香月美夜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレそうそう。これ、これが読みたかった。
貴族院二年生で何が起こるかとワクワクしていましたが、シュタープを神具に換え、水鉄砲を模した新たな飛び道具を作り、ターニスベファレン討伐のため祝福を行い、第二王子のみならず第三王子とも親睦を深め、再び王族の前で昏倒。こちらの期待に十二分に応えてくれる騒動をローゼマインは巻き起こしてくれました。
そして、この騒動を報告書で知ることとなる、ジルヴェスター、カルステッド、フェルディナンドの三人。すべてが面白い。
しかし、貴族院に居るはずのないターニスベファレンが出没したことにローゼマインが関わっているような嫌疑が上がるとは、不穏なところで終わるな。続きが待ち遠しい -
Posted by ブクログ
やっと連続刊行の最新刊に追いつきました!(笑)
外伝だけで1冊分という、超超超待ちわびていた1冊。本編はローゼマイン視点のみなので、彼女から見た物語の、裏側を知ることができて嬉しい。
こうやって外伝を読んでいて思うのは、登場人物1人1人のキャラクタ設定がしっかりしているということ。作者の香月美夜さんの脳みその中の創造力の緻密さよ! 異世界転生してしまったローゼマインが引き起こす様々なドタバタが、どれだけその世界の常識から外れているのか、というのを、ローゼマイン以外の視点から記述してくれるとよく分かる。なんと素晴らしい外伝集!
そして、椎名優先生のキャラクタデザインが素敵。本編ではあまりス -
Posted by ブクログ
本好きの下剋上第四部の4巻。
ストーリーはweb掲載版を読んでいるので全部知っているのだけれど、加筆&新SSが読めるので毎回購入。
内容は、貴族院の1年目が終わってからの領主会議〜春の祈念式ぐらいまで。
追加のストーリーとして、ヴィルフリート視点での婚約についてや、ギーべ・ハルデンツェル視点での祈念式後のかるステッドとの会話、ギュンター視点での劇的ビフォーアフターの前後など。
主人公のローゼマイン視点の物語だけでなく、周りの登場人物たちからの視点で見ることによって、物語の緻密さがわかってくるのが面白い。
さ、やっと、ここまで読めたから、最新刊の貴族院外伝が読めるぞー! さらにいろんな人 -
Posted by ブクログ
ちょっと遅くなりましたが読み終わりました。続巻も購入済み。
これドラマCDがついているんでしたっけ。なので、紙の書籍で購入。すでに知っている話だし、イラストページだけをざっと見て、あとで読もう〜と積んでおいたら、あっという間に数ヶ月。電車での移動中や、カフェで本を読むことが多いので、紙の書籍だとついつい後回しに…。
web版ですでに読んでいる話だけれど、加筆されていたり、別の登場人物視点のショートストーリーが付け加えられているので、新しく知ることもたくさんあって面白かった。
予約特典でついてきたフィリーネ視点のSS(これは購入直後に読んでましたが)には感動しました。彼女には彼が凛々しい騎 -
購入済み
ふぁんぶっく以上にファンブック
書籍版を一度読んだのみではピンとこないであろう話も多く、
Web版含め何度か通読しているファン向け。
そういったファンにとっては複数視点の面白さが存分に発揮されており、二年次以降も外伝が楽しみ。 -
購入済み
壮絶な とは言いすぎ??
転生した女性にはチート能力がなく生きているのがぎりぎりというところからスタートです。この物語の結末は知りませんが、豊臣秀吉のような爽快な下克上を期待させられるくらい、したっぱからのスタートです。ある意味、壮絶な人生を描いた作品だと思っています。
これから読む方もきたいしててくださいなw -
購入済み
全ては本のために。
22歳女子大学生は異世界の貧民虚弱幼女に転生する。
両親の愛情と友人に恵まれて、前世の記憶を元に異世界でもの作って売って、ひたすら金儲けと本づくり。
最初は魔法が有るか無いかも生活環境の影響で、主人公や読者にも解らずに、少しづつ世界の理解が深まってゆく。
貧民の生活や世界観も中世ヨーロッパを参考に詳しく書いていて、そこに惹かれました。
料理や衣装、裁縫も詳しく、かわいいがいっぱいで、少女漫画のような印象も。
男には書けない物語かもね。
金儲けと成長物語が面白く無い訳が無い。
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購入済み
面白い
よくある異世界転生物だが、ありきたりのラノベのような薄っぺらい物語ではない。
この本を読めば、主人公のマインのように本好きになってしまうこと間違いなし。