香月美夜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレヲタがオフ会で推しを語りつくす・・・そんな楽しみを字柘植させる短編集、本編で登場人物にスポットライトが当たらなくても、その瞬間に、その人のこだわりのマイワールドが展開している筈、いやしている!
視点も希少価値のある人が選ばれているハルトムートは決して万能ではなく、カルラも参加させたいし、レティーシアぐらいの特殊な環境下で果たして何を感じ考えていたのか興味深い、ハイスヒッツェにも思考能力があるんだ、アドルフィーネは強い交渉力の貴族様だし、トラオクヴァールの凝り固まった思考方法に一筋の光明が差込みほっとしたりする・・・短編集はええなぁ -
ネタバレ 購入済み
フェルディナンド激怒シーン
がとっても多かった笑
ヴィルフリートも甘ちゃんだけど周りの側近がダメダメですね。そしてジル様も初登場の破天荒自由人領主みたいなイメージからちょっと凡人みたいな印象に私の中ではなってるけど、作画の人の違いなのかな。
この作品は一部〜四部で並行して読んでるけど、三部に変わったところでローゼマインの健康診断とかユレーヴェ作らないといけない理由とかがすごくあっさり?終わってしまい残念。
原作未読だから原作はどうかわからないけど、、
でも四部を見ると、この三部で白の塔事件やローゼマイン瀕死の事件があるんだよね?なんだかずっとヴィルフリートの嫉妬や甘えをやってる気がしてちょっとうんざりして来たんだけど -
Posted by ブクログ
ネタバレKU。
香月美夜著『本好きの下剋上 第二部 神殿の巫女見習いⅠ』は、第一部で描かれた「本を作る」というシンプルかつ情熱的な目的から一歩踏み出し、舞台を神殿へと移すことで、物語により深い厚みを与えている。確かに、本来の目的である書物づくりの試行錯誤からはやや逸脱し、社会制度や権力構造との駆け引きへと軸が移った印象を受ける。しかしながら、この逸脱は単なる脱線ではなく、マインという少女の行動がいかに多層的な意味を持ち、周囲の人間関係や社会を巻き込みながら拡張していくかを浮き彫りにする仕掛けとなっている。
神殿における孤児院の改革、側仕えとの信頼関係の構築、そして権威を象徴する神官長との対話。その -
購入済み
大人買い
原作は読んでないけど、値引きキャンペーンを機に一部二部は全部読んじゃった!一部ではマインの本しか考えてない、本当に前世で成人したのか?って勝手な部分がちょっとイライラしてたけど、長く読んでるとこういう人だと慣れてきた。
三部は無料だけ読んで考え中ですが、四部は貴族院でのやり取りなどなど面白くて一番好みです。ヴィルフリートはローゼマインの側近からなんとなくイラつかれてるのね、この後またやらかすのかな?? -
無料版購入済み
先まで知って読み返してみると、下剋上というタイトルどおりここからずい分遠くまで行けたものだと思います。予想外の出世の仕方。そのスピードもすごい。
1部ではマインの心情に寄り添うより(気持ちはわかるんだけどもーと)、周りもたいへんだよねぇの思いも強かった・・。それが成長して家族への思いの切なさなどが加わっていくと、もっと入り込んで同情するようになっていきましたね。 -
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ネタバレ 無料版購入済み
今回もマイン前世の知識を有用に活用し過ぎでした。コミカルな描写があちこちにあって笑えるのですが、読み通してみて後まで残るのはルッツに向けて磁石のように惹きつけられるマインの姿だったかなぁ(寂しいの我慢してるんだなぁと)。お屋敷のおかえりなさいの挨拶に家族を思い出す一コマの挿入にもぐっと来た。