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さすがとしか言えない。。。
安西りかさんが、オメガバースを書いたってことがあまりにも衝撃的で、オメガバースという設定がそもそも嫌いだったはずなのに、他のオメガバースを読みあさり、そしてはまり、とうとうこの本に戻ってきました。色々オメガバース話を知ってから、安西さんのこの物語を読んでよかったです。
アルファである冬至は、アルファだけど全然傲慢ではなくて自分の運命のつがいである春間をとても大切にしている(他の作品比)、春間は自分がオメガということで、色々な制約があることや、子供を産むことなどに思い悩んでいる。そんな時、時空が歪んで、バース性のない世界にきてしまい、改めてバース性を持つということや自分が幸せは何か、自分にとっての相手の存在はどういうものかを、改めて考えていく物語。バース性を持つ人たちが、バース性のない世界に飛んで来たら、いったいどういう風に感じるのか、何を悩むのかなんて考えたこともなかったら、この作品は衝撃的でした。そして何よりも、主人公の二人がとにかく絆が深くて、お互いを大切にしているのがわかるので、それがたまらなくよかった。お互いをとても大切におもっていることを本当に上手に表現していくのが安西りかさんの世界だと私は思っていますが、今回もそれを堪能しました。
Posted by ブクログ
一途で濃厚ラブを繰り広げるオメガバースの世界観も、センセにかかるとただそれだけじゃなく、もっと深淵で普遍な愛情のありかたをみせてくれました…
当然のこととして番との関係を受け入れ、ずっと愛し合って生きていく恋人同士。そして、二人の間に命が授かって家族になるというドリーミングに何か違和感を感じた時、二人の関係はどうなっていくのか?というのは、世の中のどんな恋人同士にも当てはまる問題ですよね。
急にオメガバースの設定のない世界へ来てしまった春間と冬至が、最後に二人で辿り着いた結論にとても胸アツになってしまいました。
ちゃんと考えてなかった二人の関係を見つめ直すことの大切さと、相手への愛がたまらなかったです。
ラブラブでくっついてた春間と冬至に訪れた試練は、普通ならまあ大体の恋人同士は経験してるはずなんだけど。
フェロモンでしっかり結ばれてるから、嫉妬や疑念もなく当然のように恋人同士でいるなんていう関係は、うらやましくもあったんですけどね…
でも、試練を乗り越え相手の存在の意味を再認識した二人は、精神的にもすごく成長したと思います!
エロ的にもかなり濃厚なシーンがあちこちにあって、しかも全部ラブラブなので萌えました。
周囲も良い人ばかり。白露も水無月も、揺れる春間をとても支えてくれてましたよね~
あと、風花と清明がステキでした。清明がめちゃくちゃセンセらしくて、ハイスペックなスパダリと見せて、実はダサかわな攻様キャラでよかったです…!
ミドリノエバセンセのイラストがピッタリでした。
心に沁みるストーリーでした。
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