加藤廣のレビュー一覧

  • 信長の棺 下

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    今まで私が考えていた信長・秀吉像との違いが新鮮だった。
    本能寺の変にまつわる謎にどんどん引き込まれていった。
    けれども読みごたえのわりにラストの謎解きがあっさりしすぎに感じた。
    牛一が長い間、自身が苦労をして調べていたのに、急に横から答えを言われてしまった感じ。
    ただ最後に牛一が感慨に浸る部分はじんときた。

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    2013年01月10日
  • 信長の棺 下

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    このお話の主人公、太田牛一は実際にいた人物らしい。
    てっきり、作者の創造した人物なのかと。
    もしかして、あーだったかもしれない、こーだったかもしれないと想像しながら楽しむのが歴史なのではないかと。
    これもまたひとつの本能寺の変の形であろう。

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    2015年07月14日
  • 秀吉の枷 下

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    ネタバレ

    秀次を死に追いやった裏には茶々の陰謀あり。秀頼は懐妊時期を遡ると秀吉の子足り得ないという話。最後は信長様ごめんなさい的な死に方で悲しさを煽っていましたが、ざまぁみろとしか僕には思えんかった。やはり秀吉は好かん。

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    2012年12月15日
  • 秀吉の枷 中

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    ネタバレ

    清洲会議らへんから九州平定まで。半兵衛が言ってたこと破りまくり。殺戮は嫌だとか言って信長を蔑んでたくせに…。

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    2012年12月14日
  • 秀吉の枷 上

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    ネタバレ

    「信長の棺」とは逆に、信長が完全に悪者に描かれている。でもこれだと、信長は覇王ってよりはただの小悪党くらいの器の人にしか見えない。狂ってるとかいわれてるし。

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    2012年12月13日
  • 信長の棺 下

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    謎が解かれていくだけあって上巻よりは面白く読めた。
    清玉上人と秀吉の変後のやりとり、豊臣政権下における阿弥陀寺の扱いをみると遺体の居所には信憑性を感じる。

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    2012年12月03日
  • 信長の棺 上

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    織田信長の謎をよみとく、ミステリー歴史小説といった具合。

    今川義元の箇所はそうかもしれないと思わせる部分あり、
    司馬のだと、雨のなか、弁当食ってる今川をみたいなノリだったので、深く読み勧めると、謎だらけなのであろう。
    下巻にどんでん返しがあるといい。

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    2015年07月14日
  • 信長の棺 下

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    上巻にも書きましたが、新たな視点による本能寺の変。
    読み応えがありました。
    上級者向けのような気もします。

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    2012年10月16日
  • 信長の棺 下

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    最終的にはある人の「語り」で終わりかぁ、とちょっと残念では
    ありましたが、あの場所が実はあんなことになっていて、
    信長の遺骸はあそこに眠っている……と想像するのは、
    ちょっとワクワクすることでもありますね。

    それにしても秀吉には、私はことごとく裏切られてるなぁ。
    もっとあっけらかんとした人かと思っていたのに、
    裏工作、陰謀のすさまじいこと。
    私は信長もどうかと思っていますが(上司にしたい人、とかで
    上位になったりしてますが、私はあんな恐ろしい上司絶対嫌だ)、
    実は一番怖いのは秀吉じゃないかしら。

    しかし、牛一さん、おいくつなんでしたっけ?
    70過ぎてるのに、お子さんをもうけたとは。
    本当に

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    2012年10月08日
  • 信長の棺 上

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    これは…、確か小泉(元)首相がおもしろい、と
    言っていた、という本ですよね。

    小泉さんが首相だった当時に、買ったような気が
    するのですが、それまでずーーーーっと置いてありました。
    一度読んだけど、「お、おもしろくない…。読みにくい」と思って。

    だけど時が経ち、私もそれなりにいろいろな本を読み、
    信長や秀吉周辺の人間関係などもわかり始めてきました。
    そして読んだらアラ不思議。
    するすると、上巻読めました。

    この牛一という人は、「信長公記」を書いた、実在する人なのですね。
    本能寺の変で、信長の遺体が発見されなかった、というのは
    知っていたけど、なるほど確かに見つからなかったって気になる。

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    2012年10月04日
  • 秀吉の枷 下

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    下巻
    本能寺の変のしがらみと茶々(その子供)との係わり。
    関白秀次はなぜ自害に追いやられたか。
    茶々の陰謀と秀吉の勘違い?
    朝鮮の役の真相は?
    フィクションとしても信じがたいが、真実がはっきりしないのも事実

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    2012年07月09日
  • 秀吉の枷 中

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    中巻
    本能寺の変から、九州討伐終了まで
    信長の影に怯える秀吉?
    と跡継ぎ問題(嫡子を早く作る)がメイン?
    特に面白みはない

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    2012年06月25日
  • 秀吉の枷 上

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    上巻
    本能寺の変への秀吉の係わり
    今後、この点を絡めて話が進むと思われるが、よくあるパターンからの脱却は?
    秀吉が山の民といのも時々みかける

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    2012年06月24日
  • 黄金の日本史

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    金(キン)からみた日本史。遣唐使、源氏と平家、信長・秀吉・家康、開国派と攘夷派、大戦、アメリカ。

    歴史のみかた、金というフィルターと、著者のフィルターと。

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    2013年02月23日
  • 黄金の日本史

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    黄金=ゴールドを軸に日本史を描いた(といってもざっくりとだが)新書。
    こういう視点から歴史を語ると、なるほど面白い。
    国家がゴールドを保有するという重要性を認識できた。
    しかし、遅咲きの作家デビューである作者だが、まだまだ執筆欲は旺盛のようだ。

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    2012年05月26日
  • 信長軍団に学ぶ処世の法則

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    信長が快進撃を続けている頃の歴史小説を読むのは好きで、今でも楽しく読ませてもらっていますが、この本の著者の加藤氏が指摘しているように、その下で働いている武将は本当に大変だったと思います。

    給料は完全に成果主義で、過去の実績を積んでいてもリストラされます。信長の下で順調に出世をしていたとされる明智光秀はクーデターに成功し、信長を裏切った武将も何人かいます、秀吉や家康は上手にかわしていたようですが、彼らの苦労も偲ばれます。

    この本では織田氏を支えた何人かの武将がとった行動から、特に中高年サラリーマンが会社において上手に過ごすべきヒントを与えてくれています。

    以下は気になったポイントです

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    2012年04月03日
  • 神君家康の密書

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    「信長の棺」の著者の短編集。
    蛍大名(女の尻の光で偉くなった)と揶揄された、京極高次が関ヶ原前夜の大津城籠城戦を奮戦する「蛍大名の変身」
    井戸茶碗「柴田」を巡るちょっと切ない話「冥土の茶席」
    関ヶ原の直前に猛将福島正則と徳川家康とに交わされた密約を巡る「神君家康の密書」
    どの話も著者の他の作品の世界観とリンクしておりスラスラと読めた。特に「神君家康の密書」は、福島正則の知将ぶりに意外性を感じ、福島丹波守の忠臣ぶりに感動し結構楽しめた。

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    2012年02月27日
  • 神君家康の密書

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    家康のしたたかな面が面白おかしく書いてある.江戸時代直前の様々な事件が手に取るように記述されていて,楽しい本だ.

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    2012年01月15日
  • 秀吉の枷 上

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    ネタバレ

    新しい秀吉像か。
    本能寺の抜け道を防ぐことで、間接的に信長を殺している。
    その前から、秀吉自身が信長より優れており、
    朝廷を重んじる民の出自ということになっている。

    信長の棺を読んでから読むべきだったのかも。

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    2011年12月23日
  • 明智左馬助の恋 上

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    やはり、信長の棺が一番衝撃的で、面白かった。
    三部作を読んで、全体像はわかったけど、それ以上ではなかった。

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    2011年11月21日