神君家康の密書

神君家康の密書

1,408円 (税込)

7pt

家康が応じた密約を胸に、天下を半日で決着させた猛将・福島正則。蛍大名と侮られつつ、強かな籠城戦で西軍主力を翻弄し逆転劇に道を拓いた京極高次――。仕掛けあう豊臣恩顧の大名たち、糸を引く家康の水も漏らさぬ諜報網。戦国覇道のキャスティングボートを握った武将たちが、日本を最大震度で揺さぶった三つの謀略秘話。

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神君家康の密書 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年12月04日

    京極高次、柴田勝家、福島正則…歴史上の準々主役くらいの人の視点や歴史にどんな影響を与えたのか考えるのも面白いな。

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月19日

    「秀吉の枷」における豊臣秀頼の父親に関する見解。

    その見解を踏襲し、詳細を語るための短編集という印象。

    「安土城の幽霊」の短編もそうだったけれども、
    著者は茶器に強い興味を持っているんだな、と思った。

    ちなみに、表題作を読むと福島正則への印象ががらりと変わる!

    0

    Posted by ブクログ 2019年02月20日

    徳川家康へと時代が変わりつつある時の短編集。
    蛍大名の変身(京極高次)、冥土の茶席(島井宗室)、神君家康の密書(福島正則)。
    どの話も歴史の裏側を読み解くもので、このような見方もあるのかなと非常に面白い。
    特に、冥土の茶席は、高麗茶碗から島井宗室、信長、柴田勝家らを描いていく視点が新鮮で良かった。

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    Posted by ブクログ 2015年05月07日

    本当に教科書のように感じる!学校の教科書というわけではなく、歴史小説の教科書のような気がします。本当に入門編としては非常にいいものだと思うのですが、先読みが簡単すぎて飽きてくるときもあるのですが、いい書き手だと思います。

    「神君家康の密書」

    オムニバス的に短編の三作品をまとめたものだが、スポット...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年05月31日

    家康を主とするような題ですが、ボクは二編目の冥土の茶席が面白かったです。

    信長は安物と蔑んだ高麗茶碗を軸に歴史が展開し、柴田勝家像はイメージどおりでしたし、青井戸茶碗柴田は現存するということで、最後まで楽しめました。

    三編神君家康の密書は、いろいろと説の分かれる広島城修繕事件を家康の密書と絡めて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月12日

    信長の棺が面白かったので、これにも手をだしてみたが、それほどでもなかった。中途半端なフィクションが多くて、興醒め。

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    Posted by ブクログ 2012年02月27日

    「信長の棺」の著者の短編集。
    蛍大名(女の尻の光で偉くなった)と揶揄された、京極高次が関ヶ原前夜の大津城籠城戦を奮戦する「蛍大名の変身」
    井戸茶碗「柴田」を巡るちょっと切ない話「冥土の茶席」
    関ヶ原の直前に猛将福島正則と徳川家康とに交わされた密約を巡る「神君家康の密書」
    どの話も著者の他の作品の世界...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月15日

    家康のしたたかな面が面白おかしく書いてある.江戸時代直前の様々な事件が手に取るように記述されていて,楽しい本だ.

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    Posted by ブクログ 2011年11月01日

    3英傑の時代が得意な作者は、結局、ここに帰結する。また、秀吉贔屓で家康嫌いなのは相変わらずで、秀忠などの書きようは、まあ通説的ではあるが結構、ひどいものがある。茶々の復讐とか子がなせなかった秀吉の悲哀とか、福島正則の本意とか、秀吉よりではあるが、歴史の解釈としては十分にありうる話であり、納得性も高い...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年11月25日

    家康に関する短編集。

    蛍大名と言われた京極高次の話、重要文化財で現存する高麗青井戸茶碗の名前にもなった”柴田”勝家の話、加藤清正とならび、豊臣家の行く末を最後まで気にかけていた福島正則の話の3つである。

    秀吉は子をなせない胤なし男であることは噂されていたが、そんな秀吉の妻茶々が身ごもった。その茶...続きを読む

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