高城剛のレビュー一覧
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[ 内容 ]
ヤバいとはvery badとvary coolのWミーニング。
世界各地を飛び回る著者が、情報最先端の事象を紹介しつつ日本人の知らない日本と日本人を論じる。
世界から取り残されてしまったIT戦略をこのままにしていいのか?
国家ブランド戦略をきちんと立てなくていいのか?
日本が世界に広めたハイブリッド車のように、異なる要素を組み合わせて新しいスタイルを創ろう、それこそが日本人の得意分野で、世界から「クールでヤバい」と評価されるはずじゃないか?
日本への憂慮と愛が溢れる、元気の出る本。
今後10年間のデジタル社会の変化を予言する書でもある。
[ 目次 ]
第1章 ITとデジタルの終 -
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高城さんのブログをよくチェックする。
なんだか時代の最先端を行くような人だという思いがあって、
彼の日常や思想をのぞくことはとても楽しい。
日ごろから彼自身が批判している「紙」媒体。
なぜ、この人、本を出すんだろうと気になって手にとってみた。
この本を読んでの印象は、
「ああ、学生のとき、こういうこと言う奴いたなあ」というもの。
具体的にはわからないけど、世界って変わるんだよっ!!
そのきっかけは、自分の興味のあるものなんだと、
そしてこの分野には周囲のほとんどの人は気づいていないという自惚れ。
いや、これ、けっこう「みんな」が考えてるんじゃないの?
ということを、こう堂々と「オレだ -
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日本人はかつてコピーが得意だったが、今は中国人に持って行かれてしまっていること、
クリエイティビティとはコピーしたものの組み合わせによってできているから
たくさん経験することによってコピー×想像・創造ができることを思い出させてくれる。
英国や地方のブランディングの実例やスピードあるリラックスの提案もされている。
これから必要とされるのはスタイルの提案。まさに組み合わせでできるものであり、
ケイタイを2台別用途で使いこなしたり、テレビ中にテレビのみに集中しているのでがなく、
PCで情報交換したり…と言った日本人ならでは作り出せるスタイルに注目している。
SNSやメールで見られる一般個人の表現 -
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▼メモ
・大切なのは、ITではなく、コミュニケーションや価値観の変化、ライフスタイルの変貌だ(9)
・僕は、テレビを数年前にやめた。(21)
・本当にいい情報はメールできても、WEBで見られるようなところには載っていない(23)
・インターネットの本質とは技術的約束事なのである(29)
・ポップとは「カット&ペースト」(56)
・どんな大ヒット・コンテンツより、彼氏からのメールのほうがすばらしい(74)
・不景気になったり戦争が起こると、アートが流行る(80)
・韓国はITではなく、CT(カルチャーテクノロジー)を国家をあげてプッシュしている(82)
・ブランド形成の5ステップ
1) -
Posted by ブクログ
ご本人としては相当いろいろなことを実践・研究されていることがうかがえる一冊でしたが、ここまでやろうとすると相当なお金がかかりそうで、一般庶民がどこまで取り入れることができるか…、ちょっと疑問が残りました(食べ物を選ぶくらいが関の山かな、と)。
現在の主流となっている医学的見地から外れるものもあるようで、最先端というべきか、それとも似非なのか、おそら前者なのでしょうけれども、個人的には後者の線である可能性も少しはあるのかも、と勘繰ってしまいます…。
一方で、「主流となっている医学的見地」にもとづく治療では改善・回復が望めないケースもそれなりにありそうなことはわかりました。正しい知見が周知・共 -
Posted by ブクログ
後半は特に荒唐無稽なのに、なぜかものすごく説得力があると感じた。
世界中を飛び回って、実際に目で見て、人に会い、文化に触れて、という著者だからこそ見える世界。
これからの社会が大きく変化していくことを、より実感を持って感じられるのではないだろうか。
普通の人が普段の生活をしているだけでは、これらのことを感じることはなかなか出来ないだろう。
最先端の著者の感覚を、読者に伝えるのは非常に難しいはずだ。
だからこそ丁寧に丁寧に、根拠となるデータ類を示しながら読者に伝えていく。
荒唐無稽でも説得力があるのはそのためか、と感じてしまった。
著者が得意なAIとかロボットとか、最新テックの話は最終章のみ。
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Posted by ブクログ
統合型リゾート、IR
似て非なるもの
2020年代、四国の1.5倍の人口減
リスクテイカー、リスクをとって勝負する
シンガポールはIR成功例
世界7位のGDP
IR、カジノプラスホテル、レストラン、ショッピングモール。
家族連れを呼ぶ
ギャンブル依存症になれば立ち入り禁止に
ジャンケットという仲介人が金の流れを不透明に
マリーナベイサンズ、シンガポールのIR
統合型リゾート、一つが赤字でも問題ない
1万人いても待たされない食事、エスカレーターの上下専用
VIPには高待遇
プライベートジェット、顔を見られない
日本人だけが英語を話せない
自国民を守り、外人を相手にする
マルチランゲージ国家
国土