【感想・ネタバレ】空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制すのレビュー

あらすじ

2015年、どちらかというと悪い意味で世の中の注目を集めた「ドローン」。ドローンとは、無人操縦できる小型航空機です。性能は「空飛ぶスマートフォン」と言えるほど高機能に進化し、すさまじいスピードで日常生活の中に入りつつあります。世界各国で、日本で、ドローンを使用した配送実験や実用化がはじまっています。5年先、10年先のビジネスは、「空飛ぶロボット」、ドローンなしでは考えられません。ドローンを制する者は、世界を制することが可能になる、と言っても過言ではないのです。そして、その覇権をめぐって、アメリカ、中国、フランスのメーカーが激しく競い合っています。ドローンの覇権を握るのは、いったいどの国なのでしょうか? なぜ、日本から世界に通用するドローンが生まれなかったのでしょう? 今後、日本がドローン覇権をめぐる戦いの中で、生き残る道はあるのでしょうか? ドローンが導く、目前に迫った未来を解き明かす注目の一冊です!!

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Posted by ブクログ

スマートフォンの次はドローンだ。これから10年以内に、僕らの頭上を当たり前のようにドローンが飛ぶようになる日がやってくると著者は言う。地上に残された最後のフロンティア、地上61〜122メートルの空間をドローンに開放すれば、世の中に革命が起きるだろうと。

ドローンが普及し進化していくと、インターネットのモノ化が始まる。モノのインターネット化という言葉は聞いたことがある人も多いと思うが、インターネットのモノ化とはどういうことだろうか。この本を読んで知ってほしい。

なんとなくドローンという単語は知っている人がほとんどだろう。このドローンがそう遠くない未来に、僕らの生活を激変させる。手に持っているスマートフォンが、10年前に世の中を変えるとは思わなかったように、次の10年で当たり前のようにドローンが生活に溶け込んでいくはずだ。

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2016年03月28日

Posted by ブクログ

DJIがいかなる会社なのか、というのがリアルに感じられた。確かに日本のメーカーから出してないのは変だよね。

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2017年10月05日

Posted by ブクログ

ドローン本、かつ高城本。

ドローンの生の情報に溢れた一冊であり、変な解説本よりも良いと思う。

高城本らしく、内容は薄いが未来のエッセンスはちりばめられていると感じた。
「インターネットのモノ化」の概念は重要と思った。

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2016年11月21日

Posted by ブクログ

イノベーションの明るい話。
未来を予測するにはその分過去を振り返ることだと個人的に思っていて、本書でも過去のイノベーションの流れを随所差し込んでいるから、ドローン関係なく読んでいて楽しい。

不景気のアメリカはハードウェアを諦めソフトウェアに専念した。ドローンはハードウェアであり、アメリカは人工知能に焦点を当てていくだろうとのこと。確かに最近アメリカからはAIのニュースが多い。

非物質の世界であるインターネットの分野が急成長して、急ピッチでモノのデジタル化が進んできた。このドローンの出現により、インターネットのモノ化(意外としっくりこない言葉)などの新しい流れを示唆している。「愛する人に花を贈ったり」というロマンチックな言い方がよかったw

ハードウェアをアップデートする中国。この感覚は斬新だと思った。日本は100〜120%に高めて販売するので開発スピード落ちる。クオリティは後付けて高められるから先陣を切ることが大事。スピード豊かな開発には独裁体制の方が向いてるのだろう。

今回キーワードは、
「保守的で既得権益に溺れた権力の行き届く場所ではイノベーションは起きない。」

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2016年05月07日

Posted by ブクログ

良書です。ドローンについては、最近書籍を色々目にする機会が増えてきました。ドローンって何?知りたい。と思っていても、ラジコンとかメカ系の話ばかりだと食傷気味という人でも読みやすい構成になっています。
実際、メカ音痴の私でも良いペースで読み進める事が出来ました。きっと、技術的な話とドローンを取り巻く環境の話が整理されていたのが、読みやすく感じた要因だったと思います。
また、3大ドローンメーカー,DJI,パロット,3Dロボティクスについて、著者自身が足を使って取材して書いている所も好感が持てました。日本の雑誌だと東洋経済でDJIの創業者にインタビューしている記事を見かけた程度だったので、実際にドローンを作り、操作し、メーカーのトップ達と会って話を聞いているので、上っ面をなぞっただけの易い取材ではなく、噛み砕いた感があるのが読み進めていて、心地良かったです。

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2016年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前書きかどこかに書いてあったけど、タイトルが有名なあの本のオマージュってことで目についたのとドローンは前々から興味があったので買ってみた。
内容的にはまぁ普通でしたが、この人は(何となくチャラそうに見えるけど)ちゃんと自分の意見を表現しているし、こういった新しいものへの嗅覚は凄いなと思いますね。
台でいいからドローン欲しいなぁw。

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2023年02月07日

Posted by ブクログ

MaaSの本を読んでいるうちにドローンにも興味が派生したので、ネットの評価が高いこの本をとりあえず購入。なぜドローンがこれから革命を起こすのか著者の展望や考えは面白いが、なにぶん2016年時点での目線なのでやや情報が古く、量的にも物足りないと感じた。読みやすさはあるのでドローン入門書としては良いと思う。

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2020年06月09日

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