秀吉の枷 下
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秀吉の枷 下

660円 (税込)

3pt

太閤を翻弄する淀君(茶々)の陰謀――。多くの謎に包まれた秀吉の生涯に迫る迫真の歴史ミステリー

「わしは天子様から、跡継ぎのお子を頂戴する」。九州を制圧し、仇敵・家康を関八州に追いやり、さらには明遠征にまで乗り出す秀吉。豊臣家安泰のために、子作りと朝廷工作に励む秀吉を、絶望の底に陥れた《淀君の陰謀》とは一体何なのか。壮絶な後半生をあますことなく描いた、加藤版・秀吉一代記、ここに完結!

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秀吉の枷 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 秀吉の枷 上
    660円 (税込)
    覇王(信長)を討つべし! 多くの謎に包まれた秀吉の生涯に迫る迫真の歴史ミステリー 「殿は、いつまでもあの『覇王』の手先であってはなりませぬ」。死を目前にした軍師・竹中半兵衛は、病床で秀吉に4つの忠言と秘策を授けた。天正7(1579)年6月、蜂須賀小六、前野小右衛門ら播州から駆けつけた異能集団《山の民》を伴い、秀吉は密かに天下取りに動き出す。大ベストセラー『信長の棺』に続く、「本能寺3部作」第2弾登場!
  • 秀吉の枷 中
    660円 (税込)
    本能寺の抜け穴を封鎖せよ! 多くの謎に包まれた秀吉の生涯に迫る迫真の歴史ミステリー 「例の本能寺に通じる抜け穴を、本能寺の古井戸から至近距離で封鎖するのだ」。光秀の謀反を察知した秀吉は、前野将右衛門に命じた。その光秀を天王山に破り、秀吉は後継者争いのトップに躍り出る。やがて信長の遺児や嫡流を葬り去ると、信長の姪、茶々に触手を伸ばす。独裁者となった秀吉の心に広がる、消えることのない闇とは……。大ベストセラー『信長の棺』に続く、「本能寺3部作」第2弾!
  • 秀吉の枷 下
    660円 (税込)
    太閤を翻弄する淀君(茶々)の陰謀――。多くの謎に包まれた秀吉の生涯に迫る迫真の歴史ミステリー 「わしは天子様から、跡継ぎのお子を頂戴する」。九州を制圧し、仇敵・家康を関八州に追いやり、さらには明遠征にまで乗り出す秀吉。豊臣家安泰のために、子作りと朝廷工作に励む秀吉を、絶望の底に陥れた《淀君の陰謀》とは一体何なのか。壮絶な後半生をあますことなく描いた、加藤版・秀吉一代記、ここに完結!

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秀吉の枷 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    山の民で藤原氏の血を引く(と、本人が勝手に信じているだけ?)秀吉…帝を敬い、血にこだわる彼が抱える苦悩と枷。太閤まで昇り詰め、変わってしまった秀吉に対する旧臣達の想い。正室側室達とのしがらみ、そして裏切り…大いなる成功を得た秀吉ならではの苦悩が、この話の面白いところかなー?と思います

    0
    2023年10月03日

    Posted by ブクログ

    秀吉の栄華と盛衰を分かりやすく書いていて、秀吉嫌いだったけどこの小説で信長殺しの罪に苛まれ信長の姪に豊臣家を滅ぼされてしまった秀吉を可哀想と思えるような書き方で、ずっと読めずにいたけどもっと早く読んでいれば良かった。

    0
    2020年05月17日

    Posted by ブクログ

    淀君(茶々)とのご性交辺りから下り坂となる太閤記。軽蔑していた信長と同じ殺戮をしてしまうのは権力者の常なのか…。秀吉が英雄なのは確かだろうが抜け穴からの疑心暗鬼から始まり臨終の床で味わう生き地獄は悲惨というか哀愁というか、死に時と死に方を誤ったとしか見えない。
    山の民という誇りと自らを道化に見せてま

    0
    2024年04月08日

    Posted by ブクログ

    秀吉の生涯をたどると,それはただの歴史上の人物だからとか,現代では考えられないような権力をつかんだからとかいう理由でその人生を理解不能としてしまうのではなく,秀吉の人生から現代人にも通ずる何か大切なものあるのではないかという感じました。
    この小説はフィクションで,筆者の推理がかなり織り交ぜられていま

    0
    2013年06月05日

    Posted by ブクログ

    先日衝撃を受けた「空白の桶狭間」の作者による「本能寺三部作」の第2作目。「空白の~」で予期した通り、本能寺の変の黒幕は秀吉であった。本能寺の変に至るまでの動向や、行方不明の信長の遺体をめぐっての葛藤など、斬新で面白く読み進めた。
    中盤以降は、秀吉が負う「枷」として、信長を弑い奉った後ろめたさのみなら

    0
    2011年10月06日

    Posted by ブクログ

    秀吉が本能寺の変の陰の主役と推理、織田家への負い目を背負って生きる晩年を茶々の不倫も重ねて描く。自身の才覚一つで生きた藤吉郎時代だけでなく、天下を取り欲のままに朝鮮出兵を敢行した太閤時代の陰惨な生きざまを克明に描く。痛快な前半生で筆を置いた吉川英治、司馬遼太郎の太閤記と一線を画している。10.4.2

    0
    2010年04月02日

    Posted by ブクログ

    戦国3傑の中では秀吉がいま一つ好きになれない方は
    この「闇」の部分があるからではないでしょうか。
    私もその一人でした。

    今回そこにいたる部分にスポットを当て、感情移入も
    出来た結果、すこし秀吉が好きになりました。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    秀吉は天下を取ってから一見華々しく見えるが、血縁者がいないことや周りからの策謀のより結果的に血縁者を減らし、滅亡していく孤独な様が描かれている。

    内容が史実かどうかは別にして筋が通っており面白く読めた。

    0
    2024年07月31日

    Posted by ブクログ

    下巻は特に、事実の羅列とそこから類推できる最もらしい創作の箇所が多かった
    会話が少ないせいか

    茶々に関する推理は、まぁそうなんだろうなぁといったところ
    秀吉の晩年は読むのが苦しい

    0
    2023年03月05日

    Posted by ブクログ

    肩すかし!

    っと言う表現が一番しっくりします。


    信長の遺体は?光秀はどうなった?

    家康も上巻では黒幕的な存在で、

    「おっ、こいつが操るかぁっ」

    とか勝手に想像して、悦に入っていたのですが、
    結果は期待外れ。

    ただ、秀次粛清・淀の方のこと・ミソサザイは面白い発想だなと
    感心しました。

    0
    2013年05月25日

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