三浦瑠麗のレビュー一覧
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冷戦以降世界の構造が変わり、あるべき戦争や平和の意味を問い直す必要はある。グローバリゼーションを求めることが平和に結びつくことは納得の結論。
一方で軍のあり方を問い直すのも大事な活動だと思う。それは血のコストを誰が負うべきかを見つめ直し、自分も負う可能性があると思う必要がある。戦争に向かう意思決定...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカの田舎の国民の実情を解説。トランプが支持される土壌はできあがっていた。さらに選挙活動の進め方もうまかった。暴言や特異なキャラも計算通りだった、という内容。Posted by ブクログ
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氏の著著を読んだの2冊目。
リベラルに対して、時々厳しい意見を述べている氏
特に日本のリベラル勢力に対して忸怩たる思いがある
ような感じがしました。
日本とその関連世界における政治に関して
冷静で正直な見方をしている氏の書かれれている内容は
なかなか面白く”なるほど”と思える内容でした。Posted by ブクログ -
決して「日本に絶望」していないけど、「政治の勉強がしたい!」と思ったら、目の前にあった一冊。笑 すんなり理解できる章となぜか難解(おそらく自分の知識不足。。。)で「???」になる章と理解にばらつきはありましたが必死についていきました。笑
しかし、「政治を知ろう!」と思ったら「歴史」「経済」「民族」...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルに惹かれて購入。なぜ絶望しているのか? ○民党も民○党も国民の辛さを真に理解した政治を行っていない不満があるから。そして、地方自治体の長や国・地方議員は名前を連呼するだけの選挙運動、地縁血縁で票を入れることを民意とする国民に絶望しているから。本書は残念ながらその解を提示してはいない。国際政治...続きを読むPosted by ブクログ
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最近よくテレビで見る方なので、どんな論調かと手に取りました。ニュートラルなものの見方をしている感はありますが、いかんせんエッセー的すぎるかな、とも思います。すでに話題がちょっと古いのですが、読みやすかったのでよしとしますPosted by ブクログ
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トランプ大統領誕生直後に書かれた一冊。ブッシュ、クリントン、オバマのそれぞれの政権の外交方針、政策の流れを振り返りつつアメリカ社会の流れを捉え、トランプのような人物が大統領になることは、ある意味必然であったと解説する。なるほど、と思わせる指摘が随所に。
ただ、どこかに連載されていた内容をまとめたも...続きを読むPosted by ブクログ -
読みやすく書かれてある内容でした。
日米関係をどのように考えるのか?
あまり伝わってこないアメリカの本質は?
というところがよく理解できるないようだったと思います。
ただ、少し後出しじゃんけん的な内容もあって、どうかな
と思う部分もありました。Posted by ブクログ -
日本は、同名のあり方を見つめ直すべき時がやってきた。自由はタダではない。平和もタダでは得られない。世界はどんどん相互依存を高めていく。究極的には、経済的相互依存を通じて世界の平和へ向かっていくはずである。その道のりには多くの危険が存在する。そのような変化の速い世界を泳ぎ渡っていく上で、日本人はぜひと...続きを読むPosted by ブクログ
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2015年の作品。安倍政治、野党の状況、集団的自衛権、沖縄基地問題などについて、日本の戦後の政治を構造的に捉えたうえで分析しようとする視点が、ふつうのマスコミの記事とは趣が異なっていて面白い。
ただ、ある程度基本的な知識を持つ読者を対象にしているせいなのか、途中の説明がない断定的な表現が多く見受けら...続きを読むPosted by ブクログ -
連日、米国のトランプ大統領の動向に世界が振り回されておりますね・・・
まさにトランプ時代・・・
どうなっちゃうの世界?
著者によると・・・
キーワードは【意気揚々と撤退するアメリカ】である、と・・・
2次大戦後、帝国として世界を主導してきたアメリカ・・・
帝国とは・・・
植民地などの海外領土を有す...続きを読むPosted by ブクログ -
ブログの書籍化
著者のファンなら読んでもいいかもしれない。
良くも悪くも著者が"夜店"とよぶ時事評論の集合なので、タイトルは中身には関係ないものと思ったほうがいい。
保守、リベラル、左派、右派などの言葉は曖昧なまま使われる。さまざまな意味に変化するので分かりにくい。
なるほどなと思える提案があるか...続きを読むPosted by ブクログ -
「朝まで生テレビ」で三浦瑠麗という人を見た。論争に加わるでもなく、中立的な立ち位置で冷静に解説をし、田原総一朗からも何となく頼られている感じ。不思議な人だなと思っていた。
書店で、その人の新書が平積みになっていたのを見て、興味を持って読み始めた。
リベラルを標榜しつつ、現実的で、保守派と呼ばれる人た...続きを読むPosted by ブクログ -
国際政治学から新世代の論客が登場した。1980年生まれ。東大の政策ビジョン研究センターで、藤原帰一が率いる「安全保障研究ユニット」に参加している。
アベノミクス、集団的自衛権、沖縄問題、ロシア情勢、中東和平など、時事的なテーマを取り上げながら、現代政治の「構造」を解き明かす。賛成/反対の党派的な...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルを期待して買うと、あれって思いそうな内容。
読んでてビビったのが今、非正規雇用が全労働者の4割近くもいること。あと印象に残ったのがロシアのクリミア侵攻についての見方。連日ロシアに批判的な報道がされたが、それって欧米の見方に追随した一面的な見方でしかないのよね。
全体的に内政問題より外交国際問...続きを読むPosted by ブクログ -
刺激的なタイトルで、平積みもされており、つい手に取ってしまった。
現代日本の政治が抱えている問題、時事的テーマを、国際政治学者の眼を通して、アベノミクス選挙、地方創生から、非正規雇用、ジェンダー論まで、政治分野をオールラウンドに論及している。
今、沖縄の基地移転が喫緊の課題となっているが、外交・国際...続きを読むPosted by ブクログ