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Posted by ブクログ 2015年05月07日
本当に教科書のように感じる!学校の教科書というわけではなく、歴史小説の教科書のような気がします。本当に入門編としては非常にいいものだと思うのですが、先読みが簡単すぎて飽きてくるときもあるのですが、いい書き手だと思います。
「神君家康の密書」
オムニバス的に短編の三作品をまとめたものだが、スポット...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月31日
家康を主とするような題ですが、ボクは二編目の冥土の茶席が面白かったです。
信長は安物と蔑んだ高麗茶碗を軸に歴史が展開し、柴田勝家像はイメージどおりでしたし、青井戸茶碗柴田は現存するということで、最後まで楽しめました。
三編神君家康の密書は、いろいろと説の分かれる広島城修繕事件を家康の密書と絡めて...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月27日
「信長の棺」の著者の短編集。
蛍大名(女の尻の光で偉くなった)と揶揄された、京極高次が関ヶ原前夜の大津城籠城戦を奮戦する「蛍大名の変身」
井戸茶碗「柴田」を巡るちょっと切ない話「冥土の茶席」
関ヶ原の直前に猛将福島正則と徳川家康とに交わされた密約を巡る「神君家康の密書」
どの話も著者の他の作品の世界...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月01日
3英傑の時代が得意な作者は、結局、ここに帰結する。また、秀吉贔屓で家康嫌いなのは相変わらずで、秀忠などの書きようは、まあ通説的ではあるが結構、ひどいものがある。茶々の復讐とか子がなせなかった秀吉の悲哀とか、福島正則の本意とか、秀吉よりではあるが、歴史の解釈としては十分にありうる話であり、納得性も高い...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月25日
家康に関する短編集。
蛍大名と言われた京極高次の話、重要文化財で現存する高麗青井戸茶碗の名前にもなった”柴田”勝家の話、加藤清正とならび、豊臣家の行く末を最後まで気にかけていた福島正則の話の3つである。
秀吉は子をなせない胤なし男であることは噂されていたが、そんな秀吉の妻茶々が身ごもった。その茶...続きを読む
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