高城剛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【要約】
2049年にどんな未来が来るのかを予測した書。
・今後、地球と太陽の距離が一時的に開く関係で、地球には小氷期が訪れる。食物の減少、移民の移動、人々の感情の揺らぎ、発電所トラブルなどが起き、戦争や内乱、政治変革などが起きやすくなる。
・アメリカ一強の時代が終わり、中国・インド・EUなどが
相対的に台頭してくるが、どこも覇権を握るまでには至らない。世界は北米中南米連合、BRICS連合、EUに三極化し、孤立した日本はEUに加入する道を選ぶだろう。
・テクノロジーの進歩に伴い、デバイスが体内にインプラント化されるようになる。ホモサピエンスの能力は大幅に拡張され、新人類「HUMAN3.0」が誕生する。
【感想】
この本はコロナ以前にかかれた書なので、コロナのことは加味されてないが、それを差し引いても興味深かった。
一見突拍子もない意見に見えるが、どの意見も過去の出来事やデータを元に導かれており、それなりに確からしいように思える。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉を思い出した。
この本に前編があることを知らなかったので、次はそちらも読もうと思う。 -
Posted by ブクログ
スマートフォンの次はドローンだ。これから10年以内に、僕らの頭上を当たり前のようにドローンが飛ぶようになる日がやってくると著者は言う。地上に残された最後のフロンティア、地上61〜122メートルの空間をドローンに開放すれば、世の中に革命が起きるだろうと。
ドローンが普及し進化していくと、インターネットのモノ化が始まる。モノのインターネット化という言葉は聞いたことがある人も多いと思うが、インターネットのモノ化とはどういうことだろうか。この本を読んで知ってほしい。
なんとなくドローンという単語は知っている人がほとんどだろう。このドローンがそう遠くない未来に、僕らの生活を激変させる。手に持っているスマートフォンが、10年前に世の中を変えるとは思わなかったように、次の10年で当たり前のようにドローンが生活に溶け込んでいくはずだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・時代はハイブリッド。技術で言うなら「あわせる技術」がもっとも重要
・なぜ未来のビジョンを創造できるのか。それはだれよりもテクノロジーを駆使し、だれよりもテクノロジーに出費し、だれよりもテクノロジーを愛し、誰よりも世界中を移動し、だれよりも最先端の表現を見続けてきたからに他ならない
・未来を予見する能力はない。すべては体験と体感である。
・ライフスタイルを変えるしか無い
・誰もが「カット&ペースト」のネタを探している。このネタの発掘と、どう「カット&ペースト」するか、のスタイルこそが最も重要である。そのスタイルを「マッシュ・アップ」と呼ぶ
・なぜ自由でないのか。それはコピーはすべて悪いことであるという前提に立っているからに他ならない
・今日の日本経済を支えている産業の自動車もテレビもオリジナルは日本にない。コピーは日本人の得意技であったはずだ。日本人はコピー能力がずば抜けて高い国民性である。
・コピーはさらなる進化を生むのだと僕は考える。我々の太古からの偉大な話はコピーされて伝わってきた。良いものはコピーして当たりまえ
・次世代記録メディアはコピーしやすいほうが勝つ
・現代は大ヒットコンテンツよりも、彼氏からのメールのほうが素晴らしい
・人々は質を求めているのではなく新しい環境の提案を求めている。環境とはスタイル。視聴スタイルや視聴の方法が変われば人々は新しく、便利で楽しいと思う
・景気が良くない時代に、エンターテインメントはいつも活躍する。不景気や戦争とエンターテインメントは常に密接な関係にある
・日本の良い所はスピードだったはずである。高度経済成長の大変化に人々はついてくることができた。30年前の日本映画を改めて見ていただきたい。そこにある風景はまったく別の国である。アメリカも、英国も、ここまで激変していない。すなわち近代日本の最大の特徴はスピードだったはず
・成功の秘訣は、プロジェクトリーダーがよそ者であること。これがポイントである。これができない地域は、まず成功することが難しい
・サッカーもクリエイティビティも場数が勝敗を決める
・地域ブランディングの成功の秘訣は金だけでなく、同時に適切な人を出すことであり、その人はより客観的な視点を持つよそ者でなくてはならない
・個人誘致
・ブランド形成の5ステップ
①まずは良い所、ダメな所をきちんと評価する
②約束(ハブUK、など)
③伝える
④全体に浸透させる。個人パワーの集合
⑤優位性
・商品やコミュニケーションのわずかな差が、その商品の勝敗を決める。その僅かな差は時代感である。その時代感を商品にフィッティングさせ、市場に落としこむのがクリエイティブ・ディレクターの仕事
・もっとも大切なのは変化し続けること。
・クリエイティブ力が上がったら、コミュニケーション力を上げることが大切。愛艇に伝わったかどうかを考える。
・ライフスタイルをハイブリッド化する。肩書もハイブリッドにする
・東京には歴史がない。その役目は京都が持っているので、東京には必要がない。だから、東京はいまだけの街だ。すなわち、流行に生きていれば良い。名物もいらない。何もとらわれない。東京こそが万博なのである。歴史は京都で、一度見たら終わり。ディズニーランドの成功がリピーターにあるように、リピーターをいかにとらえられるか、が観光立国のポイント。浮遊都市東京は常に新しいスタイルを提案し続けるのだ。
・ハイブリッド日本人
①ひとつのことにとらわれず、可能であるふたつのことを並行して進めるやわらかい発想
②組み合わせ可能なものを探す、または上手い職業の人を評価し、まねる
③実際になにかを組み合わせると楽しいだろう、ということを自分なりにためす
④マルチメディアスペシャリストを目指し、2つ以上の分野でスペシャリストになるためにはどうすればよいか徹底的に挑戦すること
⑤生活時間帯を見直し、住む時間を見直し、職業を見直し、自分なりのバランスポイントを早急に探しだすこと
→結果
①地震やテロ、経済危機に直面しても、現在の仕事以外の収入可能性がある
②自分の可能性や楽しみが倍増する
③生活をかえることで、発想が全く新しくなる
・僕にとって挑戦は日常なのだ
・自由であるからこそ自分に厳しく、だれよりも人にやさしくなければならない
・クリエイティブは自由であり、場所も人も選ばない。母の茶道は、僕にそのことを教えてくれたのだと思う
・なぜ旅にでるのか?それはとにかくヤバイ人や、ヤバイものに出会いたいと思っている事が挙げられる。知っているだけではダメで、その人や作品に会いに行く。そしてアタマの中がぶっ飛ばされて、その刺激と勢いで帰って作品作りをする。
・僕のお小遣いの使い道の95%は、テクノロジーとコンテンツだ。
・僕の仕事はテクノロジーを駆使したコンテンツ作りだ。いっぱいInputすると、アウトプットも上がる。アイデアに困ったらいっぱいInputすればよい。とにかくあちこちに行く、自分の目でいろいろ見る。色々な人達と真剣にかつ楽しくはなす。そしてとにかく作る。駄作も沢山できる、ただひたすら作るのである
・優秀なクリエイターは優秀なビジネスマンでなければならない
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Posted by ブクログ
ネタバレ高城剛の「時代を生きる力」を読んで、21世紀の生き方の提案が面白かったのでまとめてる
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まず、ライフスタイルをできるだけ分散する
それから、水・食料、エネルギー、外交、医療、娯楽、宗教、哲学、自然に関しては、個人で入手する手段を確保することや、信頼できる親友と共有することをめざす。
ライフスタイルの分散については、
住む場所や仕事も2地点以上で2つ以上の仕事をすることを目指ざす。
定義としては、
1、ひとつのことにこだわりすぎず、可能性のあるふたつの事を並行して進める柔らかい発想を持つこと
2、組み合わせ可能なものを探したり、組み合わせるのがうまい職業の人を、評価し、観察し、まねてみること
3、実際に、何と何とを組み合わせると可能性や楽しみが広がるかを、自分なりに試してみること。
4、マルチスペシャリストを目指し、ふたつ以上の分野でスペシャリストになるためにはどうすればいいか徹底的に挑戦すること。
5、生活時間帯を見直し、住む場所を見直し、自分なりのバランスポイントを早急に探しだすこと。
水・食料について
食べる量を減らす。1日2食で充分な生活にしてみる。
自分で食料を作ってみるか、自分の目の届く範囲の場所から入手してみる。
水も自分で汲んでみる。汲める場所を探すか確保する。
ソ連時代のダーチャを参考にしてみる。
エネルギーについて
小さなソーラーパネルからはじめて、中型のものや軍用品を試してみる。
蓄電と放電の感覚を実感してみることが大切。
次に、信頼できる仲間と中型発電を試してみる。
ソーラー以外にコージェネや水力、風力発電も考えてみる。
ゆくゆくは「オーガニックシェルター」を目指す。
外交について
海外に友人を増やしておくことや、移住の可能性も早めに検討しておく。
英語とコンピュータの知識をつける。
英語はフィリピンのマンツーマンの英会話レッスンがコストパフォーマンスが良い
コンピュータは例えば写真のフォトレタッチなどは根気入るが英語力などはあまり必要ない。
どこでも働いて、どこでも生き抜くという気骨が大切。
医療について
自分の体質を徹底的に知ること。健康管理と可能な限りの予防。身体と医学の最低限の知識を持つこと。
緊急時に対応できる最新のテクノロジー医療と、予防、根幹医療の太古からの代替医療のハイブリッドを目指す。
娯楽について
緊張感の続く時代は「娯楽」が大切。
自分にとっての娯楽な何か?をとことんやってみる。
ドキュメンタリーや史実に基づいた物語は流行りそう。
宗教、哲学、自然について
時代は宗教や哲学など精神的なものに注目が集まっている。
そういった中で大切にするべきことは、「畏敬の念をもって、自然を大切にすること」だと思う
「自然とは何か?」を深く考えることが日本の次の産業の光になる。
太陰太陽暦を使ってみるのもいいね。
21世紀の生き方について
一番大切なことは、変化を恐れないこころと決断のスピード。
自分の直感力を信じて、個人でしっかりとしたビジョンを持つこと。
物や仕組みなどの他者に依存しないためにも、徹底的に自己との対話をしなければならない。
自分が本当にしたいことは何なのか?
自分にとって本当に大切なものは何なのか?
そして、自分とは何なのか?
をいかに早くどこまで追求できるか?が大切。
自分の物語を迷わず進むためにも、徹底的な自己との対話が大切。
ちゃんと向きあえていれば、その中から、必ず解答がみつかる。
他人に誤解されることを恐れず、すべての人に理解されようと思わないこと。
一刻も早く「出る杭になる」個人の自由と責任を各々が取り戻すこと。
そして、依存せず確立した個を持ち、その上で信頼に足る仲間を増やす。
本当のご縁を見逃さないためにも、自分としっかり対話できているかが問われる。
「つながる」のは他者ではなく、自分の心である。
ハイブリッドなライフスタイル、ふたつの場所、ふたつの職業、ふたつの考え方を目指す。
何があっても柔軟に生きられるように、コンパクトに生きる。
俯瞰的に世界の中の自分のポジションを見直すと、個人、共有された個人、家族や小さな集団、地域、国家、提携国家、世界という複数のレイヤーに分かれていて、そのレイヤーを素早く行き来して生きていかねばならない事がわかる。
そしてそれらのレイヤーは、デジタル形成されることもあるし、移動することもあるし、平行する場合もあるし、ゆるやかな提携のような場合もある。
このレイヤーが多ければ多いほど、リスクは減り、楽しくなる。
変化の時代に、誰よりも素早く大胆に変わること。変化に受動ではなく能動的で、挑戦的かつ楽しく柔軟であること。
このような生活はハイブリッドで多面的になる。20世紀に分断されていた頭と心、右脳と左脳を統合すること。
なぜなら、今の社会はどこか間違っている、と思っていたも、その隙間をごまかすために、物欲などで満たしてきて、右脳と左脳を分断していた。
心や直感のようなものと、頭で考えぬいた効率性の追求の狭間を、物欲や適当な娯楽、本当はいらない情報などで埋めてごまかしていた。
今後の社会はこのふたつの衝突がますます激しくなる。
だから個人は、右でも左でもなく、この統合こそ21世紀を生き抜く鍵がある。
外的なものは、分散を得て共有へ。
内的なものは、統合されるべき。
20世紀の自分と決別して。
それが21世紀の生き方。