三浦瑠麗のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
社会的価値観
経済的価値観
という軸で政治家を論じるのは、
前に読んだ「自民党 価値とリスクのマトリクス」に似ていたので、すっと入ってきた。
この本の本題ではないが、日本にも飛び級があってもいいのになと思った。すべてとは言わないが、飛び級したければここに行けみたいなルートがあると面白いんじゃないかと思った。
金槌を持てば全てのものは釘に見える
→イギリスの格言
→知識は大事だが先入観は危険
社会的価値観
経済的価値観
の軸
維新が国政で大きな足掛かりを作れないのは、大阪のような大義がないから
→二重行政廃止や万博招致など
大義は対立軸と深く関係している
★政権を取るためには政権 -
Posted by ブクログ
「朝生」や他のメディアでの、あくまで建設的な議論を維持するための落ち着いた姿勢、穏やかな声音、噛んで含めるような話し方、その言葉選びがどうにも好ましく(あと美人なとこも)、一度この人の書いた物を読まなければなあとぼんやり思っていた。本書は約2年間のエッセイやコラムをまとめたもので、表題のとおり彼女の日々の思索を、時に政治学者として鋭く、女性として凛々しく、そして母として穏やかに綴ったもの。ともかく思ったより早く読めてよかった、2,3年前の時勢なんてすぐに忘れてしまうから。
自己啓発本のように押し付けがましくなく、ぽつりとした独り言のような呟きなのに決してスルーはさせない強さと存在感が、文学的 -
Posted by ブクログ
インタビュー形式でで書かれていて(笑)なども入っているので政治の難しい話でも読みやすい。2人とも同じ考えのところもあれば、お互いに違うやろ!って思っている所もあるが、主張は主張として聞き合っているのは大人な印象。
腹黒さ必要説と税金の取り方と追求の逃れ方が面白かった。
取れるところから取ったら良いではなく、それでどんな社会を目指しているのかが大事。
論外なのは「嘘をつき通す」→絶対バレる。
〇〇には当たらないという「概念逃げ切り型」→弁護士が多用。
政権末期は「尻尾切り型」(笑)
1番有効なのは正面から認め反省した上で何故その問題が生じたのか情熱と論理で問題提起する「問題提起型」。
表面 -
Posted by ブクログ
そうか〜。なるほどと思うところをピックアップ。
日本のくびきとは何か?
どんな国民よりも差を際立たせること、くびきを意識させることに居心地の悪さを感じる。格差という概念や言葉に敏感。一体感を損なう、空気が読めない行動や言説への反発と制裁の厳しさ。社会的弱者と向き合うことは社会の欠陥を認めることであり、一体感への脅威となる。
日本の労働者の4割を非正規が占める。先進国の時給は1500〜2000円水準。ワークセイム=セームペイ
保育、母子手帳でなく本来は親子手帳。男女とも保育所のお迎えに間に合うか夕方になったらソワソワする社会が普通。いいね!
日韓関係2000年の経済危機に韓国が知米派にな -
Posted by ブクログ
政治って難しいな。経済、行政、法律、軍事、外交、教育、福祉どれもこれも複雑に絡んでる。
軍を民主的に統治するために確立されたのがシビリアンコントロールの原則。
日本に突きつけられているのは、世界で起きている紛争について、主体的に考え、リスクの伴う判断も負わなければならないということ。
リベラルって?
憲法9条と平和、専業主婦と働く女性、組織労働者と非正規労働者。壁を取り除くのは難しい。
高齢化と言う票の格差の温存による都市部の軽視で、日本の投票者の平均年齢は60歳近くになっているのでどうしてもなってしまう。
少子化対策に9ページ!誰でも入れるようにするというのは賛成だけど、保育所間で自 -
Posted by ブクログ
出版社も、炎上目的で本を量産することが常態化してしまったと思います。とても話題なお二人なので、そのコメントも、もちろんコメンテーターとしての役割は、非常にあると思いますが、
なんというか対談から、なるほどなと視点を期待してしまう私からすると、正直な所、どうかなと思う次第です。
お二人とも、語る根拠を自身の「経験」から、
導くという話法は、私には、あまり受け入れるものではありませんでした。経験から、語るなんて当たり前じゃんと思うかもしれませんが、全くそうではなく、その経験から、智慧として導き出される知識は、正直、あまり人様の役には立ちません。
もう少し自分のソトの視点から語る方が、
有用な場 -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み