加藤廣のレビュー一覧

  • 秀吉の枷 上

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    秀吉の信長に仕えてからの話から本能寺までが上でまとめられている。
    秀吉の軍師をこき使い、秀吉をさげすみ罵倒されながらも信長を崇めていた秀吉だったが、信長の仕打ちから不信感、そして信長の晩年には腹の底では自分が懐が深いと信長より上だと思うようになる。

    信長が家臣に思いやりがあれば秀吉は信長を超えることはできなかったのに…と秀吉嫌いの自分はやっぱり信長に心魅かれる。

    秀吉の小説は初めて読むのでどのような心情で天下まで登りつめるか楽しみ。
    秀吉嫌いの自分が楽しみに読めるそんな文章なので、他の人には物足りなく感じるかも知れない。

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    2020年04月28日
  • 信長の棺 下

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    歴史的には評価、あるいはイメージがある程度は定まった感のある織田信長を題材にして、最も日本史的に有名な事件である本能寺の変を、側近の目からここまで大胆に、面白く描くとは。歴史ファンもそうでない人も楽しめるエンターテイメント。もう一度読み返して味わい直したい気持ち、

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    2018年12月11日
  • 明智左馬助の恋 上

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    加藤廣の本能寺三部作の最後。

    最後は明智の目線で本能寺の変が描かれていた。
    明智光秀は、なぜ本能寺の変を起こしたのか?

    信長が憎くてたまらなかったのか、衝動的なものか、第三者の陰謀からか。

    加藤廣の視点で歴史から逸れることなく、かつ斬新な考えでその結果が明らかにされていた。

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    2018年10月01日
  • 秀吉の枷 上

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    秀吉がどうやって天下を取ったのか?

    秀吉の出自と合わせ、今まで知らなかった内容と新鮮な視点で書かれていた。
    私は歴史が好きで、様々な角度から歴史を知りたかったので、この本のような新しい視点で書かれた本に出合えたことは幸せだと思う。

    次の本につながる内容であることは読んでいれば伝わってくる。三部作の最終作も期待大!

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    2018年09月02日
  • 信長の棺 上

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    大田牛一の視点から信長を紐解く。

    なぜ信長が死んだのか?秀吉の暗躍具合を合わせて今まで知らなかった内容を組み込んだ小説でした。

    次の秀吉の枷につながる本。
    秀吉の枷を読むならその前にこの本を読んだほうが一層楽しめる。

    この本面白かった!

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    2018年09月02日
  • 昭和からの伝言

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    本能寺三部作で私も愛読しています、加藤廣氏により書かれた本で、終戦直後の昭和時代を彼がどのように生きたのか、その当時の様子をどのように見ていたのかが書かれている本です。

    昭和5年生まれで、私の父より4歳年上です。終戦時が15歳で、もう少し年上だったら召集されている可能性もあり、当時の様子を、生活していくために考え方を180度転換せざるを得なかった大人の視点ではなく、状況の把握できていなかった子供の視点でもない、本当に何が起きていたのかが書かれた、私にとってはとても貴重な本でした。

    文中に、当時の為替レートや、給料の額、食料品などの価格がでてきて、昔の貨幣価値が分かったのは興味深かったです。また加藤氏の経歴は、最後は山一證券だったようですが、それ以前には、以前勉強したときに知ることとなった、中小企業金融公庫に勤務していたようで、いまでは大企業ですが、当時中小企業だった会社が発展してきたのを見届けてきた貴重な方ですね。

    大空襲で家が焼けるまでは、ある程度裕福な暮らしをしていた加藤氏の家族が、大空襲により一夜でほとんど全てを失って、どのように生きてきたのかが書かれています。それを読むと、今の時代も色々と問題はありますが、やはり幸福な時代なのだなと思います。住むところがあり、食べたいものが食べがれる時代に感謝しなければと改めて思うと共に、戦後苦しい時代を生き抜いてきた両親に改めて頭が下がりました。

    以下は気になったポイントです。

    ・昭和10年代の未成年の殺人事件は、年間100件程度。これが昭和30年代になると400件、近年は急降下を続けて100件を下回る(p19)

    ・昭和16年12月8日、「これで胸のつかえが、すっと下りましたよ」、巷ではそんな喜びの声に満ち溢れていた。16世紀に始まった白人のアジア侵略とその横暴を、日本人は我慢に我慢を重ねてみてきた。明治以後は、自らも海外移民の経験によって人種差別のひどさを味わってきた(p28)

    ・アメリカから準備金(ゴールド=600トン)を使ってアメリカから密かに、クズ鉄と石油を買ってため込んでいた。その備蓄金がついたところで、ハルノートを突き付けた。これは、秀頼と家康の関係と同じ(p29)

    ・B29は高度一万メートルなので、日本の戦闘機は上昇できない、高射砲の弾も5,6千メートル程度だが、雲の多い夜間だけは、低く飛ぶ(p54)

    ・8月14日まで、鬼畜米英等と叫んでいた日本人が、敗戦とともに同じ日本人かと思うくらい変身して、一億総ざんげ・デモクラシーなどと言い出した(p76)

    ・遺産であった貯金は、戦後インフレにより、百分の一から二百分の一に価値を減じた、戦前の円ドルルートは、1ドル=2円から4円、これが実勢で、400-500円となり、後に360円で統一された。強制的に買わされた戦時国債は無価値になっていた(p82)

    ・戦前の大卒サラリーマンの初任給は、帝大卒で100円、私立は70-80円であったが、昭和23年ころは、3000円レベルになっていた(p87)

    ・進学ジャンプ制度は、新制中学と高校ではできなくなった、4年生になると6か月毎に5年生と一緒になって模擬試験を受けられたので、四年修了時点で、受験できる仕組みであった。日本の高校一年修了でアメリカのハイスクールに留学して成績優秀なら卒業免状(ディプロマ)がもらえて日本に帰国して受験できる制度がある(p93)

    ・イカは海の上に墨を吐いて水中でカラスを待つ、カラスが下りてくるとイカが水中に引き込んで食べてしまうので、カラスの賊、イカ=烏賊となる(p110)

    ・読書で印象に残っているものは、雨月物語(上田秋成)、三四郎(夏目漱石)、藪の中、永井荷風等、カラマーゾフの兄弟(p116)

    ・ルーズベルト大統領下で、ニューディール政策に携わり、一時は成功したのものの、のちに追放を喰らった若き改革派が、日本で実験をしようとした。これは、日本の左翼学生が日本で受け入れられずに満州に渡り、満鉄調査部から発信したように(p120)

    ・モノづくりは奴隷に任せておいて、高貴な貴族が手を汚してまですることではなかった。物を作ることは、この社会を一番汚すもと、だから。欧州でも、18世紀までは殆どの国の男は、ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)であった。そのころまでの、男は、戦争や冒険でもしない限り、日がな一日、化粧して着飾って遊んでいた。反対に女性たちは、上から下まで黒ずくめの地味な洋服を身にまとい、朝から晩まで仕事(育児、家事、裁縫、洗濯など)をしていた(p142)

    ・この数百年の間に人間の生き方だけが、自然界の動物と違って男女あべこべになってしまったのは、産業革命以降、モノづくりみたいなことに熱中して、人生を楽しむことを放棄したから(p142)

    ・朝鮮戦争にて、アメリカ軍が38度線まで押し戻せたのは、仁川までアメリカの武器弾薬、そして食糧を運び入れた日本の漁船団(総数700隻)の功績であった、つまり日本の集団的自衛権はすでに実証すみ(p147)

    ・共同相続とは、もともと牧畜社会の知恵、1万頭の羊を長子だけに相続させれば、増え続ける羊が牧草を根絶やしてしまうから、兄弟が等分して違った方向に別れて暮らす方が、牧草と羊を守る知恵であった(p148)

    ・物事には、よかれと思ってしたこと(相生)が、可もなく不可もない状態(比和)となり、やがてはマイナス要因(相克)となるという原理がある(p148)

    ・戦後の花形産業は、黒と白、であった。黒は石炭、白はセメント、砂糖、製粉(p160)

    ・厳しい選抜が定番の帝大エリート教育のため、大正7年までは、帝大の在校生だけが「学生」と呼ばれ、「生徒」と呼ばれるほかの大学生とは区別された。その卒業生のみが、学士と呼ばれた。ほかの場合は、早稲田大学政治学士と称された(p172)

    ・時価発行増資が頻繁であり、無償交付も多くされた。この言葉は、のちに株式分割というアメリカ流の言葉となった(p177)

    ・英国が戦争末期にドイツからの海と空からの猛攻で降伏寸前であったが、それでも英国を見限らず資金援助を続けて、決死の覚悟でアメリカから物資を運んでくれたのは、ユダヤ系の商船のみ(p242)

    ・ユダヤ人国家の建設をルーズベルトは反対したが、あっけなく病死し、後を引き継いだトルーマンは根っからユダヤ派だったので、ユダヤ人建国の話は進んだ(p243)

    ・平成の年号は、最初の「大化」から数えて、247番目となる。これまで年号に用いられてきた文字は、72字。1回だけの使用文字が30字、なので40字くらいが何度も繰り返して使われてきた、水:29、天&元:27、治:21、応:20がベスト5(p263)

    ・エネルギーと農業問題を考えると、日米安全保障条約の必要性は、いま、日本側で高まりこそすれ、アメリカ側では低下している(p270)

    ・日本が支那を尊敬していた期間は2000年、軽蔑した期間は、明治から昭和20年までの80年間である(p272)

    ・特定秘密保護法の成立以来、国民全体が、政府・産業界に正面から異を唱えることを控えるようになった、自主規制という言葉がその傾向を如実に表している。さらに、異次元金融緩和政策(日銀の放漫な国債買い入れ)は、昭和11年以降、軍部のいいなりに国債を引きうけて国家破滅を導いた流れとそっくり(p282)

    2017年1月15日作成

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    2017年01月15日
  • 水軍遙かなり(下)

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    本作は…敢えて「一定程度知られる華々しい戦い」というものを描写する機会を設けず、寧ろ「実は…」という“新説”めいた事項も含む話しを明かし、そして膨らむ想いとそれが幻滅してしまう過程を丹念に描き込んでいる…或いは非常に「この作者の作品らしい」印象も受けた…

    作者らしいものであろうと、その限りでもないものであろうと、それはどうでも構わないのだが、或いは「エネルギーや意欲を傾注すべきポイントがズレた」結果として展開した歴史という“問題意識”が大変に興味深い。“水軍”というモノが大きな存在感を持ちえた時期が在り、“水軍”の存在感が矮小化されてしまった時期も在ったという訳である…

    こうした「或いは一寸ズレた?」を、主要視点人物を介して探り、説くような時代モノ…一寸面白い!!守隆が膨らませた想いと、彼の幻滅というようなものを介して、「この国が辿り得た、別な可能性」に想いを巡らせてみるのも一興なのかもしれない…

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    2016年09月08日
  • 信長の血脈

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    「信長の棺」を書いた加藤廣の作品。
    四部作の短編集になっていて、
    平手政秀の証
    伊吹山薬草譚
    山三郎の死
    天草挽歌
    この中で個人的にこれは!!と思ったのが
    平手政秀。
    男の中の男だわ、政秀。
    史実云々どうであれこれはこれで素晴らしい
    信長の最後の変身っぷり。
    あんまり世に出ないというか、どちらかというとサブ的な?描かれ方の多い
    登場人物が主になっているので
    また普段の時代小説とは違った楽しみ方が出来ると思う。

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    2016年02月13日
  • 安土城の幽霊 「信長の棺」異聞録

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    3つの短編のどれも面白い。特につくもなす物語は、天下壷が武将の手を渡っていくことと、人々の栄枯盛衰を描いた、興味深いはなしになっている。つくも茄子は、今は世田谷区にあるセイカドウの所有になっているとのこと。みてみたい。

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    2015年06月08日
  • 信長の血脈

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    著者の長編・本能寺三部作を知らずに読んだが、脇役の視点をもって、うつけと称される信長の成長期、戦国時代における薬草と火薬の伝播、秀吉の嗣子・秀頼の出生秘話、そして徳川治世に至る最後の大戦・天草四郎の乱の経緯という、歴史の不明瞭な大事について推論を仕立ててくれる。文章が平易で読みやすく、展開は史料をもとに独創的で惹かれる。出雲の阿国の念仏踊りにカブキ踊りの描写は、その真偽は別としてそそられた。どうやら本能寺三部作を読まぬわけにはいかない。

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    2015年02月12日
  • 黄金の日本史

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    日本史は義務教育以来ですが、こんな視点もあるなら興味が持てそう。
    優秀なリーダーはキンに目を向けているんですね。

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    2012年11月20日
  • 信長の棺 下

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    歴史ミステリーおもしろかった!信長の遺骸が消えた謎、秀吉の「中国大返し」がなぜ可能だったのか、桶狭間の戦いの奇跡の大勝利の謎、本能寺の変の黒幕などなど興味深い話ばかり。主人公が「信長公記」の著者だというのも面白い!ほんとの信長はどんな人だったのかますます興味を惹かれた。史実はわからないけど物語としても十分面白かった。

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    2013年05月09日
  • 秀吉の枷 下

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    ネタバレ

    文字通り秀吉の「枷」を描いた作品。
    ミステリーの要素を含むが、実はこれが真相であってもおかしくない裏付けがある。
    天下人となった秀吉に子供ができない葛藤、淀君との関係、家康への嫉妬と非常にわかりやすく面白かった。
    欲を言えば家康との絡みがもっとあってもよかったと思う。

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    2012年01月23日
  • 信長の棺 上

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    まだ上巻なのでなんともいえないけれど、私が今一番興味がある戦国時代の話だし、本能寺の変の謎、信長の遺骸はどこにあるのか?の謎の話なので大変興味深い。最後どうなるのか楽しみ!

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    2013年05月09日
  • 信長の棺 上

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    一気に読み終わりました。おもしろかったです。
    信長の遺骸の真相が分かるラストシーンに深い感動を覚えました。
    信長公記の作者である太田牛一の視点から、戦国のミステリーを綿密な伏線とともに紐解いていく展開と世界観にどっぷりとはまり込むことができます。
    75歳にして初めて執筆した小説ということを巻末の解説で知り、脱帽するかぎりです。
    もう一度読み返したい一冊です。

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    2013年12月07日
  • 明智左馬助の恋 下

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    本能寺の変へつながる一連のストーリーもさることながら、表題の明智左馬助の恋についても切なく一気に読んでしまいました。

    歴史を題材としているので、ある程度の流れは推察できてしまいますが、それでももしかしてとワクワク感をもったまま読めました。

    歴史のミステリーという意味でも面白かったです。

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    2010年06月15日
  • 秀吉の枷 下

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    せっかく、農民?から天下人になったのにこの秀吉は幸せだったのかしら…。
    信長に不満はあれど、信長に仕えてがむしゃらにしているときのほうが幸せだった?

    秀吉の辞世の句、「夢のまた夢」が好きです。この後滅んでいく豊臣政権を彷彿させるような感じで。

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    2026年03月20日
  • 明智左馬助の恋 下

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    これ、秀吉や信長の物語の続編だったんですね。
    そちらも読まなきゃ!
    そうするとよりこの物語がふかーく読み込めそう。

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    2025年09月10日
  • 信長の棺 上

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    この文庫が出版された当時、上巻の途中で読まなくなった記憶があり。。。20年近くぶりに手に取った。

    本能寺の変と信長の亡骸の謎を巡って、太田牛一が史料や知人からの伝聞、更にはその土地にまで赴いて謎解きのヒントを探していく過程が面白かった。
    まだ上巻なので散らばったパズルは完成していないが、下巻でどう展開して結末を迎えるのかが楽しみ。

    余談。
    1章で清州を出て北國街道を逃げる牛一、捕えられて幽閉されたあたりの場所、うちの地元で(と言っても今と昔では多少の県境の違いはあっただろう)面白かった。

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    2025年05月01日
  • 信長の棺 下

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    上巻の勢いそのまま下巻に入りましたが、あっという間に読み終えてしまいました。信長の最後も新たな視点で書かれていて面白く、また太田牛一視点で物語に入り込みやすかったので、最後牛一が信長と空想で対話する場面は込み上げるものがありました。濃密な歴史ミステリーに出会えて本当に良かったです。

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    2025年03月04日