三浦瑠麗のレビュー一覧

  • 政治を選ぶ力

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    威勢のいいことをきゃんきゃん吠える雄叫び派、儀礼的で周りから良く見られたいだけのきれいごと派、知恵と工夫とずる賢さを持つ腹黒派。橋下氏の表現だが、フレーズが確かにわかりやすい。

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    2021年08月11日
  • 日本の分断 私たちの民主主義の未来について

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    社会的価値観
    経済的価値観
    という軸で政治家を論じるのは、
    前に読んだ「自民党 価値とリスクのマトリクス」に似ていたので、すっと入ってきた。

    この本の本題ではないが、日本にも飛び級があってもいいのになと思った。すべてとは言わないが、飛び級したければここに行けみたいなルートがあると面白いんじゃないかと思った。


    金槌を持てば全てのものは釘に見える
    →イギリスの格言
    →知識は大事だが先入観は危険

    社会的価値観
    経済的価値観
    の軸


    維新が国政で大きな足掛かりを作れないのは、大阪のような大義がないから
    →二重行政廃止や万博招致など

    大義は対立軸と深く関係している

    ★政権を取るためには政権

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    2021年06月21日
  • 私の考え(新潮新書)

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    「朝生」や他のメディアでの、あくまで建設的な議論を維持するための落ち着いた姿勢、穏やかな声音、噛んで含めるような話し方、その言葉選びがどうにも好ましく(あと美人なとこも)、一度この人の書いた物を読まなければなあとぼんやり思っていた。本書は約2年間のエッセイやコラムをまとめたもので、表題のとおり彼女の日々の思索を、時に政治学者として鋭く、女性として凛々しく、そして母として穏やかに綴ったもの。ともかく思ったより早く読めてよかった、2,3年前の時勢なんてすぐに忘れてしまうから。

    自己啓発本のように押し付けがましくなく、ぽつりとした独り言のような呟きなのに決してスルーはさせない強さと存在感が、文学的

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    2021年05月14日
  • 日本の分断 私たちの民主主義の未来について

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    政治に疎いからかなり難解だった。
    多分、内容の4割くらいしか理解できてない。

    でも、日本の政治について理解するいい機会になった。もっと知識を蓄えてからまた読みたい。

    《概要》
    ・日本の政党は経済的、社会的な保守と革新でさほど意見が別れてきない。
    ・日本の政党を分ける論点は憲法改正と日米関係。

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    2021年05月09日
  • 日本の分断 私たちの民主主義の未来について

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    右派と左派。リベラルと保守。日本はいくつかに分かれたほうがよいらしい。
    その前に自分のポジションがどこにいるかを知ることが必要。その意味でこの本は有効。

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    2021年03月23日
  • 政治を選ぶ力

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    インタビュー形式でで書かれていて(笑)なども入っているので政治の難しい話でも読みやすい。2人とも同じ考えのところもあれば、お互いに違うやろ!って思っている所もあるが、主張は主張として聞き合っているのは大人な印象。

    腹黒さ必要説と税金の取り方と追求の逃れ方が面白かった。
    取れるところから取ったら良いではなく、それでどんな社会を目指しているのかが大事。

    論外なのは「嘘をつき通す」→絶対バレる。
    〇〇には当たらないという「概念逃げ切り型」→弁護士が多用。
    政権末期は「尻尾切り型」(笑)
    1番有効なのは正面から認め反省した上で何故その問題が生じたのか情熱と論理で問題提起する「問題提起型」。

    表面

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    2020年12月20日
  • 日本に絶望している人のための政治入門

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    そうか〜。なるほどと思うところをピックアップ。

    日本のくびきとは何か?
    どんな国民よりも差を際立たせること、くびきを意識させることに居心地の悪さを感じる。格差という概念や言葉に敏感。一体感を損なう、空気が読めない行動や言説への反発と制裁の厳しさ。社会的弱者と向き合うことは社会の欠陥を認めることであり、一体感への脅威となる。

    日本の労働者の4割を非正規が占める。先進国の時給は1500〜2000円水準。ワークセイム=セームペイ

    保育、母子手帳でなく本来は親子手帳。男女とも保育所のお迎えに間に合うか夕方になったらソワソワする社会が普通。いいね!

    日韓関係2000年の経済危機に韓国が知米派にな

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    2020年10月31日
  • あなたに伝えたい政治の話

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    政治って難しいな。経済、行政、法律、軍事、外交、教育、福祉どれもこれも複雑に絡んでる。

    軍を民主的に統治するために確立されたのがシビリアンコントロールの原則。
    日本に突きつけられているのは、世界で起きている紛争について、主体的に考え、リスクの伴う判断も負わなければならないということ。

    リベラルって?
    憲法9条と平和、専業主婦と働く女性、組織労働者と非正規労働者。壁を取り除くのは難しい。

    高齢化と言う票の格差の温存による都市部の軽視で、日本の投票者の平均年齢は60歳近くになっているのでどうしてもなってしまう。

    少子化対策に9ページ!誰でも入れるようにするというのは賛成だけど、保育所間で自

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    2020年08月30日
  • 政治を選ぶ力

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    強い政治理念を持った元大阪府知事・市長と、政治家の選び方や政治の評価のしかたを専門とする国際政治学者による対談。将来の与党としての批判、よりマシな選択、動く政治。相続税100%。ルールを盾にする。雄叫びでもきれいごとでもない、腹黒になる。

    投票はその時点の感情で決まる、とはいえ、選んだ結果がどう影響し何が変わったか、長期間にわたって、わかるような仕組みがあったら良いのに。

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    2020年03月02日
  • 21世紀の戦争と平和―徴兵制はなぜ再び必要とされているのか―

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    冷戦以降世界の構造が変わり、あるべき戦争や平和の意味を問い直す必要はある。グローバリゼーションを求めることが平和に結びつくことは納得の結論。

    一方で軍のあり方を問い直すのも大事な活動だと思う。それは血のコストを誰が負うべきかを見つめ直し、自分も負う可能性があると思う必要がある。戦争に向かう意思決定をいい加減にしない努力が必要。軍に対する忌避意識を持つことは、ある意味平和という言葉が一人歩きしていて国民が脳死状態になっているとも言えると思う。

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    2019年12月30日
  • それでも、逃げない

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    出版社も、炎上目的で本を量産することが常態化してしまったと思います。とても話題なお二人なので、そのコメントも、もちろんコメンテーターとしての役割は、非常にあると思いますが、
    なんというか対談から、なるほどなと視点を期待してしまう私からすると、正直な所、どうかなと思う次第です。

    お二人とも、語る根拠を自身の「経験」から、
    導くという話法は、私には、あまり受け入れるものではありませんでした。経験から、語るなんて当たり前じゃんと思うかもしれませんが、全くそうではなく、その経験から、智慧として導き出される知識は、正直、あまり人様の役には立ちません。

    もう少し自分のソトの視点から語る方が、
    有用な場

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    2019年12月19日
  • 政治を選ぶ力

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    この二人より、橋下と藤井聡の対談集を読んでみたい。
    天敵のようだが、単独で二人の本を読むとどっちも正しい気がするので。

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    2019年09月16日
  • 政治を選ぶ力

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    気になる二人の対談本なので読んでみた。政治課題を中止に対談形式で書かれているので読みやすい。2人の考えがかみ合わないところや共感できるところが正直に書かれていて分かり易い。ただ、悪くはないけど、読み終えたあと何だかもやもやする。

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    2019年09月01日
  • 「トランプ時代」の新世界秩序

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    アメリカの田舎の国民の実情を解説。トランプが支持される土壌はできあがっていた。さらに選挙活動の進め方もうまかった。暴言や特異なキャラも計算通りだった、という内容。

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    2019年01月20日
  • あなたに伝えたい政治の話

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    氏の著著を読んだの2冊目。
    リベラルに対して、時々厳しい意見を述べている氏
    特に日本のリベラル勢力に対して忸怩たる思いがある
    ような感じがしました。
    日本とその関連世界における政治に関して
    冷静で正直な見方をしている氏の書かれれている内容は
    なかなか面白く”なるほど”と思える内容でした。

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    2019年01月04日
  • 日本に絶望している人のための政治入門

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    決して「日本に絶望」していないけど、「政治の勉強がしたい!」と思ったら、目の前にあった一冊。笑 すんなり理解できる章となぜか難解(おそらく自分の知識不足。。。)で「???」になる章と理解にばらつきはありましたが必死についていきました。笑

    しかし、「政治を知ろう!」と思ったら「歴史」「経済」「民族」など多岐にわたる理解がないと関係性を理解することができないことを思い知らされる。。。さあ、また勉強しよっ!

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    2018年04月04日
  • 日本に絶望している人のための政治入門

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    タイトルに惹かれて購入。なぜ絶望しているのか? ○民党も民○党も国民の辛さを真に理解した政治を行っていない不満があるから。そして、地方自治体の長や国・地方議員は名前を連呼するだけの選挙運動、地縁血縁で票を入れることを民意とする国民に絶望しているから。本書は残念ながらその解を提示してはいない。国際政治学者としての政策提案としては面白いものがある。ただしカタカナ語を多様する筆致には辟易したが……

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    2017年08月26日
  • 日本に絶望している人のための政治入門

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    ネタバレ

    最近よくテレビで見る方なので、どんな論調かと手に取りました。ニュートラルなものの見方をしている感はありますが、いかんせんエッセー的すぎるかな、とも思います。すでに話題がちょっと古いのですが、読みやすかったのでよしとします

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    2017年08月16日
  • 「トランプ時代」の新世界秩序

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    トランプ大統領誕生直後に書かれた一冊。ブッシュ、クリントン、オバマのそれぞれの政権の外交方針、政策の流れを振り返りつつアメリカ社会の流れを捉え、トランプのような人物が大統領になることは、ある意味必然であったと解説する。なるほど、と思わせる指摘が随所に。

    ただ、どこかに連載されていた内容をまとめたものなのか、1冊としてまとまりがよくない印象がある。また、著者の文章の特徴なのか、突然話が変わったり、急に結論が出てきたりで少々読みにくい感じはする。

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    2017年07月27日
  • 「トランプ時代」の新世界秩序

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    読みやすく書かれてある内容でした。
    日米関係をどのように考えるのか?
    あまり伝わってこないアメリカの本質は?
    というところがよく理解できるないようだったと思います。
    ただ、少し後出しじゃんけん的な内容もあって、どうかな
    と思う部分もありました。

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    2017年04月23日