安西リカのレビュー一覧

  • 好きで、好きで(2)恋みたいな、愛みたいな

    購入済み

    好きで、好きでの続巻。

    前作が好きな人なら絶対楽しめると思います。
    甥っ子の登場により、また自分でいいのか不安になってしまう穂木。そんな穂木を包み込む志方の不器用なんだけど直球な愛情表現にグッときました。

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    2019年11月19日
  • 好きで、好きで(1)【電子限定SS付き】

    購入済み

    純愛ストーリー

    元々ノンケである志方に対して引け目を感じ続けている穂木。志方のために身を引こうとするが--
    読後感はほっこり。いつまでも仲良しでいて欲しいと思わずにいられない。
    大学時代のエピソード「桜散るころ」は、まだ上手く穂木の気持ちを汲めない志方と、不安になりがちな穂木が可愛くて、こちらも大好きなお話。
    続巻も買いましたが、どこまでも見守りたいカップルという感じです。

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    2019年11月14日
  • 舞台裏のシンデレラ

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    ネタバレ

    「人魚姫のハイヒール」のスピンオフ!
    女装子のカレンちゃんである、佳衣史のお話です。
    佳衣史は女装グッズサイトを運営してるけど、本人は女装趣味ではなく、ノンケ好きのゲイです。
    そんな彼がゲイナイトでお持ち帰りしたノンケ大学生の時生から積極的にアプローチされて、仕事を手伝ってもらったりするうちに徐々にほだされていくまでのあれこれがほんとに微笑ましくて、ときめきもあって読んでいて楽しかったです。
    加賀谷と瀬戸もちらちらと登場して、交際の順調ぶりをアピールしてくれていました!

    佳衣史はきれいで色っぽいのにやることはパワフルでサバサバしていて、ビジュアルと性格のギャップがあるのが魅力でした。その一方

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    2019年08月28日
  • 舞台裏のシンデレラ

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    「人魚姫のハイヒール」のスピンオフ。
    シリアスな話題に切ない思いもあるのですが、
    それぞれに辛い思いをしたからこそ
    大きな包容力で佳衣史の気持ちを優しくほぐす時生と
    その愛情を少しずつ受け入れられるようになり、
    甘えられるようになってくる佳衣史に
    何度もウルウルしながら読みました。

    途中、スピン元の加賀谷 x 瀬戸カップルが
    相変わらずの激甘カップルのまま度々登場するのが
    とても楽しかったです。
    できるならこの先もずっとこの2カップルの未来を
    書き続けて欲しいです。

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    2019年08月15日
  • ビューティフル・ガーデン

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    胸に溢れる幸せ

    うわー、良かったわー。最初は、生意気な年下男をちょっとからかう小悪魔め!って感じだったんだけど。読み進めるうちにそれぞれの生い立ち、歩んで来た道のりから「何を大切にしてきたか」が浮き彫りになっていく。相手を大切に思うようになったからこそ、互いにその大切にしてきたこと、譲れないことを尊重するが故に別れを選択せざるを得ない。
    この過程が物凄く良かったわー。
    悩んだ末にどうしたら一緒にいられるようになるか考えていこう、と結論を出す。譲れないものを互いに少しずつ譲り、二人で問題に対処すると決めた。
    後日談を読んだとき、この成果が出ていたと感じました。二人の間に生まれた信頼が、一人一人を堂々とさせていま

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    2019年07月14日
  • 好きで、好きで(1)【電子限定SS付き】

    ネタバレ 購入済み

    評判以上に面白い

    何年か前から、読んでみようかと思いつつ、機会がなかった作品。
    いいわー、これ。
    出来上がったカップルの成長とすれ違い。ああ、このすれ違いからいつの間にか二人の間に溝が出来ていくのね。そして気づけば埋められない程の深さと距離になって別離となる・・・。
    本当に別れ話にまでなりましたが、なんとか持ちこたえてくれました。
    続編もあるようなので楽しみです。

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    2019年07月12日
  • 恋という字を読み解けば

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    あとがきに「今回はいつにもまして特になにも起こらないお話です」とありましたが、それでいいんです~!そういうのセンセに求めてるんです。センセの描くオトナの日常的恋愛が大好物なんですよ。設定とか、違う作風とかそういったものも大切なのかもしれないけど、それ以上にただ男同士の心の揺れやときめきがしっかりあれば満足なんです…
    今回のはまさにそれでした。

    リーマンもの。社長秘書をしている土屋は世間でいう苦労人だけど、そんなことを感じさせない有能なイケメンです。
    彼視点で話が進行するので気づきにくいですが、かなりの天然でしっかりしてるようで抜けてます…
    人の言動の裏を深読みするより、まず行動するのがさっぱ

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    2019年04月17日
  • 人魚姫のハイヒール

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    かわいかった。
    ほんわかした気分になれます。
    ちゃんと最後はハッピーエンドになれるところも好きです

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    2018年12月19日
  • 運命の向こう側【イラストあり】

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    オメガバースに拒否反応があるので、全く読んだことがなく、
    でも大好きな安西リカさんのお話だし…と悩みに悩んで誘惑に負けて読みました。
    結果、読んでよかったです。安西リカさんの作品だからよかったです。
    やっぱり男性が子供を産めるようになったり、オメガは弱者のように扱われたり…
    んーー、その設定は今も受け入れられないままですが、
    このストーリーはふたりの愛情があふれていてとても幸せな気持ちにしてもらいました。

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    2018年10月13日
  • 何度でもリフレイン

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    お前と俺の甘々設定上等!

    安西リカ氏の作品は私にとっていつもハズレがなくてホントにありがたいです。氏の作品は(電子書籍が多いのですが)買ってすぐには読まず、疲れたり落ち込んだりした時に読んで回復するために積ん読にしています。
    今回も仕事明けに元気になりたくて本を開きました。同級生の再会物。良いですねえええ。w 真下が男前で愛情深くて可愛くて、高坂が良い男なのに思いっきりヘタレで、でも真下へのラブが大きくて重くて熱くて
    、とてもかわいいおバカわんこだった。10年のブランクが2人を苦しめるだけでなくお互いを受け止め合うのに必要な成長の時間になっていて、お互いが必要不可欠だと再認識していくビターからスィートな心情の変化が嬉

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    2018年09月25日
  • 運命の向こう側【イラストあり】

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    ネタバレ

    一途で濃厚ラブを繰り広げるオメガバースの世界観も、センセにかかるとただそれだけじゃなく、もっと深淵で普遍な愛情のありかたをみせてくれました…

    当然のこととして番との関係を受け入れ、ずっと愛し合って生きていく恋人同士。そして、二人の間に命が授かって家族になるというドリーミングに何か違和感を感じた時、二人の関係はどうなっていくのか?というのは、世の中のどんな恋人同士にも当てはまる問題ですよね。
    急にオメガバースの設定のない世界へ来てしまった春間と冬至が、最後に二人で辿り着いた結論にとても胸アツになってしまいました。
    ちゃんと考えてなかった二人の関係を見つめ直すことの大切さと、相手への愛がたまらな

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    2018年09月11日
  • 甘い嘘

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    ネタバレ

    友達以上恋人未満なスッキリしない関係であっても、秘めた片想いを守り貫いてきた七生。
    しかも、相手である佐倉は七生のことを親友と思っているのか、セフレと思っているのか、はたまた恋愛という意味で好きなのか、イラっとするほど読めない態度で…!
    だからなおさら、七生のけなげで一途な片想いに切なくさせられてしまうのです。

    七生がささやかな自尊心からか、男に慣れた感じを装ったり自分からは連絡しなかったりしたのはノンケである佐倉に対する気遣いもあったのが伝わって胸が痛くなったりしたのだけど、佐倉は何を考えてるのか最初のうちは理解できなくて、なんで七生は彼の事がそんなに好きなんだろう?って思っちゃいました。

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    2018年05月15日
  • バースデー

    購入済み

    ネタバレなしがいい理由は

    一つずつ「わかっていく」過程が面白い作品だからです。
    早いうちから無理なく種明かしされていくので、急展開でドキドキハラハラという楽しみ方ではないように思いますが。

    いつもは読者レビューを読みまくって購入を決めるのですが、今回たまたま最初に読んだレビューで、「ネタバレなしがおすすめ」と書いてくださった人がいたので、予備知識なしで読みましたが正解でした。ありがとうございます。      
    重たい内容ではありますが、問題を悲劇的に盛り上げないところが良かった。むしろ淡々とした主人公の姿にリアリティを感じました。
    また、主人公とは対照的に、彼と関わる人物はどこか緊張感が漂っていて、その対比

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    2018年04月29日
  • バースデー

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    ネタバレ

    すごくよかった!
    姿を消した忘れられない恋人がいた滝本、古いアパートで一人きりで暮らす百合原。
    百合原は不遇というには苛烈な過去を過ごしていてそれが引き金となって、もう一人の自分、を何人も生み出してしまう。ゆりともう一人を深く愛して変わらない滝本と、ゆりともう一人のゆりの関係性・特にもう一人のゆりとの別れはきゅっとなりました。
    あと足指が萌えポイントでした。
    ビリーミリガンとかシーラとか好きだったのでそれも思い出しながら読みました。

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    2018年03月24日
  • バースデー

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    オトナの日常的恋愛を描くのが上手いセンセですが、今回はちょっとサスペンス色の強い作品で、いい意味でいつもと違う仕上がりでした。
    こちらもちょっと作風が変わったかな~?と思ってたショコラ文庫の前作より、攻受共にその気持ちに寄り添えるキャラに戻っているように感じられて安堵。
    非日常的な「刺戟」の方向性ってほんとに難しいし、大切ですね…これはいい刺戟のあるラブストーリーでした。

    無意識のうちに恋人からの言葉を辿って生活の場を定めていた滝本と、三希からのアドバイスで新聞配達で生計を立てていた透。
    接点もなく、およそめぐり逢える可能性なんて無かったはずの二人なのに、奇跡的に出逢えた…ってところが物語の

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    2018年02月12日
  • 何度でもリフレイン

    ネタバレ 購入済み

    あたたかい涙

    私は初恋ものと、気まずい再会ものが個人的に大好きなのです。この話はその二つが入っており、ドストライクでした。
    生まれ育った環境があまりに異なる二人が大学で出会ってあっという間に恋に落ちます。楽しくてお互いに夢中で、幸せな恋人同士。でも、二人とも子供で、人生の荒波に立ち向かえなかった。十年後の再会。お互いに苦しんだ時間の果てにたどり着く場所は?
    回想シーンで泣けて、現在の心情に胸が痛み、最後はあたたかい涙。本当に読んで良かった。

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    2017年09月15日
  • 好きで、好きで(2)恋みたいな、愛みたいな

    ネタバレ 購入済み

    本当に好きで好きで(笑)

    この作品が、世に出てくれて、めちゃくちゃ嬉しいファンの一人です。
    同級生で、最初から両思いで、付き合いが長いカップルのお話ですが、日常生活の中の幸せな二人の紆余曲折を読んで、ほっこりできる作品は稀だ思います。何度読んでもやっぱりいい。誰の側にもありそうで無い幸せを感じられる作品です。変わらないことを大切にする、という1節が心に残りました。

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    2020年04月26日
  • 好きで、好きで(2)恋みたいな、愛みたいな

    購入済み

    にやにやしながら読みましたよ

    前作の「好きで、好きで」が大好きでw穂木と志方のカプが本当に良くて、しみじみ良くて、続きを読みたいなあと強く思っていたので、この作品が出てとても嬉しかったです。安西先生があとがきで、この作品は2人のド日常だと書いてましたが、その日常の物語が読んでいると、何とも言えず幸せな気持ちにさせてくれるのです。
    作品中で穂木の夢の話が出てきますが、2人の出会いの必然をおとぎ話のようなエピソードに喩えて描いてあり、穂木君じゃないけれど2人は本当にずっと一緒なんだなあと安心した次第です。

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    2017年07月24日
  • 何度でもリフレイン

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    切なかった。
    でも「俺たち、出会うのが早すぎたんだよ」と佳史が言ったように
    まだまだ学生と言えば子供の頃の恋愛と違い
    再会はお互い大人になり、現実が見えるようになって、
    だからこそ近づけなくなる真下と
    それでももう後悔はしたくないと押して押して押しまくる佳史と。
    辛い思いをした分、今度はきっとお互いを深い思いやりで
    大切に思いながら愛を育んでいきそうです。

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    2017年05月09日
  • 人魚姫のハイヒール

    Posted by ブクログ

    女装、ハイヒール、網タイツ・・・苦手すぎる!と、
    ずっと手が出ずスルーしていました。
    が!!
    もっと早くに読んでおけばよかった!
    読み終わった後、ひとりでににやけてしまうくらい
    幸せな気分になるお話でした!

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    2017年04月20日