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著者は52歳までサラリーマン人生を歩む。その後経営コンサルタントとなり、60歳を境に作家をめざす。紆余曲折を経て、74歳で出した『信長の棺』が24万部を超えるベストセラーに。続く『秀吉の枷』(上下巻)も発売1カ月足らずで16万部である。最初から作家として華々しくデビューしたわけではない。そんなサラリーマンの心根を知り尽くした著者が、常々関心を寄せていたのが「破天荒な上司、信長」であり、「処世に長けた秀吉」である。さらに、「子飼いの柴田勝家」や「中途採用組の荒木村重」たちである。今日の能力主義が持て囃される企業組織と比べたとき、織田信長の軍団はわれわれに「処世の法則」を示唆する。著者はリーダー信長を冷静に分析する。残忍性のルーツを解き明かし、一方で民主独裁制による理想の経営者像を見る。本書は若手から中高年ビジネスマンまでが学びたい処世術とリーダーの姿、組織のあり方を教えてくれる。
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年04月03日
信長が快進撃を続けている頃の歴史小説を読むのは好きで、今でも楽しく読ませてもらっていますが、この本の著者の加藤氏が指摘しているように、その下で働いている武将は本当に大変だったと思います。
給料は完全に成果主義で、過去の実績を積んでいてもリストラされます。信長の下で順調に出世をしていたとされる明智...続きを読む
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