加藤廣のレビュー一覧

  • 信長の棺 下

    Posted by ブクログ

    ついに信長の死の真相と遺体に辿り着く牛一だが、その過程で、明智光秀が本能寺の変に踏み切った理由や、桶狭間の奇襲が成功した真相なども余り聞いたことがない説で実に面白かった。

    0
    2026年10月05日
  • 信長の棺 上

    Posted by ブクログ

    日本史の謎の一つに、信長や森蘭丸たちの死体が結局発見されなかったというのがあるらしいが、本書は「信長公記」の作者である太田牛一が、信長の死の真相を探るという、つまらないわけがない設定。

    0
    2026年10月05日
  • 水軍遙かなり(下)

    Posted by ブクログ

    九鬼水軍嘉隆の息子、九鬼守隆の生涯。類まれな才能、好奇心を持ち合わせた守隆が、織田信長、羽柴秀吉、徳川家康と仕えていくわけだが… 自ら切り開いて勝ち取っていく事が難しい時代に、そのステージが与えられず埋もれてしまった一人かな?チャンスをものにする前にチャンスそのものが消えてしまう… 秀吉の凄さが改めて伺える。
    こんな男がいたのだなと見聞深めました

    0
    2026年09月19日
  • 水軍遙かなり(上)

    Posted by ブクログ

    九鬼守隆は16歳まで成長。時代は本能寺の変を経て豊臣秀吉が天下人となる、好きではない時代へ…が、守隆の成長ぶりは上々で、船乗りとしても侍としても早くも父を超える勢い。北条氏との合戦に向けた?伊豆の調査で新たな出会いもあり、下巻に向けて面白さに益々期待できる。
    村上海賊もいいけど九鬼水軍もいい…戦国時代は面白い。

    0
    2026年09月19日
  • 信長の棺 下

    Posted by ブクログ

    織田信長の伝記作者太田牛一が、消えた信長の遺骨を探すミステリー下巻。
    著者の筆力に引っ張られ、ぐいぐい読ませるが、秀吉・荒木村重室のだし・清玉上人の出自の話など創作性?が強くなってきた感あり。話を面白くするためには仕方ないのかもしれないけど。
    それと、上巻の後半から登場する謎めいた女、楓(呼び名が紗耶→多志に変わる)については、む~んだな。
    こういうのは中高年男性の夢なのかもしれないけど・・・。
    楓との関係は読んでいて白けたし、上記3名の出自話もご都合主義だなと感じたので、評価は★4つと5つで迷った。
    ただ、読後感は良かったので、★5つに。
    また、巻末の参考文献を見て、本作の面白さや重厚さは様々な分野のリサーチに裏打ちされた結果なのだなと納得もした。

    子供の頃に読んだ子供むけ信長記に、信長の伝記を書いた太田牛一について書かれていたことを本作で思い出し、全体としては懐かしい気持ちで読んだ。

    0
    2026年08月02日
  • 信長の棺 上

    Posted by ブクログ

    織田信長に仕えた吏僚(元は武士)の太田牛一を主人公に、彼が本能寺の変後に見つからなかった信長の遺体(骨)を探すミステリーである。
    発表時は、高齢の著者の処女小説ということで、(著者は経済分野では著作多い方だけど)、大層話題になったものの、いつもながらブーム時には読めていない私。

    先にTVドラマでラストシーンのみ偶然見てしまい、結末は知っている状態で読み始めたが、作品冒頭から一気に読ませる。
    本能寺の変の一報を受け、大混乱の安土城内の様子は臨場感あふれる描写だし、生前に信長より下された密命(主の死で宙ぶらりんになってしまったが)のため、牛一主従がたどる隠密の旅はとてもスリリングだ。
    物語の結末は知っていても、どうやってあそこにたどり着くのだろうと牛一の調査の過程・推理も楽しめた。

    0
    2026年08月02日
  • 信長の血脈

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった。人選も渋いチョイスだったが、普段日の当たらない武将の人物譚が掘り下げられて、新たな解釈と考察を楽しめた。

    0
    2025年01月10日
  • 信長の血脈

    Posted by ブクログ

    信長・秀吉・光秀の関係者にまつわる短編集、4話です。どれも面白い逸話ですが「山三郎の死」「天草挽歌」が好きです。信長の姪(茶々)の復讐に、島原の乱… 実は昨日(10/26)が島原の乱勃発の日だとか?で感慨深いものがありました。そして主人公の最後…これこそ血脈(運命)を感じる切ない出来事でした。

    0
    2024年10月27日
  • 安土城の幽霊 「信長の棺」異聞録

    Posted by ブクログ

    3話とも全部面白かったです✨タイトルの安土城の幽霊は、まさかの忍びの術…1話目で秀吉も意外な技を披露していましたし、3話目の天下壷なんて…ですし、ファンタジーがパラパラとありましたが、それ含めて◎でした。そして改めて、戦国時代(の話)は面白い

    0
    2024年02月01日
  • 明智左馬助の恋 下

    Posted by ブクログ

    我が敵は本能寺にあり!前作「秀吉の枷」と繋がる本能寺の変の真実…読後(光秀・左馬助・綸ら)明智一族推しになりました。
    それにしても戦国時代小説は面白い。曖昧な歴史の隙間が作品で埋められ、それが自分にとっての史実になっていくのが心地良いです。

    0
    2023年12月09日
  • 明智左馬助の恋 上

    Posted by ブクログ

    光秀にしても左馬助にしても真面目で穏やかで情に熱い紳士です。仕えるならこういう上司が良いと思わせてくれます。さらに左馬助が妻の綸を思う気持ちがまたいい。この時代にもこんな男がいたなんて…ということで下巻はいよいよ天正十年です。

    0
    2023年12月06日
  • 秀吉の枷 下

    Posted by ブクログ

    山の民で藤原氏の血を引く(と、本人が勝手に信じているだけ?)秀吉…帝を敬い、血にこだわる彼が抱える苦悩と枷。太閤まで昇り詰め、変わってしまった秀吉に対する旧臣達の想い。正室側室達とのしがらみ、そして裏切り…大いなる成功を得た秀吉ならではの苦悩が、この話の面白いところかなー?と思います

    0
    2023年10月03日
  • 秀吉の枷 中

    Posted by ブクログ

    本能寺の変を皮切りに、秀吉天下への道のりは加速し…とんとん拍子で関白…凄いの一言。でもやはり好きになれないのは、信長にも光秀にもあると感じることのできた何かが、秀吉からは感じられないから?…なんだと思います。ともあれいよいよ最終巻です。

    0
    2023年10月03日
  • 秀吉の枷 上

    Posted by ブクログ

    スピード&コミュニケーション…まさにです。半兵衛・官兵衛両軍師をはじめ、家臣達に支えられ織田家で昇り詰めていく。そして徐々に信長を見る目を変えていく秀吉…覇王を超えていく。上巻は本能寺の変で区切られ、いよいよ中国大返しからの秀吉大舞台です。

    0
    2023年09月20日
  • 信長の棺 上

    Posted by ブクログ

    織田信長の死体が見つからないという歴史の不思議を題材にした一種のサスペンス小説。抜群の記憶力と表現力を持つ信長の記録係である太田牛一は、本能寺の変の直前に、信長から不思議な箱を預かる。そこから秀吉の治世となるが、依然として遺骨は見つからない。秀吉の命により信長の一代記を著しつつ、執念深く遺骨の行方を追い求めるが、さまざまな不思議や矛盾が現れる。桶狭間の戦いで、大大名の今川義元は、なぜ不用意に横道にそれ、信長の奇襲を許したのか。忠臣光秀はなぜ謀反を起こしたのか。秀吉の中国大返しはなぜ実現したのか。そして信長や側近の死体はどこへ消えたのか。この小説では、証拠はないがなるほどと思う仮説とストーリーで一節を投じている。信長と秀吉の知略のぶつかり合いが、もし少しでも信長に味方していたら、その後の歴史は大きく変わっただろう。大部分がフィクションとはいえ、十分に楽しめる一冊。

    0
    2022年07月14日
  • 秘録 島原の乱(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    或る程度知られている史上の出来事に関して「本当はこうだった?」と大胆な考証で物語を創る…そういうタイプの作品が在ると思うのだが、本書は正しくそういう内容だ。かの<島原の乱>を取り上げている。これが酷く愉しく、「続き」が気になって、頁を繰る手が簡単に停められなくなってしまった…
    タイトルに「島原の乱」と在るが、物語はその20年程も前の時期から起こっている。「大坂の陣」の最中から物語は起こっている。
    落城も間近という大坂城…そこで何が起こるか?そしてその後?更に島原の出来事の背後に何が在るのか?
    虚実交じって、“虚”たるフィクションでありながら「実?!」と思わせてしまうかのような物語が展開する。「考えてみれば生死不詳?」という人物が「実は生き、その後裔が…」という物語でもある。本当に「秘録」という感の物語となっている。
    一寸面白いので広く御薦めしたい!

    0
    2021年03月29日
  • 信長の棺 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    信長の新たな一面を知る。
    遺体が発見されなかった点に関して著者の推測を牛一に語らせることによって真実味が増す。
    安土城を造ったのも、天主閣を天守としたのも星を観てきちんとした暦を作りたいとの発想で言葉足らずで気が短いことから恐れられていたけど、物怖じしない清玉に心許していたのも義弟というだけではないのかもしれない。
    また違う著者での信長を読んで信長像を知っていきたい。

    0
    2020年06月09日
  • 明智左馬助の恋 下

    Posted by ブクログ

    信長の残虐な行為、乳母の乳首を噛み切ったとの逸話の真相を信長の弟が語る。
    こんな捻じ曲げられて伝えられていた信長の話によく調べあげているなぁと思う。
    左馬助の話ではなく、本能寺の三部からなるとあるように中心が信長で、そして左馬助からみた光秀の話で最期に替え玉の死を無駄にしたのかどうか光秀の死が分からない状態で生き残っていることを願って切腹したのが割り切れない切なさが残る。

    0
    2020年05月23日
  • 秀吉の枷 下

    Posted by ブクログ

    秀吉の栄華と盛衰を分かりやすく書いていて、秀吉嫌いだったけどこの小説で信長殺しの罪に苛まれ信長の姪に豊臣家を滅ぼされてしまった秀吉を可哀想と思えるような書き方で、ずっと読めずにいたけどもっと早く読んでいれば良かった。

    0
    2020年05月17日
  • 秀吉の枷 中

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本能寺の変から秀吉が天下に上り詰めていくまでの話。
    地元の小牧城、楽田、羽黒とでてきて、秀吉と徳川の戦いで即席で造られたと知る。
    戦いの場面を描くのではなく、史実みたいな歴史の流れと秀吉の心情が主なので読みやすいのかも知れない。
    忍者ものだと読むのに時間がかかるがこれは1日で読めて、しかも今までの秀吉とは違って人間味があるのか、ないのか?秀吉のことをもっと読んでみたいと思った。
    後、茶々がいつ秀吉になびくのか…下巻で分かるのか❓❓

    0
    2020年04月30日