安土城の幽霊 「信長の棺」異聞録

安土城の幽霊 「信長の棺」異聞録

513円 (税込)

2pt

3.9

秀吉の秘技、家康の妄執、天下人たちの意外な素顔を巧みに描く、「本能寺3部作」外伝!

信長の命により息子の信康を自刃させてしまった家康。日々鬱々として過ごす家康は、ある日名案を思いつき、臣下の服部半蔵を安土城に派遣する。果たしてその結果は? 表題作「安土城の幽霊」ほか、信長、秀吉、家康と持ち主の運命を左右する器の物語など、著者初めての中篇歴史小説集。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

安土城の幽霊 「信長の棺」異聞録 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    3話とも全部面白かったです✨タイトルの安土城の幽霊は、まさかの忍びの術…1話目で秀吉も意外な技を披露していましたし、3話目の天下壷なんて…ですし、ファンタジーがパラパラとありましたが、それ含めて◎でした。そして改めて、戦国時代(の話)は面白い

    0
    2024年02月01日

    Posted by ブクログ

    3つの短編のどれも面白い。特につくもなす物語は、天下壷が武将の手を渡っていくことと、人々の栄枯盛衰を描いた、興味深いはなしになっている。つくも茄子は、今は世田谷区にあるセイカドウの所有になっているとのこと。みてみたい。

    0
    2015年06月08日

    Posted by ブクログ

    平手政秀の諌死の真相に関する著者の解釈は、
    驚くとともに、さもありなん、と思わせるだけのものであった。

    0
    2016年07月18日

    Posted by ブクログ

    藤吉郎放浪記
    安土城の幽霊
    つくもなす物語

    秀吉の出自が実は、とか。
    家康はグズでしつこいとか。
    相変わらず、加藤さんの解釈が面白くて読み出したら止まらない。
    ただ、信長は嫌いなのかな。秀吉にはあっさりと手玉にとられ、幽霊には取り憑かれるし、家臣の気持ちは汲めず謀反を起こされている。
    それはそれで

    0
    2015年03月11日

    Posted by ブクログ

    加藤寅さんの本能寺の変シリーズのスピンオフ版。
    どの短編も面白かったですが、茶器「つくもなす」が秀逸でした。
    それにしても、加藤さんは信長が嫌いなのか、どの本でも良い様には書かれていません。
    新たな一面を知ることが出来るのはうれしいですが、そこが少し残念です。

    0
    2014年03月01日

    Posted by ブクログ

    戦国時代、秀吉、信長、家康にかかわる3編の短編集、正に異聞録。小説の醍醐味でもある。
    藤吉郎放浪記は、豊臣秀吉の出自を巡り、本当はどうなのか知る由もないが、山の民として、人生を切り開くのは、面白く、よくわかる。
    つくもなす物語は、天下壺として、天下人を渡り歩き、現在は、東京世田谷の美術館に、天下人の

    0
    2018年12月18日

    ネタバレ 購入済み

    短編3話。
    今川方の武家松下源太左衛門に仕え始めた藤吉が、織田信長と出会い、取り立てられていく「藤吉郎放浪記」は、下っ端時代の秀吉を知らないので、作者の創作である「山の民」の出自と絡めているとはいえ、興味深かった。
    表題作「安土城の幽霊」は、信長の刀に宿る女の霊と、それに振り回される信長の話、「つく

    0
    2024年02月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「信長の棺」異聞録というタイトルの通り、筆者の以前の著書の外伝的物語集(三本立て)である。
    「藤吉郎放浪記」は秀吉が天下人となるために、信長に仕官する顛末記。
    「安土城の幽霊」は信長が安土城の幽霊のために眠れなくなった話。
    「つくもなす物語」は足利義満の時代から受け継がれる茶器の話。この壺を所有する

    0
    2021年09月07日

安土城の幽霊 「信長の棺」異聞録 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

加藤廣 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す