三浦瑠麗のレビュー一覧

  • 日本の分断 私たちの民主主義の未来について
    日本にはもっと分断が必要です
    は煽りすぎだけどなんか主義・政策の整理が必要だよね
    って論旨には賛成
    保守・革新から何も整理せずにリベラルが出てきてぐちゃぐちゃになった感じ
  • 日本の分断 私たちの民主主義の未来について
    データに基づく日本の分断 民主主義 を問う。
    分断イコール悪というステレオタイプに一石を投じ 何が日本 奇妙な政治的安定をもたらしているかを論じる。秀作だと思う。
  • 日本の分断 私たちの民主主義の未来について
    気鋭の政治学者による選挙行動におけるろんてんの分析。的確な分断があるのが真の民主主義。

    自民党支持者や他の野党支持者の政治的なイシューに関する分析。保守、革新といえど日本では意見はほとんど変わりがない。結局、小選挙区制下でも二大政党制が実現せず自民が一人勝ちを続ける理由がよく分かる。

    一方の野...続きを読む
  • 政治を選ぶ力
    内容はすごくわかりやすかった。対談本なので2人の意見が違うのが当たり前。私は橋下さんの意見に近いので、三浦さんの意見はそういう意見もあるのかと新鮮だった。
  • 私の考え(新潮新書)
    週刊新潮にて連載された、3ページ程度のコラム。
    この人の言葉選びのセンスはとても美しく、好感が持てる。
    戦争、政治など、とかく男性目線で男性によって語られることあの多いトピックを女性の視点で柔らかく、しかしスパッと切っていく様はお見事。
  • 日本の分断 私たちの民主主義の未来について
    『日本の有権者の投票行動がごく限られた憲法や日米同盟をめぐる対立軸によって大きく影響を受けている…政権交代のために必要な対立軸が日本政治には欠けている』
    『桜を見る会問題でいったん低下した内閣支持率は、安倍政権が何もせずとも年を越すと回復した…自民党支持に多くあげられる理由は「他に選択肢がないから」...続きを読む
  • 日本の分断 私たちの民主主義の未来について
    三浦瑠璃氏による、ご自身の山猫研究所監修の簡易版価値観調査の説明と結果、そしてそれに関連した価値観の違いによる分断について意見を述べたもの。以前にこの簡易版価値観調査は実施したことがあり、今回、詳しくその見方を理解できたことは有意義であった。さらにその結果から読み取れる日本人の傾向も興味深かった。後...続きを読む
  • 私の考え(新潮新書)
    三浦瑠璃氏が、日本について考えを綴ったもので、雑誌に掲載されたコラムをまとめた本。専門の安全保障よりも、女性や子どもについてや政治・メディアなどについて幅広く意見を述べている。三浦氏の率直で客観的な意見は参考になる。面白い。
    「日本の政治の世界は、論評する分にはまあまあ面白い」p4
    「平和を考える学...続きを読む
  • 政治を選ぶ力
    先日読んだ橋下氏の「実行力」とかぶるととあり。いい意味でぶれてない。
    資産課税での対談で2人のバトル⁈は読み応えあり。
    大前研一氏も提案していた。私もいいなと思ったが、三浦氏が言うように、何をもって資産と言うのか、また諸々の税金が引かれて残った資産に税金をかけるのは二重課税ではのツッコミにも納得。
  • 私の考え(新潮新書)
    苦労があっての現在の発言だと共感した。
    2年間のコラムをまとめたものだが、少しの弱さと相反する潔さ、素敵な人に思えた。
    書籍の中で紹介された映画でデトロイトは見た方が良い。
  • 私の考え(新潮新書)
    話題になった本「孤独の意味…」の背景、朝生やワイドショーに出続ける真意などが窺い知れるエッセイ。また、猫派だと思っていたが、実はペットの犬二匹と死別していた過去があるそうで。
  • 私の考え(新潮新書)
    週刊新潮に連載されていたエッセイやコラムをまとめた一冊。
    政治について、人生について、など題材は様々だが、三浦さんのまっすぐな性格が、強さも弱さもひっくるめてよくわかる。とくに娘さんとのエピソードの数々は、短い絵本を読んでいるかのように美しく微笑ましくて素敵だった。
  • 21世紀の戦争と平和―徴兵制はなぜ再び必要とされているのか―
    ●読んで得たもの
     徴兵制は戦争準備効果よりも戦争抑止効果が期待できるということ。
     国の平和を確保するためには、国民が分担してコストを負う必要があること。

    ●感想
     選挙の投票率が低く、政治や安全保障に無関心な国民が多い日本。
     所謂「平和ボケ」した国に徴兵制を導入することは難しいと思うが、
    ...続きを読む
  • 政治を選ぶ力
    基本的には現在の政治の話ではあるものの、橋下氏の考えや実践から得られた方法論がきちんと出ている良書。

    議論となるところもあるが、決して厭な気分で終わることはなく、刺激に満ちた対談だった。
  • 「トランプ時代」の新世界秩序
    著者の本を読んでみたくて手にしました.接続詞が極小で完結な文書で読みやすかったです. トランプ大統領について,アメリカの本音の代表者で,しがらみにとらわれない政治家と理解しました.最低の評価からスタートしたので逆に今後ポジティブな評価をされることが増えていくのかもしれませんね.
  • それでも、逃げない

    三浦さんと乙武さんによる対談。三浦さんの話を乙武さんが聞いている様子が、とても心地良い。

    「弱い存在を守ることと、リアリズムに立つことは、両立します。
    私にとって理性で物事を判断するということは、けっして感情を殺すことではなくて、真実を見つめ続ける強さを裡に養うということです。」
    強くて美しい、...続きを読む
  • 21世紀の戦争と平和―徴兵制はなぜ再び必要とされているのか―
    歴史を紐解くと、同じ仕組みで生き続けた国家はなく、その時代に合った制度を作りえた国家だけが生き残っている。
    過去の反省から軍隊を認めていない日本において、誰が国家を守るのか、そのコストは誰が払うのか、また、国際社会のなかでどのような役割を負うべきなのか、真剣に議論できる環境がまず必要だろう。
    徴兵制...続きを読む
  • 政治を選ぶ力
    非常に面白かった。

    政治の世界に疎い理由の一つとして、よく分からないから、ってのがあると思うが、この本はまさに題名通り、政治を選ぶ上での着眼点をつけてくれる。

    そうか、この点を物差しにすればいいのか!

    と気づかせてくれる良著。


    橋下さんは元から嫌いではないけど、この本を読んでますます好き...続きを読む
  • 政治を選ぶ力
    不確実な時代には政治もアジャイルに行かなければならない。たかが制度設計、理想論はいくらでも言えるが、必ず負の力が発生する。そこを動かしやすくする潤滑油が、情報開示と定量評価であると思っている。
  • 21世紀の戦争と平和―徴兵制はなぜ再び必要とされているのか―
    かなり衝撃的な提言だが、戦争を我が身のこととして捉えることは必要だと思う。戦争体験談や資料を知るだけでは抑止力としては足りないのだろう。その方法として徴兵制はありえるのかもしれない。でも臆病なので、他にも方法があると信じたい。