高城剛のレビュー一覧
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沢尻エリカさんと結婚していたことで知られるハイパーメディアクリエイター高城剛さんが日本人の英語力を憂い、英語力を上げるためのフィリピン留学やオンライン英会話に関して自費で調査して書いた書籍。
前半は日本人の英語力の低さと韓国人の英語力の高さを歴史を含めて比較して伝えている。
後半はオンライン英会話とフィリピン留学に関する具体的な学校名を含んだレビュー。
個人的に気になったのはカランメソッドという英語の問に対し、すぐに英語で返すというメソッド。
通常の4分の1のスピードで学習が可能とのことなので今後注目してみようと思う。
フィリピン留学に興味があり具体的に動く人には情報満載の良い本。 -
Posted by ブクログ
題材的には2016年12月の現在、とてもホットな話題だと思います。
高城剛はドローンの本の時にも思いましたが、自分の足で取材しながら執筆している姿勢が高感度及び好感度が高いです。簡単に言うと信頼出来るというやつです。
日本のカジノプランは、大分前から出ては消えを幾度も繰り返していますが、
それを飛び越えて綿密なプランを立てたシンガポールの躍進について、とても詳しく書かれていて、特段カジノもIRも興味が無い自分でも、面白く読み進めてしまいました。
また、IR全般についても成功した地域だけではなく、失敗した地域についても考察を述べている部分が面白かったです。
良く思うんですが、日本も観光庁が設 -
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イノベーションの明るい話。
未来を予測するにはその分過去を振り返ることだと個人的に思っていて、本書でも過去のイノベーションの流れを随所差し込んでいるから、ドローン関係なく読んでいて楽しい。
不景気のアメリカはハードウェアを諦めソフトウェアに専念した。ドローンはハードウェアであり、アメリカは人工知能に焦点を当てていくだろうとのこと。確かに最近アメリカからはAIのニュースが多い。
非物質の世界であるインターネットの分野が急成長して、急ピッチでモノのデジタル化が進んできた。このドローンの出現により、インターネットのモノ化(意外としっくりこない言葉)などの新しい流れを示唆している。「愛する人に花を -
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良書です。ドローンについては、最近書籍を色々目にする機会が増えてきました。ドローンって何?知りたい。と思っていても、ラジコンとかメカ系の話ばかりだと食傷気味という人でも読みやすい構成になっています。
実際、メカ音痴の私でも良いペースで読み進める事が出来ました。きっと、技術的な話とドローンを取り巻く環境の話が整理されていたのが、読みやすく感じた要因だったと思います。
また、3大ドローンメーカー,DJI,パロット,3Dロボティクスについて、著者自身が足を使って取材して書いている所も好感が持てました。日本の雑誌だと東洋経済でDJIの創業者にインタビューしている記事を見かけた程度だったので、実際にドロ -
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お金さえ払えば手に入る「高級車」や、限定的な「情報」について人前で自慢げに話す行為は、成熟した社会では恥ずかしい行為である。いくらお金を払っても、そう簡単には獲得できない教養や知識に裏支えされた会話こそが、その人の信頼につながるのは、情報を簡単に回覧出来る時代に、ますます価値が高くなるだろう。
よく、インターネットおよび大情報時代における「情報」とのつきあい方について問われることがあるが、インターネットの本質を理解している者なら、回答に困ることはない。インターネットの利得は、個人的なアップロード力にかかっており、結果的に良い情報を数多くアップロードしたものに、良い情報が数多く集まる仕組みにな -
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ソビエト連邦崩壊、アジア通貨危機、リーマンショック後のEU、デフォルトの常連であるアルゼンチン、そして米国の未来を垣間見るデトロイトなどの破綻もしくは破綻危機をその背景から現地での市井の人々の生活までを描く、もしもに備えて一度は読んでおきたい一冊です。もちろんもしもは起きない方が良いですが^^;
あとがきに「松方デフレ」再検証とあり、知らなかったのでとても興味深く読んだ。これは明治時代に起こったことで、赤字財政を埋めるために大量の紙幣を増刷し、その結果として急激なインフレが発生し、それを押さえ込むために執った政策がこの「松方デフレ」だ。それは暴騰した米を暴落させ、自作農は地租を払えず小作農に -
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元ネタは有料メルマガQ&Aベースの自費出版本で、黒と白があって、それをあわせたからグレー、なのだそうで。黒や白のほうがラジカルらしいですが、そちらは未読です。
僕は決して著者のファンというわけではありません。むしろ昔はちょっと胡散臭くて嫌いなほうだったのだけど、スペインの食の話を書いた本を読んで印象がぜんぜんかわりました。世の中では、もしかすると誤解している人もまだまだ多いのではないでしょうか。だとするともったいない。
Q&Aにはセンスというか、視点がモロに出ます。
この本でもライトなQも多いし(ノマドワーカーに適した下着教えてとか)、決してとっつきはハードではな -
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2008 11 リーマン・ショック ポンド円の為替相場一年で半分 ロンドン 質素なくらしに目覚めた
2009 スペイン 不動産バブル崩壊
ギリシャ ユーロ危機 ごみ処理されず、地下鉄動かず
世界の債務不履行国のリストあり
日本 1946-52 国内債務
ソ連 1989 財政赤字 債券市場がないので紙幣の増刷で補う ルーブルの信頼性低下
朝100円のパンが夕方500円
ダーチャ 家庭菜園付きの別荘で凌ぐ
1991/1/22 50/100ルーブル紙幣を無効とし、向こう3ヶ月に限り一人1000ルーブルまで少額紙幣または新紙幣に交換できるという大統領令
1992年のインフレ率2510%
1991