらぬうちから話し始め、醜かった。
暫くぶりに見る田原さんも、なんだか精彩に欠けていた。
歳とったなー。(それはイコール自分にも言える事なのだけれど。)
その中で、冷ややかにも見える冷静さで、軌道修正しているのが三浦瑠璃だった。
正しいか否かは別にして、どんな肩書きをつけた有名な年配の皆さんよりも、彼女は凛として美しかった。
理路整然として、実にすっきり -
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世間が不倫を叩く理由は、逸脱した個体へのサンクション、その炎上行為に薪を焚べる事での快楽程度のもの。中野信子と三浦瑠璃が言うように、誰かの不倫は、世間には関係ない。ただのエンタメコンテンツだろう。構図としては、視聴率や販売冊数を稼ぎたいメディアが声高に問題視する事がスタート。次に、少数のポリコレ警察的な書き込み屋が、一生懸命ネットで叩く。ここではシャーデンフロイデ、あるいは、パートナーに不倫をされると困る人達が予防保全的にとりわけ騒ぎ立てる。卑しさと不安さがタッグを組んで、偽善を叫ぶ。二人が言うように、一夫一妻制は、醜悪な遺伝子に対する救済的な制度であり、劣化した個体は、ポリコレにすがる。徐々
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4章以降を読んだ
【4韓国】
ベトナム戦争による「分配なき戦争状態」の例外
年金の公務員・軍将校に対する過剰な優遇
ベトナム戦争は志願のかたちであったが、実態は貧困者の賃金目当て
ベトナム戦争に対しての二極化する言論
1共産主義に対抗するため
2不条理かつ不正な戦争だった
民主化によって、民意へ
イラク戦争
太陽政策はあまり効果なし
しかし国内政治において
1宥和的な対北政策を野党ではなく政権として
2継続政策がおおく支持された
というインパクト
保守化へ
民主化後の韓国世論は戦争リスクに敏感
徴兵制度への不満
女性へ あるいは 免除される社会的地位の高さ
虐待・自殺
そしてリベ -
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本書は現代日本の女性オピニオンリーダーとも言える二人が不倫や家族観についてカジュアルに語り合う対談集ってとこですね。
中野信子さんは新進気鋭の脳科学者で、著作も多数ありテレビでもよく見かけますよね。中野さんの著作は何冊か興味深く読ませてもらい脳科学的なものの味方や考え方を知り、新しいことを知る喜びを得ました。
お相手の三浦瑠麗さんもここ最近メディアをにぎわしている博学多才な国際政治学者ですね。キレキレで説得力ハンパない弁舌には、あ~僕もこんなに理路整然とロジカルに話せたらな〜と、時に羨ましくさえあります。
まさに才色兼備のお二人!(表現がジェンダー的に問題だと言われかもしれませんが個人の -
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政治に限らず、以下の言葉は答えのない仕事全般に言えること
で忘れずにいたい
■100%正しい政治判断はない
世の中には予想のつかないこと
正解が見えないことだらけです。
後から評価することは簡単ですが、当時の立場では、絶対的な正解など分かりません。まさに暗闇の大海を泳いでいるような状況
だからこそ、プロセス、手続きを踏んで正解に近づく努力を積み重ねるしかない。
知性や歴史の蓄積に対してリスペクトを欠いた政治家には知識人はついていかない。それはリーダーシップの根幹になければならないものです。
→竹中平蔵が改革を進めている時ほとんど心が折れそうなほど消耗していたとき、毎朝小泉首相から電話がかか -
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ネタバレテレビで見て著者に興味を持ち、読んでみた。テレビでの印象の通り、基本的には自民党政権を自明のものとし、そこに改善を提案するスタンス。
リベラルを自認するも立民党の力不足は明白でお話にならないといったところか。
内容は分かりやすく現状(2015当時まで)のおさらいに役立った。しかし、タイトルから期待した現状打開の提言についてはさほど感心するところはなかった。そこは物足りない。
内容メモ
ーー自分の感想
●著者の基調ーコンパッション(共感)
ーー著者の言わんとするところが今ひとつわからない。共感はいいとして、もうひとつ踏み込んで論じて欲しかった。というか、共感に熱がない。
●日本の二大政党