長浦京のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
舞台は関東大震災後の日本
不正に得た巨額の金の行方を握る少年と逃亡を助けることになった元凄腕諜報員
二人は陸軍の精鋭部隊1,000人の追手から逃げ続ける
その先にあるものとはー
いやぁ…長かった
その一言に尽きる
以上!!
…
というわけにもいかないので、もう少し感想を述べるとしても…
映画ではヒロイン、リリーこと百合を演じたのが綾瀬はるかさん
小説とはちょっと印象違うけど、それはそれで魅力的だったろうなとは思う
そう!ヒロインは魅力的だし、一緒に逃亡する少年も中々良い
なのに、中だるみしてしまうというか…飽きてしまうというか…
途中で他の本挟んでブレイクタイム取ったくらい
冗長的と感じてし -
Posted by ブクログ
あなたは「特質」ですか?
特質…?
いわゆる超能力のようなものをもっていますか?
例えば、空を飛んだ、瞬間移動ができたり、スプーンを曲げれたり…w
本作の主人公、沖野修也の特質は他人の感情を覗くことができる能力
危険が迫ると気配を感じ、殺意や敵意、憎悪を抱いている人間と対峙すると、その両目が赤く光って見える
この能力は一体何なのか?
自分は一体何者なのか?
亡くなった両親の死の真相は?
これらを解き明かすため沖野はスパイとして活動し始める
ちなみに、実は私も主人公と同じ特質をもっています!
ただ私の場合はある特定の人物の感情しか覗けませんが…
その人物とは…、
奥 -
ネタバレ 購入済み
スタイリッシュなアクション小説
綾瀬はるか主演で映画化すると聞き、大慌てで2023年8月初旬読了。
「東京大震災」直後の帝都・東京と云う、あまり小説の舞台設定としては、あまり御目に掛からない素晴らしい時代にしたことは、とっても高く評価します。
この頃の日本について、テレビやメディアが「軍部がのさばっていた、言いたい事も言えない暗い日本」みたいな、碌に調べもせず勝手なイメージを植え付けているので、伸びやかにカッコよく行動するヒロイン、リリーは読んでいてとても新鮮でした。玉の井界隈の描写も素敵でしたね。
これは「映画のノベライズ本なんじゃないの?!」と、読後強く感じたぐらい映像的な描写が多く楽しめました。
物語自体は、か