三浦瑠麗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
連日、米国のトランプ大統領の動向に世界が振り回されておりますね・・・
まさにトランプ時代・・・
どうなっちゃうの世界?
著者によると・・・
キーワードは【意気揚々と撤退するアメリカ】である、と・・・
2次大戦後、帝国として世界を主導してきたアメリカ・・・
帝国とは・・・
植民地などの海外領土を有することに限らず、自らの主権国家の領域を超えた先まで軍事的、経済的な支配力を及ぼす国家・・・
その帝国の座からアメリカはトランプ大統領の下、意気揚々と撤退していくことになるだろう、と・・・
かつての孤立主義へ・・・
帝国から普通の大国へ・・・
そうなる時に、まず起こることは・・・
かつての帝国、大英帝 -
Posted by ブクログ
「朝まで生テレビ」で三浦瑠麗という人を見た。論争に加わるでもなく、中立的な立ち位置で冷静に解説をし、田原総一朗からも何となく頼られている感じ。不思議な人だなと思っていた。
書店で、その人の新書が平積みになっていたのを見て、興味を持って読み始めた。
リベラルを標榜しつつ、現実的で、保守派と呼ばれる人たちの主張にも近いものが見られる。その意味では、バランスが取れていて安心できる。本書の中では幅広いテーマが盛り込まれており、著者がその全てに通暁しているわけではないのだろうが、残念ながら、その真贋というか、筋の通っている議論かどうかを判断できなる能力がこちらにないので、どれも一応もっともな気がする。た -
Posted by ブクログ
政治、経済に関してはどうしても「自分が正しい=敵は間違っている」という二元論になりがちで、話が並行線を辿ったまま憎しみ合いに到る消すが非常に多い。もう少し穏やかに、相手を認め合って考えられないものだろうかと常々感じていた。そこで女性による政治論を続けて読む。すこしスタンスが違うように思う。本来政治において大切なのは、意見の異なる相手を叩き潰すことではなく、お互いがひとつの社会で暮らしていけるように少しずつ譲り合い、妥協点を探っていくことだろう。その我慢ができない。時間がかかると効率が悪いからといって、どんどん独裁制に近づいていく。独裁制ほど短期的に効率の良いものはないからだ。そのことに本能的な